ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

比良の北の端のお山へ・・・地蔵山

2021年12月19日 | 山 近畿 比良山系

2021年12月11日(土曜日)⛅ 朽木大野から蛇谷ヶ峰周遊

 

蛇谷ヶ峰山頂からの続きです

 

 蛇谷ヶ峰山頂南側の尾根

 カワラダケ

 

びっしりと倒木に蔓延っているカワラダケを見つけた

食用にはならないが、抗癌剤クレスチンの原料になるという事で

薬用に用いられるキノコである・・・

 

サルノコシカケ科に分類されていた事もあるが

今はタマチョレイタケ科に分類されている

薬用に使われているが 見る限り

どちらにしても 口に入れようとは思わない

 

そのカワラタケに覆われた目立つ倒木を過ぎて 

地蔵峠を目指して 尾根を下っていく

 

 最初は緩やかな尾根だった

 見晴らしも良かった

 

ガスが幻想的に演出して 雲海が

天空の湖を作っていた

 

 更に歩き易く感じていた

 

しかし・・・

下から 武奈ヶ岳から来たという二人の登山者に出会った

朝4時から行動をしているという

山家の匂いのする二人と 少し言葉を交わした後

下っていくが・・・ここからな下りとなる

 

 急な下りは踏ん張りどころ!

 

暫く延々と下っていく感じだったが

尾根は広くなったり細くなったり・・・

平坦だったり登ったり・・・

小さな変化は往路と同じ

 

 ガスれば迷いそうな広い尾根

 春が楽しみなオオイワカガミの群生

 下って奇妙な倒木が待ち受けて

 小さなピークに着いた!

何処までも広い尾根

 

地図で確認すると 小さなピークに出た辺りが

P702の様だ!

何も印はなく、地図確認だけである

 

 

常緑と落葉樹の狭間の道を過ぎて

小さなアップダウンをしながらっていく

 

 広く綺麗な尾根道

 倒木に阻まれる尾根道

 そして・・・峠の様な尾根

最初の峠 ボボフダ峠 656m

 

南西方面に下る朽木側の道は

踏み跡薄い 標識にも悪路と…!

南東方面に下る畑方面の道は

踏み跡はしっかりと残っている

 

 

ここからでも大野に下れるようだが 

踏み跡の先に不安が残る

今回は地蔵峠まで行く予定である為 

まっすぐ武奈ヶ岳方面へと進む

 

 そのまま直進 尾根歩き!

アラ谷峠 701m

 

と名がついているが 分岐する道を探すが不明

荒谷の谷頭に当たるのだろうか?

登山道としては一直線にしか見えない

 

そのまま尾根を進んで行く

 

 植林と自然林の境目の尾根道

 下ると広い鞍部に標識を見つける

 横谷峠 644m

 標識を確認! ここは四つ辻?

横谷峠 644m

 

見た目は広い鞍部だが、標識を見ると

四つ辻になっているようだ

 

チチが「休もう」という

珍しい・・・膝が痛いのか?

体が慣れていないのか…

感覚を取り戻すのに時間がかかりそうだ

ちょうどよい倒木があったので

腰を据えて休憩をとった

 

とても静かで、山の懐に抱かれるような

優しい気持ちになれるところだった

 

 さて…休憩後は上り返しだ!

モミの木

 

大きな木が多い

その中にもみの木が目立つ 

ここではウラジロモミではなくモミの木がほとんどだった

 

モミの木の名前の由来

・局所的に生育し、風に揉み合うことから→モミノキ

・新芽の数が多いことを意味する 芽が富むから芽富…めとみ→モミ

・新芽の萌黄色が美しいことから モエギ→モミ

・天皇行幸の御座所に多く植えられたため、臣の木…おみのき→モミノキ

などなど諸説あるようだ。

 

 

ブナの木・モミの木 いろいろ混ざり

様々な姿を見せるっ雑木林!

そんな落葉樹と常緑樹の隙間を通って緩く登り返す

 

 広い尾根!ガスが降りてこないのが救い

 尾根まで来ている林道を見る!

 登山道の下に林道が寄り添う

 林道は離れ また上り!

 緩く下っていくと…標識とお地蔵様が…

地蔵峠 770m

 

地蔵峠に着いた!

