ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

大峯奥駈道の枝尾根を歩く 高塚山編

2021年11月30日 | 山 近畿 大峰山系

202111月21日日曜日 大峰山系

 

 1418mからの続きです

 

1418mの分岐に漸く辿り着いて 

まずは目的の高塚山に行く事にした その前に折角なので

1418のピークを踏んでからにした

 

 1418から奥駈道の支尾根の支尾根を行く

 

支尾根もまた アップダウンを引き継いで

繰り返されていく

 

 岩尾根の小ピークを少し歩いた先には

稲村ヶ岳 山上ヶ岳を望む

 そして な下りとなる

 奇木が迎える鞍部

 

鞍部に着いてから 振り返ってみた・・・

 

下って来た所って もしかして・・・

尾根道というより の上だったの?

そう思わずにはいられない感じがした

 

 ここからは暫く平坦と思った

 木の根が張る緩いりになった

 あれ?様子が変わった?が…!

っぽい雰囲気の奇妙なピーク?

大岩のルンゼ状の割れ目? 

 

間を覗いてみると ルンゼになっている・・・

 

ここを通るの?

いや 右側を見て捲こう!

 

チチの言葉に従い 往路

右側の南面を迂回していく事に…

 

 

何時しか…大普賢の上に暗雲が・・・

まるでこの先を暗示するかの様にも思えてしまった

 

 意外に・・・で切れてます!

 気を付けていよ~! はっはい…

 ルンゼを下る方がよかったかも

 やっと抜け出たと思った・・・

 一難去ってまた一難

 チチは 又、迂回するようだ

 私は面倒臭いので直進!

 

明暗を分けたような選択

見た目は迂回した方が良いように見えるが

直進の方が歩き易く、短縮できることが分かった

帰りはここを通ろう~

 

 腰掛の様なヒメシャラの木をみて

 緩い下り坂を下っていく。そして、

 ヒメシャラの木をよく見かける様になる

 緩く登りになり 樹の陰に高塚山を思う

 巨大なヒメシャラの門構え!

寄り添いあう 夫婦ヒメシャラの木

 

ヒメシャラの森とでも言おうか・・・

緩やかな道が続く尾根に立つ

天を突きあげる様な姿が印象的だった

 

暫し足を止めて 見上げる樹と

枝葉を通して広がる空の優しさに目が綻ぶ

 

 枝尾根の感じが変わり始め、痩せ尾根に…

 樹木の先に薄っすらとピークが近づく?

 急な登りに期待を持つ あそこか?

 ありゃ…ただの尾根の続きだった

 今度こそと思ったピーク…も違った

 

緩やかな歩き易い尾根が一変して

 

木の陰から見えるピークを目指して 裏切られる

 

瞞しのピークに高塚山までがとてもく感じた

それでも 歩かねば着かず まだか、まだかと歩く

そして また、 

騙されるかと思いながら登ったピークが・・・

 

 そこは のピークですか?

 おっ! 何かがあるぞ!

 ??? 古~い銘板とにらめっこ!

 

やった~!

間違いなく ここが高塚山だ!

辛うじて読める銘板の字に力が抜けた!

騙しピークから解放された気分だった

 

高塚山 1363.7m

 

残念な事に 高塚山からの展望ない

先に進んで下った所に 展望はあるという

少し先に行ってみたものの 展望が開けそうな雰囲気は無く

両面急斜面と切れた痩せ尾根が続く

辿り着くには 随分距離は有りそうだった

なので、諦めの早い私は すぐに止めた!

そして、狭い頂上で休憩をして戻る事にした

 

狭く 展望は無い頂上だが

静かな空間が優しく寄り添ってくれる

20分ほど休んで出発した 時間は10時30分

 

ヒメシャラの森

 

目の前のピークを目指して戻ろう・・・

遠い感じはするが 来た道を戻るだけだ

だが、同じ道を歩くだけだが・・・

往路と復路では目線が変わる

 

 気づかなかった新たな発見

 下りが登りわる・・・

 腰掛の木 ちょっとってもいい?

