ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

二上山 2 頂上と大岩

2024年03月16日 | 山 近畿 金剛・葛城

二上山は 今度で2回目

今まで、二上山のすそ野を通っても登る事はなかった

それどころか、500mにも満たない低山で 

これだけ豊かに山歩きを楽しめるとは思っていなかった

 

ルーファンしながら、道なき道を歩く楽しさを

久々に思いだした気持ちだが、反面、

自分の知識の乏しさに恥ずかしくなる

ここで、少し修行を積まなければ、

中々 低山といえども、拒絶されそうな雰囲気を受けた

 

今回は、連れて行ってもらうだけで 

ブログにあげるにしても

十分な記録にすらならないだろうが

無い頭で記憶をたどりながら 頑張って綴っている

 

さて… 頂上へと向かう道のりだが

まだまだ 何かありそうな予感で 

嬉しい胸騒ぎがする

 

 二つ目の尾根の休憩所?

分岐点

 

尾根道をここから二上山駅方向へ下るという

右方向に伸びる道へと入っていく

 

比較的歩き易い、しっかりしたがあるようだ・・・

 

 歩きやすい道が続く

 

この辺りの道は気持ちがいい 道が平坦になってくると 

古いベンチが仲良く、3つ並んでいるのが目に留まる

 

更にその先に真新しいベンチが設けられていた

ここからの見晴らしはいい感じだった

 

視界が開け 奈良県側展望を楽しむ事ができた

この休憩場となっている見晴らしの良い地点は

どうも 6合目らしい・・・

 

 古い3つのベンチ

 標識

 真新しいベンチが置かれている!

奈良県側の展望

 

暫し眺めを楽しむ♪

 

あれは當麻の方で・・・と話をしているが

私にはチンプンカンプン

帰って調べようと思ったが 信貴山しかわからなかった

 

見晴らし台から 再び下っていく・・・

下るなんて、勿体ない・・・気もする

 

 山肌に沿うように下っていくと…

 登山口?

 案内図…載ってない所歩いてきた?

 

少し休憩をした後は・・・

やはり、通常の登山道は進まないようだった…ですよね

 

このまま右わきのへ向かうようだ

谷沿いの杣道を歩くが、踏み跡はかなり薄い

それでも、歩き易い所であった 

私的には好きな所だ♪

 

 樹林の間の自然の径

 

整然とした植林帯の林床に広がるシダ植物

足元を隠す勢いだが 踏み跡は微かにある

腐葉土がいいクッションになり、膝に優しい感じだ

 

 コクランの葉

 

ちょっとした丸太橋!

されど、朽ちてその原型が痛々しい・・・

私の体重は 到底支えられないだろう

 

ここは無理せず、下ってを登っていく

 

伏流水になっているのか、涸れているのか・・・

水の流れは無いが、浮石や苔によって歩き難い

足元に注意しながらの登っていく

それでも、ここはまだ、歩き易い所だった・・・

 

登ってきた沢

 

登ってきた沢を振り返って見る

沢というより谷間だ

水の流れはない!

 

ここから谷から離れるように山腹を登る

沢とお別れだ!

 

 沢から離れる登り ヨッコラショ!

 

ここから 更なる急登の始まり

踏み跡は無いに等しい

それでも、登り初めの尾根への山径は

まだ優しかった

 

しかし・・・ 

甘くないのは自然の掟?

容赦なく試してくる

さぁ~!ここから四駆動全開で登っていく!

 

 

急な登りに対して、地面の緩さ!

四駆動で登らざるを得ない急登へと変わる頃

膝に違和感を感じ出す

それでも、リーダーの方がペースを調整してくれいて、

ゆっくり登る事ができた 感謝だ

 

 

道なき道の山の斜面を、ただ只管 

登る 登る 登っていく

すると、傾斜が緩やかになってきて

段々になった広い所が出てきた

まるで棚田のようにも見えなくもない

 

 

山の広場だろうか?

ここは森の運動場か?

