ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

去年の思い出 富士山の麓で・・・

2024年03月05日 | キャンプ アウトドア

去年、チチも私も膝を痛めて動けない

特に私は、膝を固定して動けなかった期間があり

膝の動きが極端に悪く、曲がったままになっていた

それでも、何か山に関連した過ごし方したいと考え

年末は「富士山を見て過ごそう」と

ふもとっぱらキャンプ場にいった

 

ふもとっぱら←←ここをクリックしてください

富士山にはもう、登れなくても見る事は出来る♪

そう思って、富士山のふもとまで出かけたのだった

 

 

本当は雪原の中からの白い富士山を見たかったけど

今年は雪が少ない

期待外れのキャンプとなったが

それでも、富士山は笑って迎えてくれた

 

 

その時の富士山の姿を思い出に・・・

 

 

日が傾きだした頃・・・ 

キャンプ場にカラスの鳴き声が響きだした

にぎやかにも、空一面を覆う勢いで戻ってきた

ふもとっぱらキャンプ場の近くの森に巣があるようだ

 

 

カラスの声以外はしない・・・

出勤から戻ってきたサラリーマンのように

ある時間が過ぎると 静かさを取り戻すようにカラスの声は消えた

同時に、静かに一日の終わりを迎えた時だった・・・

 

アーベントロート富士

 

赤富士を期待していたが 雪の衣を着ぬ富士山は

アーベントロートの中で染まっていた

 

 

焚き火の中から覗く富士山

 

冷たい空気に包まれながらも見る富士山は

凛としていて素敵だった

 

 

月明かりの柔らかさが優しく包む夜だった・・・

 

 

目覚めの朝もまた、

カラスの起床ラッパの様な声から始まった

 

そしてまた、出勤するかのように 一斉に飛び出して

しばらくカラスの声が響き渡った

 

ふと思った カラスも人間社会のようだった

遅刻して、慌てていくもの

悠然と集団のトップを飛ぶもの

少し道草をするもの

仲良く揃って飛ぶもの

うるさかったけど、見ていて面白いと思った

 

ただ、空中でのトイレはいただけない

頭上からフンが落ちてくるのは困ったものだった・・・

 

 

富士山は動じることなく 静かな朝を迎えていた・・・

 

 

一時の日の出を拝む事ができた

この後、富士山は雲の中に消えて

空から雨を落としてきた・・・

 

幸運というべきことだった

不安定な天候の中、富士の姿をみられ

よき正月を迎える事ができた

 

富士山は私にとってみるだけのお山だけど

見ていても飽きないお山である

 

 

最期までお付き合いありがとうございます