 嵓の所まで来た! 難なく通過

 小さな杉のツリーがあった

 北面のルンゼ状の割れ目

反対側の北面の斜面

 

往路では見えにくかったが 北面に踏み跡があった

行きは大変でも 帰りはちん♪

 

道なりにトラバースして

ルンゼ状に割れた岩の下あたりに出た

 

 出てきた所 

 緩い尾根道

 

なぜだろう・・・

歩く距離も アップダウンも同じなのに

復路は距離が とてもく感じた。

・・・といっても

もう、若い頃とは違う 歩く速度はかなり遅い

自分の中で 早く歩けたように感じただけだが…

 

 1418への最後の登り

 大岩を越せば・・・

 もう1418の分岐だ

1418の分岐

 

意外に早く分岐に着いたように思う

この時・・・

どうする?とチチが問う

迷わず応えた

行く!

 

時間は11:08分

今回は高塚山タイムリミットと思った

だが 時計を見ると まだ行動できる範囲だ!

すると、が湧いてくる・・・

 

行こうか!

 

結局、休まずそのまま 

もう一つの目的ピークを目指して出発した

 

 

つづく

 


大峯奥駈道の枝尾根を歩く 高塚山 奥駈道から枝尾根へ編

2021年11月28日 | 山 近畿 大峰山系

202111月21日日曜日 大峰山系

 

清明ノ尾から奥駈道に出た所からの続きです

 

 奥駈道出合(R309-90番分岐)1484m

 

奥駈道に出た所には、シロヤシオの木がある

季節には白い花を咲かせて楽しませてくれるが

今は眠りについているかのよう…

 

 

 分岐からすぐのピーク P1458

 奥崖道を行く

 八経ヶ岳・弥山・頂仙岳・鉄山

バリゴヤの頭

 

懐かしきバリゴヤの頭が見えてきた

以前登った時の事を思い出す・・・

また、行ってみたいと思うが

体力を取り戻してからになるだろう・・・

 

 アップダウンを繰り返す奥駈道

 

葉を落とした樹々は

明るい尾根道を演出し 展望を開け

常に大峰の山々が展開していく感じ!

 

見えていた山の更に右側の稜線が見えてきて

稲村岳山上ヶ岳も姿を現してきた

 

稲村岳

山上ヶ岳

 

大峯の山々に包まれて歩く気分だ

開けたらそこに大峰の面々が連なっているのだから

 

 ミヤコザサの道が一ノ垰へと導く

 しなの木出合の石標

しなの木出合(行者還トンネル西口への分岐) 1460m

 

奥駈道に出た所から、一ノ垰までの3分の2辺りに来た

ここは行者還トンネル西口への分岐

 

ただ ここがどうしてシナノ木出合というのかが気になる

シナノキの大木でもあるのかと思ったが

樹木の事はよく知らない私にはわからなかった・・・

 

たわわに延びる稜線の奥駈の道

ミヤコザサというよりヒメザサの方なのだろうか?

敷き詰められた青朽色の絨毯に残る道を辿って進む

 

 

 ヒメザサの草原?稜線上とは思えない

 ウラジロモミ

 ウラジロモミの幹

 

広い尾根のたわんだところに 囲炉裏端の様な跡があった

そこが一ノ垰の様だ

 

 第五十七靡 一ノ垰(多和とも書く)

 

第五十七靡(なびき) 一ノ垰(いちのたわ)

大峯三多和の一つ(三多和;一ノ多和(57) 船の多和(46) 金剛多和(6))
 
昔は避難小屋があったらしいが、今はその跡形もない

囲炉裏端にでも出来そうな穴が開いているだけ・・・

ちなみに 大峯奥駈道の靡きの順峯では多和と書かれている

また、たおともいう

 

峠と垰の違い

は登りつめてそこから下りになる場所 

字の如く山の上がり下がりの境目

 

は複数の山を結んだ尾根の間にある窪み 

いわば鞍部にあたる所で そこがたわんでいることをさす

 

 一ノ垰を通り過ぎて・・・

 少し進むと

 行者還トンネル東口分岐に出る

 

以前 白川又川から、奥剣又谷の沢登りをして

明星岳辺りから縦走してきてここに着いた。 

そして、又白川又川に戻るつもりでいたが

ここが凄いブッシュで道が分からず、

仕方なくトンネル東口に降りた・・・

 

その頃の様相とは全くう分岐に少し驚くチチだが

その時見つけられなかった道を 今回は難なく進む事になる

まさに、葯30年越しリベンジにもなる話だ

 

 今では想像もできない程、垰やか尾根だ

 迷う事の無い登山道

 

またまた 八経ヶ岳弥山が目の前に現れる

 