いやいや、ここは

人工的に作られた広場の様・・・

その証拠に が出てきた・・・

 

人口的に作られたような広場は 城跡だという・・・

 

攻め込まれにくい山城がここにはあったようだ・・・が

長い年月をかけて、それは

自然の中に取り込まれてしまっていた・・・

 

振り返って見る城跡

 

歴史が埋もれていった城跡の広場の行き止まりは

山頂直下のようだ

ここを登れば二上山頂上という

その前に 少し一休憩することになった

 

 山頂直下の広場(城跡)

 捲く様に山頂を目指して登る

 もうすぐか・・・?

 樹のトンネルの向こうに見えてきた?

 大津皇子の墓

 

二上山墓の広い場所をお借りして

昼食タイム30分頂いた

 

冷たい空気が漂う中、この時だけ 

温かな日差しに包まれた

 

 第26経塚 二上山陀羅尼品

二上山 雄岳517m

 

この辺りは 過去に大火事になったことがあるという

リーダーが説明している話を、離れた所で聞く

詳しい事は分からないが、その面影は感じなかった

この辺りが二上山の雄岳の様だ

 

ここからは暫く 一般の登山道を歩く♪

・・・事はない

 

やはり道は、脇へと吸い込まれていくように

笹の生い茂る藪の中へと消えていく

そのあとを追う様について行くだけ・・・

 

出合の広場?

 

脇道?と言えども踏み跡はしっかりとした

バリのルートのようだ

進んでいくと 視界が明るくなると そこで

数名の男性が何やら作業をしていた 

登山道の整備などをしてくれているようだった

 

軽く挨拶をして 景色を眺める

この頃から、空は怪しさを増し 

白いものがチラホラ舞いだしていた

 

大阪側の展望 PLの塔

 

いい天気とは言えないが 

富田林方面のPLの塔がはっきりと見えた

 

出合の広場からトラバース気味に山肌を進むと

雄岳と雌岳の鞍部?の馬の瀬に出た

ここには、トイレが整備されており

ここで、トイレ休憩を頂いた♪

 

そして、二上山の雌岳を目指して登っていく

ここからは迷うことのない、

整備された道が 雌岳まで続く

 

 馬の瀬

二上山 雌岳474m

 

雌岳の山頂は広く、

見事な方位盤の周りに置かれた石のイスが目に留まる

ここで森の精霊たちが会談などをしていたら面白そうだ

そんな想像をしながら 水分補給をする

 

 

雪がチラホラ舞うものの、気温は思った以上低くはない

冷たい空気が纏わりつくものの、凍てつくほどのものではない

ただ、掻いた汗が熱を奪う手伝いをしてくれるので

動きを止めると、ちと寒い・・・

 

呼吸が整ったころに、馬の瀬まで さっさと戻っていった

 

馬の瀬へと戻る

 

さて・・・

二上山の山行は終わり!下るだけ・・・

とはいかないものだ

 

ここからも楽しみがあるようだ

今から、大岩へと向かうそうだ

 

 

雌岳からの下り道も、脇の径へと方向を変え

またまた、人の少ないコースへと進んでいくようだ

 

低山と言えども 

山歩きの醍醐味を十分に満喫できる山歩きでもある

二股に分かれた道を右に取り 下っていく

 

 

5分ほど進むと また分岐に出る

鳥谷口古墳と大岩の分岐のようだ

大岩に立ち寄ってから またこの分岐に戻ってくる

 

 目線上に標識

ここから1~2分程度で大岩に着く

 樹木のトンネルを思わせる

 小さなピーク超えていく

 何やら集まっている!

 大岩

 

道の延長上に突出した大岩があり

そのまま大岩の頂上に立ち、ここで記念撮影!

 

あいにくの空模様・・・

景色はよいとは言い難いが

独占した大岩の上で暫し、

下界を覗き見するように楽しむ

 

 

風の吐息は冷たい

白いものが舞ったり止んだり・・・

冬の面影をまだ強く残しながらも

春の訪れを知らせる便りは届きつつある

 

シュンランの蕾を見付けたと写真を撮る仲間の姿

私は膝に違和感を感じていたので、上から眺めていただけ

嬉しそうに写真を撮る姿もまた、

春の到来を告げるものであるような・・・

 

因みに・・・ 

私の生まれ育った地方では シュンランの事を

ジジババと呼ばれていた

 

 大岩からの下りは急斜面

 踏ん張りどころだ!

 

尾根らしき道は 歩きやすい

しかし、アップダウンがあり、

下りは急だ!

