８月27日（日）に一般社団法人 茨城県聴覚障害者協会主催の「ろう教育フォーラム2023」に参加してきました。フォーラムでは、鳥取県きこえない・きこえにくい子どものサポートセンター『きき』センター長の石橋大吾氏の講演がありました。石橋氏は、子供たち一人一人のきこえの状況に応じたきめ細やかな支援をめざしており、最終的に共生社会の実現を理念として活動されております。聾学校の役割にも理解と期待を持っていただいている様子がよく分かりました。その期待に応えられるよう、私も教育活動の充実に尽力していこうと思った一日でした。
８月４日（金）に、通級・教育相談中高生を対象に交流会を実施しました。
亜細亜大学 橋本一郎先生をお招きし「聞こえないセンパイの姿を覗いてみよう」というテーマでお話して頂きました。
参加者からは、
「自分の聴こえをきちんと受け入れ、どんな支援が必要かを考えて自分で行動に移せることが大切だと思った。」等の感想がありました。
７月27日（木）に、通級・教育相談児童を対象とした交流会を実施しました。
小学４～６年生の会では通級生を対象としたアンケート結果の報告や、わり箸鉄砲で射的ゲームを行いました。小学１～３年生の会では、チーム対抗で４つのゲームを行い、盛り上がりました。
保護者講座では、元通級生と保護者から、学校生活で受けてきた配慮や、円滑な人間関係を築くためのポイント等のお話を聞きました。
夏休みは、部活動の大会等も行われることから中学部・高等部の生徒は、それぞれの部のスケジュールで登校しています。部活動の活動時間は午前中には終了しますが、遠方から登校する生徒も多いことから、午後には学習相談等を行っていることが多いようです。中学部生は、夏休みの課題で不明な点を教員に確認したり、自分の不得意科目を学習したりしていました。また、高等部生は進路に関係した内容が多く、受験科目の学習や就職のためにエントリーシートを作成するなどしていました。夏休みでも無駄に過ごすことなく、意味のある日々を過ごしているようです。
【中学部の様子】
【高等部の様子】
明日11日～20日まで本校は学校休業日となります。台風が接近しているという情報もありますことから、校内の見廻りを行いました。夏季休業中ということで、教室前やベランダも整理されている状況でした。暑い夏にも関わらず、校内に植えられた草花は元気に過ごしているようです。台風の影響がないことを祈っています。