地蔵峠の傍には 呼び名の通り

小さなお地蔵様が祀られている

 

軽く手を合わせているとチチが

 

地蔵山はすぐそこだから 

ピークをんでおこう!という

山屋の性というべきか

ピークは踏んでおきたくなるのだろう

 

 そのまま真直ぐ ピークを狙う

地蔵山 790m

 

地蔵峠から5分ほどで地蔵山に着いた

 

この時期ならではの展望が開けている

小さなお山のだった

 

リトル比良

 

頂上からはリトル比良

岳山、鳥越峰、岩阿沙利が見えた

 

 地蔵峠に戻り 今度は林道歩き

 ヒジキ滝方面のルート

 

林道から見える黄色いプレート

以前、武奈ヶ岳から地蔵峠経由で下ったときに使った

ヒジキ滝方面のルートだ!

それが、今は登山道が崩壊しており 

通行を遠慮してほしい旨の書き込みが

色いプレートにあった。

(といっても・・・以前歩いた時も

途中から道はなく、急斜面のトラバースに泣いた記憶が・・・)

・・・ってなことで

今回はの作業道で下山することにした!

 

作業道は 地図には無い幾つかの分岐が

できており、そのたびわされる。

 

 どちらに進もう・・・?

 

地図と地形を確認して 進む方向を確認するが

大抵はしくできた作業道と合流する形にはなっていた

 

 こんな分岐もあった

 ここも分岐! 曲がらず素直にみちなり

 

林道を道なりに進んでいくと 開けた視界が閉ざされた

車の通れそうにない林道になり、途中山道との分岐に出るが

林道をそのまま進んで下る・・・と

見落としそうな分岐で 振り返ると離れたところに

ぽつん標識を見る

 

ここが地蔵山登山口だとった

ただ、ここからの登りは ごめん被りたいような

急な登りが待っているようだ

林道を下ってきてよかった・・・と思ってしまった。

 

さらに下って 通行止めの看板を見る!

 

 

一般車両の通行はここまでのようだ!

振り返って見上げれば 林道終点のような峠に見えた

 

落ち葉に埋もれた舗装道路

下って下って・・・

 

 どこまで続く・・・

  やっと林道出会いについた

 ここもまた地蔵山登山口だった

 

トンネルに続く林道にでて 今度は国道を目指す

村井フィッシングセンターの釣り堀を左手に見ながら

下っていくと車の音がはっきりと聞こえてくる

 

国道が見えてきた!

 

村井フィッシングセンター入り口の看板を目にして

国道367号線にでる

 

 国道367号線

 高島市コミュニティ路線バス停「むらい」

 

ここからてくてく30分ほど歩かねばならない

2Kmちょいの距離かな?

 

道に迷うことも 滑落の心配もないが

注意しなければならない!

ラインファルト内をなるべく歩くが狭い

歩道もない!

違う意味で緊張する!

 

緊張しながらも、

しっかりと見つけたフユイチゴの赤い

 

 緊張しながら食べたフユイチゴ

 

甘酸っぱく おいしかった

まさに老秋(青春)の初恋の味?

 

 トイレがみえてきた!

 もうすぐ駐車したところだ!

 

やれやれとほっとしながら歩いていると

~っと黒い影が目の前を走った

 

目で追うと

目の前の電柱にが止まった

 

 

 

電柱に止まって見下ろす鳶の姿は 

やはり鋭くもかっこいい!

 

何を捉えて舞い降りたのかは不明

近くのごみ箱を気にしているのか?

まさか・・・

こちらの様子を見て獲物と思っている・・・?

そんなわけは 絶対ない!

 

ぼそっと口ずさむ

トンビがくるりと輪を描いて・・・♪

 

ピーヒョロロロと泣きながら輪を描いて飛ぶ姿は

鷹とは違うが優雅で私は好きだ・・・

だが・・・

鷹や鷲は猛禽類の中でも高貴なイメージを持つが

鳶は格下に思われやすい

 

小動物や死骸を食べ、人間に近いところで生活をして

ごみを漁ることもある

これが町の掃除屋と呼ばれる所以でもあるが

鷹や鷲と比べて格下にみられるのは

こうした人間の生活圏内で身近にみられるためだろうか?

 

微動だにせずにこちらを見る

お疲れさま♪と見送ってくれているように感じた

 

程よい疲れが心地よい

ぁ~ 家に帰ろう~♪

 

夕焼け空が マッカッカ
とんびがくるりと 輪をかいた
ホーイのホイ
そこから東京が 見えるかい
見えたらここまで 降りて来な
火傷をせぬうち 早くこヨ
ホーイ ホイ

歌・三橋美智也 「夕焼けとんび」

作詞・矢野亮 作曲・吉田矢健治

 

 

最後までお付き合いありがとうございます


比良の北の端のお山へ・・・蛇谷ヶ峰

2021年12月18日 | 山 近畿 比良山系

2021年12月11日(土曜日)⛅ 朽木大野から蛇谷ヶ峰へ

林道終点・蛇谷ヶ峰登山口からの続きです

 

 歩き易い支尾根の道

植林を抜けて自然林に変わると

明るい樹林帯の支尾根道となる

 

 支尾根から尾根へ出た字の分岐

 ↑ あっ~~!