それでも、

道の変化を感じながら気持ちよく下っていく

 

 ロープがいくつかセットされている

 落雷による被害

 

丁度落雷による折れた木の所から更に左へと下る道を行く

一気に下って 下って 下って 

どこに出た?

 

 森から抜け出たような明るさ!

 

こんもりと盛り上がった丘?

ここは 鳥谷口古墳

 

登山から無事に降りてきたら

今度は観光客のようになる

鳥谷口古墳で今日の山行は終了

後は、寺院観光なんぞしながら、

道の駅の駐車場までひたすら歩くだけだった

 

音羽三山(音羽山・経ヶ塚山・熊ヶ岳・竜門岳)を望む

 

怪しい空模様も、もう気にならない

舗装された道に出ると なぜか安堵感に包まれる

 

 鳥谷口古墳入口まで下りる

 鳥谷口古墳案内板

 一気に気持ちは緩んで散歩風景のよう

 何を養魚中?

大池

池の縁沿いの道を歩いていると、二上山が姿を現す

池のカモが追いかけてきている

餌付けされているのだろうか・・・

 

ここは養魚だけではなく カモも養鴨しているのだろうか

とかく人馴れしていて、鴨が寄ってくる

 

傘堂 (奈良県指定の有形民俗文化財)

 

1674年に建てられた、真柱一本で宝形造りの瓦屋根を支える傘堂

当時、當麻の地は、郡山城を藩庁とする郡山藩・本多家の所領だった
藩主・本多正勝の没後、その菩提を弔うための位牌堂として建てられたという

 

傘堂には、古来よりぽっくり信仰が伝わっているという。

年を重ねても下の世話にはならず、周囲に迷惑を一切掛けず

ある日突然ぽっくりと往生することができる

四苦の一つである死苦から逃れることができる。

そんな信仰が語り継がれているらしい・・・

しっかりと拝んでおこう!

 

山の中の嚴島神社と少し離れた所に

高雄寺 観音堂跡の石碑を見る

 

高雄寺は、白鳳時代に役行者によって開創されたと伝えられており

高雄千軒と呼ばれて、大いに栄えたといわれている

 

プチ観光をしながら、再び 道の駅に戻ってきた

丁度、周回した形となったようだ

 

 道の駅ふたかみパーク當麻

 

出発するときは青い空が覗いていた空も

今は雪雲に覆われ、だんだん本降りのように

雪が降りだした

凍結は心配なさそうだが

急いで帰る事にした

 

充実した時間を過ごすことができ、

同伴させていただいた山岳会の方々に感謝です

 

膝の違和感はあるものの、

歩みを忘れなければ 完全復活は可能のような気がした

 

低山は低山の面白さがあるが

読図が出来なければ、バリルートは難しい

低山をなめたらあかんぜよ!という事だろう

また、参加させて頂きたいと思った

 

 

最後までお付き合いありがとうございます

 

 


二上山 1 隠れ行場

2024年03月13日 | 山 近畿 金剛・葛城

高い山には高い山の魅力がある

低い山には低い山の魅力がある

 

アルプスに憧れながらも、歳だからと諦める部分もあるが

山を諦める気持ちにはなれない

年齢を重ね、自分の老いていく身体と向き合うと

付き合う山のあり方も変わってくる

 

高い山ばかり目を向けていた頃とは異なり

里山の様な低山にこそ、

山歩きの本質が隠されている事に気づく…

 

低い山だからとて侮れない危険と背中合わせに

魅力的な山歩きが出来るのだと知る…

 

そんな山歩きを再び楽しむために

人生の先輩たちと共に 今回・・・

 

体力も筋力も落ちてしまい、以前の様な歩き方はできなくなったが

今の自分なりの歩き方を受け入れてもらえるのであればと願いを込めて・・・ 

自分の体力と膝の調子を確認するためにも、二上山に行く事にした

 

 

集合場所: 道の駅ふたかみパーク當麻

集合時間: 9:00

 

 道の駅ふたかみパーク當麻

 

まだ、御店は準備中の様子だが、駐車場には車が沢山停まっていた

二上山に行く人の車も含まれている数だろう

今回始めてお会いする方達だったので、不安だったが

集合場所に行ってみると、すでに集まっていた

合流して、挨拶をする

 

 駐車場を抜けて行く

二上山

 

目の前に二上山が現れ ご挨拶♪

二双の峰が青い空に映えて 迎えてくれる

この時は・・・

 

山の天気は良く変わる!

