6月2日(日)に第66回水戸聾学校同窓会定期総会に出席しました。50名ほどの同窓生が集まり、定期総会の後には、韓国人のイム・サヒョン氏による講演がありました。サヒョン氏は日本語も堪能であり、巧みな表現力で日本と韓国の違い、特に聾学校や聴覚障害者に関わる制度や文化についてお話してくださいました。教育や文化にはその国の国民性も大きく関係しますが、非常に興味深いお話が聞けました。同窓会の皆さんは学校のことをとても気にかけてくださっており、大変嬉しく思いました。
8月4日(金)に、通級・教育相談中高生を対象に交流会を実施しました。
亜細亜大学 橋本一郎先生をお招きし「聞こえないセンパイの姿を覗いてみよう」というテーマでお話して頂きました。
参加者からは、
「自分の聴こえをきちんと受け入れ、どんな支援が必要かを考えて自分で行動に移せることが大切だと思った。」等の感想がありました。
7月27日(木)に、通級・教育相談児童を対象とした交流会を実施しました。
小学4~6年生の会では通級生を対象としたアンケート結果の報告や、わり箸鉄砲で射的ゲームを行いました。小学1~3年生の会では、チーム対抗で4つのゲームを行い、盛り上がりました。
保護者講座では、元通級生と保護者から、学校生活で受けてきた配慮や、円滑な人間関係を築くためのポイント等のお話を聞きました。
8/3(水)に亜細亜大学 橋本一郎先生と難聴の方をゲストにお招きし、通級・教育相談児童生徒及び保護者対象の交流会を行いました。交流会の様子は、他校の先生方にもオンラインで視聴していただきました。
「朝はどのように起きるのか」という質問に対しては、「振動の目覚まし時計や腕時計を使っている」というお答えをいただきました。参加者からは、今後、振動の目覚まし時計や腕時計を購入して、自分で起きられるようにしたいという声がきかれました。
小学1~5年生の通級児童を対象にレクレーション交流および保護者講座を実施しました。
交流会では、2つのチームに分かれてボール運び、風船バレー、チャレンジ宝探し等様々なレクレーションをしました。活動を通してお互いの名前を呼び合いながら自然に応援したり、和気あいあいとした交流会になりました。
子供たちが交流を深めている間、保護者の方は「保護者講座」に参加していただきました。
本校の聴覚障害教員からは、当事者の立場から難聴のお子さんを理解し支援するためのヒントをお話しました。大切な3つの支援「すり合わせ」「積み重ね」「逃げ道」は、参加されたみなさんそれぞれの胸に刻まれたようでした。