すみません!右側と左側 逆になってしました!

 

ここから本線ともいうべき尾根にでて

左側の蛇谷ヶ峰方向へと歩を進めていく

 

尾根を3分ほど歩いていくと 

その場には似つかわしくない電柱が現れる

よく見ると防災無線のアンテナの様だ!

 

 デッカイ電柱?

 高島市防災行政無線電源中継端子盤

 

防災無線のアンテナを通り過ぎて

眠りに入る準備をしている樹林帯の中を登っていくと

見えるスカイラインの所から また下りになるが

その先には・・・緩く谷川に広がる広場が開ける

そこが猪の馬場であった

 

猪のグランドか何かの様だが、ヌタ場らしき跡は見当たらない

落葉の下に隠れているのかは不明だが

ヌタ場があってもおかしくは無い雰囲気だ・・・

 

 猪の馬場

 

ヌタ場は 猟師の間では神の宿る場とされている

祈ると が現れるというが

私は猟師ではない!

猪にも熊にも遇いたくない!

ここは 楚々と通り過ぎよう!

 

 ここからもアップダウンが更につづく

 広い尾根の下り

 急斜面のトラバース

 また、人工物現る

 新北野中継局

 

防災無線のアンテナから約15分弱程の所に 中継局があった

この中継局からの尾根道は、倒木などの障害物が点在する

 

 急登、平坦、下りを繰り返す

 倒木を避けて歩き

 倒木を潜って先に進む

 裸樹の中の常緑樹木が道を隠す

 裸樹の向こうに見える朽木方面

 この季節は明るい尾根を演出

 アセビの間を抜けると・・・

 

更に 明るくなった!

 

比良山系の北の外れに位置する山道

1000mにも満たないが、それでも変化に富んでいる

 

この時期の山歩きは オープン過ぎる程オープンで

その山の姿を知る事ができる

楽しいぞ! 面白いぞ!

昔の頃の様に 勇んで登る事は出来なくなったが

山を愉しみながら 味わう様に歩く事ができるようになった

 

 樹木の陰が生き物の様・・・

 

小さなピークを 登っては下り・・・

繰り返されるアップダウンは余り好きではないが

飽きる事は無い!

歩くには面白い♪

 

 杉の大木

 

ジャンピングピークまで急登と下りが繰り返され

落葉の裸樹の樹林帯が続く

 

その落葉樹の中に 常緑のの大木が目に留まる

天を刺して亭々と聳える杉の姿は

森の番人が点々と広がって番をしているように感じた

 

 P791m

 倒木の多い明るい尾根道

 その登りは 意外に急だ!

   何度目の鞍部か?

 登り返しも何度目か・・・?

 意外にきつい坂道ホッチラコ!

 ピークを越えた先の鞍部で見っけ!

天狗の森

 

ここにはどんな天狗が棲んでいるのだろう

烏天狗、鼻高天狗、白狼天狗・・・

 

一つのピークの鞍部に位置するこの天狗の森

山全体を指して言うものか不明も

天狗がハウチワを振って飛び回っているのだろうかと想像する

 

天狗のウチワににているという ヤツデの木は見当たらなかった

どうしてその名がついたのかは不明だが

面白い名前だ 調べてみよう・・・

 

そんな事を考えながら ここからの登り返しも

踏ん張り処と思った・・・

低くなった裸樹の尾根が空を近づける

明るい尾根に気持ちも明るくなる

 

そして 5分も歩かないうちに 

蛇谷ヶ峰の西峰が見えてきた

 

 空が近くなるような急登の尾根

 聳え立つ反射板

 天空の草原地帯の様な尾根

蛇谷ヶ峰西峰 860m 別名「小椋栖山西峰」

 

反射板を見てからの尾根は 緩やかに

蛇谷ヶ峰の端に導いてくれた

 

白倉山

南側の景色

武奈ヶ岳・釣瓶

反射板と杉の大木

 

振り返ってみれば 反射板と大杉の背比べ

まだ反射板の方が高いけど いずれは追い越すのかな?