この空がいつまで持つことやら・・・

今日は午後から雪か雨との予報・・・

もし降るなら雪にしてくれ・・・と心の中で願う

 

 左に曲がって

 貯水池沿いの道を少し歩く

取付き地点

 

漲水池を回り込むと。取付き地点が目の前に見えてくる

ここで舗装道路とお別れだ!

 

取付き地点から、山道へと入っていく

 

 歩き始めは明るかった山道

 少し開けて尾根らしい雰囲気

9:35 分岐

 

樹林帯の尾根らしい雰囲気の道を進むと 

目線の所に標識があり

その手前がY字の分岐となっており へと下る

踏まれた山道が杣道となり、谷道となる

 

 谷沿いの道

 プチ渡渉?

 お立ち寄りする分岐その先には?

 

あらら ぷちスリリングなトラバース

「滑ったら2~3m落ちるぞ!」との事だが

命までは取られそうにはない・・・だけど

痛い思いはしたくないので 慎重にトラバースしよう

 

 行き止まり?

 

そこには 朽ちたが残され、

その向こうには白糸の瀧・・・

時を止めた様な行場が隠れていた

 

 

平安時代からのものか・・・

薄っすら苔を纏う石碑に書かれた古い文字

「大和五社大神」

 ↑瀧の字のの横棒が一つ足りない所から

平安時代に彫られたもの」とショウタンさんが教えて下さった

 

江戸時代では・・・

激流、急流の流れの激しい所を指していたともいう

滝は垂水であり

「滝」が龍のように長く太い筋を成して流れ落ちる様を表した

合意兼、形声文字であり、滝が定着したのが平安時代以降・・・

「たき」一つにしても歴史を辿っていくと面白いと思った

 

 

ここには、どれほどの長い年月が留まっているのだろう・・・

落ちる白糸の様な滝の音だけが響いていた

 

 気を付けて戻ろう…

 ちょっとした所でも用心!用心!

 分岐に戻り 再び杣道?歩く

 ヒメウズの蕾

 一つ目の獣除け柵を出る

 すぐの二つ目の柵を通ると…

 

柵を出て、ホッとしたら今度は

急登の階段が待ち受けていた・・・

ここから、二つの尾根越えをする事になるらしい・・・

 

 ひたすら登る…径はある!

 

いつの間にか 青い空が消えていた

寒々しい冬の空が林冠から覗き

冷たい空気が降りてきた…

 

やはり… 雨か雪か…

天気は崩れるのだろうか…

 

二上山という山は低山だけど

色々とルートがあるようで、

ほとんど人に出会う事のない径を

ここからも歩いていくようだ・・・

 

低山ならではの面白さを、教えて貰えそうだ♪

 

 

つづく

 

またまた、長くなりますが、お付き合い頂けたら幸いです


去年の思い出 富士山の麓で・・・

2024年03月05日 | キャンプ アウトドア

去年、チチも私も膝を痛めて動けない

特に私は、膝を固定して動けなかった期間があり

膝の動きが極端に悪く、曲がったままになっていた

それでも、何か山に関連した過ごし方したいと考え

年末は「富士山を見て過ごそう」と

ふもとっぱらキャンプ場にいった

 

ふもとっぱら←←ここをクリックしてください

富士山にはもう、登れなくても見る事は出来る♪

そう思って、富士山のふもとまで出かけたのだった

 

 

本当は雪原の中からの白い富士山を見たかったけど

今年は雪が少ない

期待外れのキャンプとなったが

それでも、富士山は笑って迎えてくれた

 

 

その時の富士山の姿を思い出に・・・

 

 

日が傾きだした頃・・・ 

キャンプ場にカラスの鳴き声が響きだした

にぎやかにも、空一面を覆う勢いで戻ってきた

ふもとっぱらキャンプ場の近くの森に巣があるようだ

 

 

カラスの声以外はしない・・・

出勤から戻ってきたサラリーマンのように

ある時間が過ぎると 静かさを取り戻すようにカラスの声は消えた

同時に、静かに一日の終わりを迎えた時だった・・・

 