 奥崖道分岐

右側が奥駈道 真直ぐが上北山中学校目バス停 小谷林道方面

 

上北山温泉方面へと進む

 標識はしっかりと付いている

 ここから 下りとなる・・・

 どんどん下る事になる・・・

 

まだまだ 下るようだ

どこまで下るんだろうと思っていた矢先に

チチが言う・・・

 

ここは、登り返すんだよ・・・

 

・・・

 

愕然とした時だった・・・

そして 約20分ほど下っていく事に・・・

 

 どれだけ下るのだろう

 遠くの陰に辿り着けない

和佐又山

 

視界に 普賢岳山域の山が見え

端に円錐状の和佐又山が確認できた

そして・・・

 

 漸く登りになって間もなく・・・

P1380

 

P1380に着いた

ここからもアップダウンは続く

 

 薄っすらとみる目標のピーク

 

裸木の向こうに浮かぶピークの陰

あそこまで行くんだ・・・というチチの声に

気が遠くなりそうなほど距離を感じた

 

登っても登っても 見えている影はづかない

 

 年季いりの読めない標識

 ここから果てしない歩きの様に感じた

 

どこまで続く尾根なのだろう

どこまで歩けば辿り着けるのだろう

それ程長く長く感じる  時間が過ぎていく

 

 それでも登って登って

 また下る

 下ったと思ったら また登る

 それも登山道と表示している

 迷う事の無いように標識あり

 上北中学校前バス停方面へ登っていく

1418の分岐

 

やっと1418の分岐に着いた

 

ここから左右に別れる

 

が 小谷林道方面の三本栂 

が 高塚山方面

 

 

どちらを先に行く?とチチが問う

 

目的の高塚山に行く

 

そうだな 行こう!

 

ここまで辿り着くのに かなり歩いた気がした

時間が経ったように感じた

 

しかし 時計を見ると まだ9時25分だった・・・

行動するには十分の時間がある

まずは目的の山を踏んでから 状況を見ようと考えた

 

 

左側の高塚山を目指す

 

・・・その前に

 

 立ち寄っておこう!

P1418

 

1418のピークを踏んでから 高塚山を目指した

 

 

つづく

 

 

 


大峯奥駈道の枝尾根を歩く 高塚山 清明ノ尾編

2021年11月28日 | 山 近畿 大峰山系

202111月21日日曜日 大峰山系

 

国道309号線No90ポイントの鉄階段からの続きです

 

鉄階段を上り終えると

そこからは急な登りの山道となる

 

 奥駈道の枝尾根の枝尾根の登り

 

まずは 逢いたかったものを目指す事にしよう

それは清明ノ尾の出合にある

会いたいものの名前に由来する広場だ

 

支尾根の支尾根は 自然尾芸術品の品評会のようだ

多くの奇木や巨木が存在する

 触手のようなを延ばす木

 朽ちた母木から延びるたな木

 踊り出しそうな陽気な木

 洞窟の様な木 何かの棲家

 九十九折に登っていく

 落葉の道は柔らかくには優しい

 

見ていると楽しい樹木の間を登っていく

だけど急な勾配は我慢のしどころ 稜線に出るまでガンバだ!

 

 檜と2本の若いツガを九十九折に曲がる 

 尾根のラインが近づいてくる

 目の前に大木がたちはだかる

 

ど~~ん

このルートのシンボルツリー的な存在の巨木

存在力がすごい!

 

 

この木をよく見ると! 

ヒノキヤマグルマの木が合体した

複合体の大木となっている

自然の為す業なのだろう・・・すごい生命力だ

 

今回はこの木に会いたかった そしてもう一つ・・・

 

 大木から間もなく尾根に出る

大普賢岳と小普賢岳

大普賢の右側の尖がり帽子が和佐俣山

 

枝尾根から清明ノ尾の尾根に出ると

目の前の視界が開けた!

 

大峯の山々が連なって見えるようになる

そして間もなく タイタン広場に着いた

そう…朽ちたとはいえ

存在感のあるタイタンにも会いたかったのだ

 

 マツダE2500トラック

 

本当はまだ タイタンの名前の付いていないモデルだが

1967年1月に登場して、この地に放置された以降 

タイタン広場と呼ばれる由縁にとなっらしい

※ちなみに タイタン1号は1971年にでた

 

タイタン広場は 清明ノ尾と呼ばれる尾根にある

ここからその尾根を進んで 大峰奥駈道を目指す

 

清明ノ尾

 

歩き易い尾根道だ

奥駈道に出るまでにも急坂はあるが

登山道の歩き易さが助けてくれる

 

 奥駈道への最後の登り ガンバ!