 

杉と反射板!

まるで友達の様に、仲良睦ましく並んでいる♪

 

さて、本峰蛇谷ヶ峰へ行こう!

 

双峰の蛇谷ヶ峰の本峰へ向かうため

一旦、鞍部までらねばならない

 

 目の前の本峰を目指す!

 鞍部からの最期登り

 青い空に浮き出た頂上が見えた

蛇谷ヶ峰 901.7m 別名「小椋栖山(おぐらすやま)」

 

奥比良の北端に位置する姿形の良いお山 
滋賀県朽木村岩瀬にある旧秀隣寺庭園(名勝指定)の借景の山としてその名を高めている名峰
朽木側から見ると、独立峰の緩やかな尾根の姿が田畑の裾からそそり立って見える

蛇谷ガ峰と呼ばれるのは、朽木側と反対の、

高島側の真東から突き上げる鴨川支流の蛇谷に由来しているそうだ
別名は朽木側からの呼び名

 

 

蛇谷ヶ峰の頂上は数名の登山者が休んでいた

360℃開いた展望が望めるが 今日はが多すぎる

 

冷たい風も力強く吹き付けて、一気に体温を奪っていく

景色を見るよりも、灌木の陰に隠れて休憩を取る事にした

 

休んでいる時に登って来た私達よりも年配のご夫婦

同じルートを登って来たようだが

少し呼吸が乱れているようだ

 

目が合った時に 苦笑いをする様に声を掛けてきた

こっちはしんどいな!

こんなに長いルートとは思わなかった

やはりスキー場からにすればよかった・・・

 

しんどかったのは 私だけではなく皆、同じなんだなぁと苦笑い!

確かにアップダウンが多くて、長く感じる

でも、面白いルート

 

すると、ぼそっと言っているのが聞こえてきた

もう二度と登らん!

人それぞれだ・・・

 

だが ふと思った 

喉元過ぎれば熱さを忘れるではなかろうか

 

その時は二度と来るものか!と思っても 

また登りに来ている事が多い!

 

そんな人の様子を見ながら、お腹を満たしたところで

早々に下る事にした。

 

同じ道を下るつもりはなかった・・・

地蔵山を周って帰るつもりだ!

まだまだ、目的のルートの半分も来ていない

ガンバだ!

方向へと 下っていく

 

 

つづく


比良の北の端のお山へ・・・

2021年12月17日 | 山 近畿 比良山系

2021年12月11日(土曜日)⛅

 

先週の12月5の事

夜が明ける前に家を出た

目的の山に向かって車を走らせたが

が降りだし、心が折れた・・・

 

 

雲に覆われた東の空が赤みを帯びる

琵琶湖の向こうのお山は天気がいいのか?

だが・・・湖西道路には冷たいが降り

止む気配がない・・・

 

 

動く雲の隙間から比叡山が見えた!

白髪頭になっていた・・・!

これは・・・危ないかも!

タイヤはまだノーマルタイヤ!

行くのをめた

 

その方がいいよ!・・・と

空は更に煙幕を引いた!

 

 

体調不良や用事で2週間ほど山に行けなかった

冬山に向かってのトレーニングを兼ねて

今日は絶対山に行くぞ!

 

そして一週間後12月11

リベンジに燃えて 車を走らせた

先週とは違い お天気は良さげだ・・・

向かうお山は・・・

比良の北端のお山の蛇谷ヶ峰!

今回はまだ歩いていないルートで行く事にした

 

コースタイム

8:00 国道367号線路肩駐車 → 8:46 キノコ研究所(熊の鼻ヒュッテ) → 8:50 朽ちた廃車 → 8:55 林道終点~蛇谷ヶ峰登山口 9:08 → 9:20 猪の馬場 → 10:12 P791 → 10:30 天狗の森850m → 10:35 反射板~10:38 蛇谷ヶ峰西峰 880m → 10:55 蛇谷ヶ峰902m 11:30 → 12:10滝谷ノ頭702m → 12:20 ボボフダ峠656m → 12:35 アラ谷峠701m → ヨコタニ峠644m 13:05 → 13:32 地蔵峠 770m → 13:37 地蔵山790m → 13:40 地蔵峠 → 14:55 地蔵山登山口 → 15:20 R367号線出合 → 15:50 駐車場所に戻る

 

 

国道367号線高島市の朽木小野のバス停付近の

広い路肩に車を停めた・・・前回の事があり心配一つ・・・

ここは大丈夫らしい・・・

切符が切られないか・・・少し不安であった

 

しかし 車を停める所はそこしかなく、

駐禁の標識は見当たらない?