アーベントロート富士

 

赤富士を期待していたが 雪の衣を着ぬ富士山は

アーベントロートの中で染まっていた

 

 

焚き火の中から覗く富士山

 

冷たい空気に包まれながらも見る富士山は

凛としていて素敵だった

 

 

月明かりの柔らかさが優しく包む夜だった・・・

 

 

目覚めの朝もまた、

カラスの起床ラッパの様な声から始まった

 

そしてまた、出勤するかのように 一斉に飛び出して

しばらくカラスの声が響き渡った

 

ふと思った カラスも人間社会のようだった

遅刻して、慌てていくもの

悠然と集団のトップを飛ぶもの

少し道草をするもの

仲良く揃って飛ぶもの

うるさかったけど、見ていて面白いと思った

 

ただ、空中でのトイレはいただけない

頭上からフンが落ちてくるのは困ったものだった・・・

 

 

富士山は動じることなく 静かな朝を迎えていた・・・

 

 

一時の日の出を拝む事ができた

この後、富士山は雲の中に消えて

空から雨を落としてきた・・・

 

幸運というべきことだった

不安定な天候の中、富士の姿をみられ

よき正月を迎える事ができた

 

富士山は私にとってみるだけのお山だけど

見ていても飽きないお山である

 

 

最期までお付き合いありがとうございます


久々に履いた登山靴とらくらく登山道

2024年03月04日 | 山 近畿の山

あれから・・・半年が過ぎた・・・

去年の仕事中に起こった事故

半月板と十字靭帯の損傷! 

リハビリしながらも半年という年月を要した

 

登山靴にカビが生えてしまうのではないかと思ったほど

長い長い時が流れたように感じた

そして、久々に登山靴を履いてみた

 

歩けるようで膝の痛みを感じると、不安はまだ大きい

らくらく登山道で、自分の膝の状態を確認してみる事にした

 

 らくらくセンターハウス

東大阪市街

 

空気は冷たいが、風も左程感じない いい天気だった

靴の重みが普段以上に感じながらも

フィット感は変わらない いい感じだ

 

 

どこまで歩こうか・・・

歩き始めは 不安を抱えたまま歩を進めていったが

歩くにつれて、どこまでも歩いていきたくなった

 

らくらく登山道は私の知る登山道とは少しかわっていた…

以前より木々がすっきりとした感じで 見通しがよくなっていた

 

災害によるものか、意図的なものかはわからないが

周囲の木々に余裕があるというか…

風通しがよくなりすぎているといった感じがした

そして、赤のトンネルまでやってきた

・・・

・・・

ここで少し迷ったが、

なるかわ谷ルートへ行ってみる事にした

 

 赤トンネル

霊光院開山堂

平安時代末、安助上人が四天王寺の真東の地に草庵を建てたのが始まりと伝えられる往生院がある

往生院の境内には、楠木正行公の墓と楠木正成公の供養塔がある

 

赤トンネル手前から、右に折れて

なるかわ谷ルートへと曲がっていくと

そこには古い時代にタイムスリップしたような細道が続く…

 

霊光院開山堂の横を進み更に上へと向かう

 

 アオキの果実 真っ赤か♪

 小さなダム?

 橋も古びてきた…

 階段の坂はやはり応える

水車小屋跡あずま屋

 

はいしだたみの路へ行く分岐

ここは「なるかわ谷コースを」そのまま進むため

へと進む

 

 唯一の鎖場

 なるかわ管理道の出会い

 

管理道を横断して真っすぐ正面を登っていく

待っているのは 階段の急坂

しばらく無言の登りとなるが 

膝の痛みは然程感じない

 

 しばらく続く階段

 レスキューポイント

 

急登を登っていくと

信貴生駒スカイラインの下に出る

ここは鳴川峠で 道は折り返すように

左側に登坂の路がある

 

スカイラインは潜らずに、左の路へと進み

生駒縦走歩道に向かう

 

 スカイラインの見えるベンチ

生駒縦走歩道

 

森のトンネルを通る様に縦走道が伸びている

冷たい空気とは裏腹に、

木漏れ日が優し気に温かく体を包む感じだ

 

