本日、筑波技術大学白澤真弓先生をお招きして、令和7年度関東地区聾教育研究会寄宿舎研究協議会に向けた研修を実施しました。日頃から、聴覚に障害のある学生支援に携われている豊富な知見から、生徒が適切な支援を受けるためには、「自ら意思表明できる力を育てる」ことが重要であり、その具体的な支援の在り方についてお話しいただきました。寄宿舎だけでなく、学校の学習活動においても大変参考になるお話しでした。夏休みになり、研修等の時間を確保できるようになりました。この研修会に限らず、個人で研修に参加している方も大勢います。研修の成果を2学期から児童生徒支援に生かしてくださると思っています。
7月26日・27日に関東聾学校バレーボール大会が東京都調布市にある武蔵野の森総合スポーツプラザにて実施されています。この施設は東京オリンピック・パラリンピックの会場としても使用された素晴らしい施設です。本校のバレーボール部は、念願の1勝をめざして予選リーグに出場しました。結果、3チームの予選リーグを1勝1敗で2位となり、決勝トーナメントに進むことができました。久しぶりの決勝トーナメント進出に生徒だけでなく、保護者も先生方も大変喜んでいました。生徒の頑張りが印象的でした。最終的な結果は後日、バレーボール部から報告があります。
夏季休業日に入って初日に、小学部と中学部では緊急時対応訓練を実施しました。それぞれの部で起こりうる可能性のある事案を想定し、その対応を訓練しました。緊急時の対応の流れを理解するにはとても良い訓練と思います。しかし、実際には想定外の事態もあります。基本を抑えつつも臨機応変な対応が求められるでしょう。どのようなときにも「命」を最優先した対応を心がけていきたいと思います。
【小学部:中庭で遊んでいて児童が衝突。転倒し頭部を強打する】
【中学部:給食の食管を運んでいるときに、階段を踏み外して転倒、頭部を強打する】
1学期の終わりに食堂・プレイルーム・玄関・浴室の大掃除を行いました。みんなで協力して隅々まできれ
いにし、気持ちもスッキリです。夏休み、家でも片付けや掃除などするのもいいですね。
高等部では、夏休みを前に茨城県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の方を講師としてお招きし、情報モラル講座を実施しました。インターネットが生活の一部として使われている現在では、ネットを使った犯罪も益々巧妙化しています。また、生徒達にとって身近なSNSも使い方によっては、大きなトラブルに巻き込まれることがあります。非常に有意義な講義だったと思います。生徒達には、講義の内容を十分に理解し、実践できるようにしてほしいと思います。