訪れるだいたいの人が此処にめるという・・・

近くにトイレもあり、不便ではない!

覚悟を決めた!

準備を済ませて 出発だ!

 

 

国道367号線を北上・・・といっても 

ほんのちょっとだけ

バス停「おおの」を通り越して間もなく右折!

 

 

白倉岳登山口への標識が落ちている!

行く山は違うが、この標識をに曲がっていく

すると、突き当りに出る

そこに登山届のポストが右側に設置されている

 

 正面は人の家!突き当りを右へ

 登山届のポストあり

 暫く 舗装された林道を歩く

 コンクリート舗装もだんだん落葉の下に…

白倉山

 

車で走るには少し勾配のきつい林道をゆっくり歩くと

この季節ならではの展望が開けて 西側の景色が見える

まだ、紅葉が残っているのか、落葉の残りなのか

色付いた山肌が樹木の間から覗き見える

 

 望岳所?展望がよいわけではない!

 キノコ研究所(熊の鼻ヒュッテ)

 更に進むと、ポツンと…朽ちた車

 林道終点 行き止まりを

 曲がってすぐに標識がぽつんと!

蛇谷ヶ峰登山口 

 

ここから山歩きが始まる!

 

先週と違って、風は冷たいが寒さは緩いと感じる

雪も無ければ、凍結の心配もない!

落葉が敷き詰められた登山道は 晩秋の秋の色が濃い

今が冬だとは思えない程 秋が居座っているようだ

そんな 落ち葉の絨毯を踏みしめて

支尾根の道を更に登っていく事にした

 

さて!ゆっくり参ろう~♪

 

つづく

 


大峯奥駈道の枝尾根を歩く 三本栂と下山編

2021年12月02日 | 山 近畿 大峰山系

202111月21日日曜日 大峰山系

 

高塚山から1418の分岐まで引き返してきた所からの続きです

 

 1418分岐から小谷林道方面へ

 

1418の分岐の小谷林道の標識方向に進む

ここもまた・・・

行く先の楽しみより、

帰りの憂鬱の方が先に立つ下りから始まった

 

 長い下りが続く

 

ただ只管下る

勿体ないほど下る気分を 何度味わったか・・・

それでも その先に行かねば 目的の所へは付けない

 

芸術的な樹々の姿を見ながら

落葉の斜面を下っていくと 途中に手書きの標識を見つけた

 

ここは、高塚山へのルートよりも整備されていた

標識もしっかりと付けられており

道も歩き易い感じを受けた

 

 

 ここが通学路だったら驚きだ!

 吹き溜まり!茵のような落ち葉を踏む

 

15分ほど下ってやっと最低コルらしき所に着く

 

茵の落葉の中にできた道

裸木となった樹林帯の向こうに現れた影

あそこまで行かなければならないのだと思うと、

何とも複雑な気持ちだった…

く感じたのは私だけか?

 

 高塚山が遠くに見えた

 最期の登りホッチラコ!

 スカイライン上に出たようだ

 ???山頂広場?

 三本栂

三本栂

 

時間は11時29分

下りは長かった・・・ その先に見える陰に

登り返しの憂鬱を感じていた

 

しかし・・・!

登り出して目的の三本栂までは

あれっ?と思うほどかった

 

迎えてくれたブナの大木

 

名前にもなるシンボルのツガがある所なのかと思った

それらしきツガの木は私にはわからなかった

 

それよりもヒメシャラの集まる樹林帯が印象的で

三本ブナ大木が目立つだけだった

 

そのブナの木を見上げると 枝が空を覆い

ヤドリギが枝模様に花を咲かせているようだった

 

三兄弟?のブナの木

ヒメシャラ林

 

展望は無いが 葉を落とした樹林の明るい広場は

静かで気持ちがいい

ここで 休憩をしてから 引き返す事にした

 

P1418

 

休んでいると やはり寒い・・・

風は確実に冬のものになっているようだ

 

目の前に透けて見える1418まで戻ろう

だが、1418への登り返しを考えると 溜息一つ! 

ふぁいと~!と自分に気合を入れる

 

 まずはって

 って

 またる そして

 長~い登り返しだ!