動けばにわかに汗がにじみ出る

 

久々に樹木に囲まれた

その梢の先がほのかに赤く染まりだし

春の訪れを心待ちにしているように空にその手を広げている

 

やはり自然の中はいい♪

膝の痛みよりも、今いる自分に喜びを感じる

 

 道は緩やかにアップダウン

 

広場に出てみれば、緩い傾斜はあるが

そよぐ風が 体と体を開放せよと誘う

 

ここは、ヨガが出来そうな解放感があった

 

足の様子を見ながら、ヨガ立位のパートを少しだけしてみる

深呼吸、腹式呼吸 胸式呼吸から始め

自分の体と向き合うように体を動かせば

自然のエネルギーが体内に凍み込んでくる感じだった

 

思いのほか動ける自分の体に感謝したときでもある

 

 

 暗峠へ 大阪と奈良の県境

 トンネルの先は奈良県

国道308号線(暗越奈良街道)

 

石畳のような国道は酷道としても知られている

道幅は車1台がやっとであり、特に奈良側は

エンジンがうなるほどの急登である

しかし、歩くには苦にならない

 

何よりも、時代が遡ったような暗峠には 

小さな野の花も咲き始めていた

 

 ヒメオドリコソウ

 コハコベ

 タネツケバナ

 オオイヌノフグリ

 

いつしか雲に覆われ、冷たい風が吹き出して

冬に戻ったような寒さが絡む

それでも、愛らしく咲く野の花たちが癒してくれるよう・・・

 

だが、日が陰って寒さが身に染みるようになった

少し前まで射していた日差しはどこに行ったのやら・・・

 

 ここは寒さが厳しい所?

 気温は1℃になっていた…

国道308号線と暗峠の再生棚田

 

朝は気温7度だったのに

今は、1度 空はいつの間にか冬の空に変わっていた

そして・・・

冬の落とし物をちらつかせるのは間もなくの事だった

 

 

早春の知らせの梅の花

今日はとても寒かろうに・・・

白と赤がその姿を競い合うように咲き始めていた

 

 なるかわ園地ゲート

 電波塔となるかわ園地休憩所

 休憩所トイレ キレイ♪

 

なるかわ園地休憩所から 

神津嶽ふれあい広場へと下ることにした

 

しばらく急な下り坂・・・

登りよりも膝に応える・・・

さすがに膝への負担が痛みを呼ぶ・・・

様子を見ながら慎重に下っていく・・・

 

痛みが走ると…不安も走るが

自分の膝の調子と向き合って下るコツを見付けるように下る

 

神津嶽ふれあい広場 休憩所 304m

 

土曜日というのに 今日は本当に人が少ない

疎らな登山客に、近所の人が散歩に来られている風景

空にはどんより怪しい雲が広がりだし

時折ほほに冷たいものが舞い落ちる

 

見晴らしの広場 展望デッキ 280m

 

今日は立ち寄らずスルーする

ここは桜の咲く時期は 花見客でにぎわっている

もう少ししたら、桜とともにいろいろなお花が咲き乱れる事だろう

 

 ヤツデの若い果実

せせらぎ広場テラス 右客坊大橋

 

ここから客坊谷ルートへとつながっている

客坊谷ルートは瓢箪山駅へと下っていくルートでもある

 

もう少し膝に自信が持てるようになったら

一度歩いてみようと思う

 

 中間トイレ

東大阪市街地

 

雪が降りだした・・・?

 

 栴檀の果実

らくらくセンターハウス

 

ただいま~♪

 

だけど、土曜日だというのに・・・

このお天気のせいか、静かならくらくセンターだ・・・

 

3月というのに雪が舞い

冷たい風を吹かせていたが、程よい汗はかけた

 

膝はさすがに痛みを伴っているが

そんなに悪い感じはしない・・・

 

家に帰ったら、膝を冷やすなどの、メンテナンスは必要だが

復帰できるように頑張ってみようと思った

 

 

最後までお付き合いありがとうございます

 

 

久々の更新でした

膝を痛めて、復帰できるか不安でしたが

少しずつ前に進めそうでほっとしています。

ぼちぼち、更新が出来たらいいなぁと思っておりますので

これからもどうぞ、よろしくお願いいたします、