 

往路では余りならなかったが

復路では 迷いやすいかも…と感じた

 

下を見たまま登っていると 気づかないうちに

道から外れていくようだ…その為か 

迷いやすい様な所には ロープが張られ、

道から外れないように、しっかりと整備されている。

 

 木を並べたラインファルト

 登山道と記されたロープ

 急斜面には階段付き

 

人の余り来ない所で 地面は柔らかい

整備もされていて、先週の御池岳から考えると

ある意味歩き易い

復路では 往路で感じた憂鬱は全く感じない

それどころか、あれほど長く感じた距離がく感じた・・・が

 

 P1418

 

見上げたピーク・・・ P1418を見て思った

私は欲のない女 積極的に離れない

そう・・・この登りは避けたい!

 

 そして!トラバース

往路で通った1418への分岐からピークを見る

 

1418を避けて分岐までトラバース

 

 さて、奥駈道分岐へ戻ろう

 

P1418をエスケープして

奥駈道を目指して戻るも 

裸木の向こうに見える山の影は 遠くに感じる

一つピークを越えた先に現れる山の影

あそこまで!と向かって進むが 中々近づかない

まだだよ~んと 引っ張るように

ピークがびていく感じだ

 

 ウラジロモミの赤ちゃん

 P1380 約半分程戻ってきた

 この標識は 奥駈分岐の最後の登り!

 今度こそ あの先のピークが!

 笹原の尾根が稜線を描いて迎える

 ピークを越えて長い支尾根歩き終了!

 奥駈道の分岐 ここから奥駈道を行く

大峰奥駆道からは鉄山やバリゴヤの頭

バリゴヤの頭

大峯の面々の後ろに薄っすらと金剛山

 高塚山の北面の尾根と谷

 トンネル東口分岐より論所ノ尾へ向かう

 

論所ノ尾を下り始めてすぐに見える P1418

楽しかったよ またね♪

トンネル東口へと下っていくが

論所ノ尾な下りが続く

 

 トンネル東口への最短距離のルートへ

 テープ標布とプレート標識 7丁目

 まだまだ急な下りは続く

 プレート標識 4丁目

 4丁目を5分ほど下った所に…これは!

 通ってみよう!いい事ありますように!

胎内潜りをした大木

 

プレート標識4丁目から

5分ほど歩いた先に立っていた樹

ツガの木だったか・・・?

木の根元のばかり気になって

しっかりと木を見ていなかった・・・

 

だけど なんだかいい事がありそうで 

思わず胎内潜りをしたくなった

 

そしてった・・・

 

何かいい事ありますように・・・

あれから2週間余り・・・

そう言えば、喘息発作に悩まされていたが

それがいつの間にか 出ていない・・・

 

私的には御利益があったと信じている

 

1200mと3丁目

 

に変わりはない 

少し膝に鈍い痛みを感じるが、気にするほどではない

地図を確認すると左に曲がる所があるが 

まだ先の様だ・・・頑張って下ろう

 

空は少し怪しげに灰色をしている

雨が降らない事に感謝だ・・・

 

峠2丁目 ナメゴ谷橋と行者還トンネル上北山出口の分岐

 

どんどんって 峠2丁目迄やって来た

 

ここで標識を確認する

へ曲がると 行者還トンネル上北山出口

そのまま直進すると ナメゴ谷橋

 

 左側の行者還トンネル方面へ下る

 

2丁目から 論所ノ尾れて

 

道はしっかりとある

落葉の道は柔らかい

トラバース気味の道は何処までも続く

枯葉色の世界が気持ちいい♪

 

 枯葉色の斜面と一体化?

 瘤瘤のこん棒の様な

 林道がえてきた

 林道に着地!

峠1丁目 1500m

 

ご苦労様!

 

林道に出れば心配はない

こっからトンネル迄少し登っていけばいい♪

 

 林道を歩く

 

ダラダラ10分ほど林道を歩けば

トンネルが見えてくる

国道309号線に停めた車はもうそこにある

 

往路では長く感じたルートも

復路では何と短く楽に感じた・・・

久々の奥駈道は気持ちが良かった

 

登り初めに一人の登山者に出会っただけだ

単独で登って来られた方は 大普賢の方へ行くと言っていた

奥駈道の出合で右と左に別れて歩いたのだが

そこからに出会う事はかった

 

本当に静かな山歩きを愉しめた♪

 

行動時間:7時間35分

山行時間:6時間41分

 

若い頃に比べて歩く速度はかなり遅くなったが

まぁまぁのペースで歩けたと思った

満足だった♪

 

やはり、ダラダラと長くなってしまいました

最後までお付き合い下さってありがとうございました

 

行者還トンネル東口