 優しい色のが手招いている

大峯奥駈道の出合

弥山

中央の奥に頂仙岳 手前右のとんがり帽子の鉄山

 

大峯奥駈道に出ると

目の前に大峰山の面々が飛び込んでくる

ここから、 人とは無縁のような奥駈道を少しの間歩くが

季節的な関係で 今回は決して歩き難いルートとは思えなかった

 

 弥山の方向へまず進む

 

ただ…ただ… アップダウンがどこまでも続き

急なりと急なりを繰り返す事にはなる

 

しかし、そのしんどさよりも 奥深い神秘な鎮守の森の中

修験道の修業の道の一部を味わう楽しみの方が大きい

 

 

季節がら ミヤコザサの背丈が低く

整えられた芝生の広場の様な尾根道が続く

一ノ垰まではこのような、道が続き

葉を落とした裸木が視界を広げて明るくしてくれていた

 

八経~弥山~鉄山

 

つづく


大峯奥駈道の枝尾根を歩く 高塚山

2021年11月27日 | 山 近畿 大峰山系

202111月21日日曜日 大峰山系

 

先週は鈴鹿方面のお山に登った

今度は何処に行こう・・・

 

静かな 下界の雑踏から離れた所のお山・・・

人の存在すら忘れられそうな静かなお山に・・・

何処に行こう・・・

 

奥駈けの枝尾根のお山にでも行こうか・・・

まだ行ったことのない所がいい!

夏に行けなかったあの山径がいい!

…?どの山径?

 

よし!大峰に行こう!

 

決まれば早い!

 

さっさと登って さっさと下ろうという事で

前夜発で出かける事にした

 

 まんまる お月様

 

暗い夜道を走り 適当に張れるスペースを見つけて

テントを張る事にした。

 

今夜は、月の光で歩けそうなほど明るい

久々のテント泊に、少しテンションが上がっていた

・・・が

チチが持ってきたテントをみて 

テンション急降下・・・

 

ツエルトを少し贅沢にしたものだった・・・

 

っ・・・これで寝るの?

 

そうだよ♪ 

テン泊の予行練習もしていかないとね

 

これ・・・テント? ビバーグみたい

 

何言ってるんだ! 

こんなに広くて快適な事はないよ!

 

ぁ・・・底の無いテントね

 

軽量化で購入していたテントの初下し

今日はお試しで寝る事にしたようだ・・・

この冷え込みくなったという夜に・・・

 

 スノーピーク・セル2

 

それも中に入れば チチの言う通り

意外に過ごしやすい!

ただ、ヌレヌレになる事は

十分覚悟しなければならないようだ

 

ふと・・・寝ながら思った

これ・・・夏の鈴鹿のお山だったら・・・

きっと、ヒルの餌食になっているんだろうな・・・

 

私的には 底が無い事で地面が見える部分が気になった

設営時に もっと工夫が必要だろう・・・

そんな事を考えながらも 寝落ちするのは早かった…

 

 

前夜発という事もあり、朝は少しゆっくりめに行動した

少し明るくなってから車を移動させ

行者還トンネルの東口の駐車スペースに車を停めた

出発したのは 国道309号線No102ポイントからだった

 

 国道309号と行者還トンネル東口

 

久々に大峰山系を味わいたいと思う気持ちがある

 

 国道309号線

 

久々に奥駈道を歩いてみた気もする

 

 国道309号線No90ポイントの取付き

 

久々に会いたいものがある

 

 取付きの鉄階段

 

コロナ禍で行けず我慢していた所もあり

今回は、背中を押されるように足は軽やかになる

 

 上り切った所から国道309号線を見る

 

さぁ~ しもうぞ!

 

あの山まで!

 

高塚山と通称:モヒカン尾根

 

コースタイム

6:22 行者還トンネル東口 → 6:52 取付きの鉄階段 → 7:30 タイタン広場 → 7:57 大峰奥駈道出合(稜線にでる) → 8:34 一ノ峠 ~ 8:37 行者還トンネル東口分岐 → 8:43 奥駈道と小谷林道の分岐 → 9:06 P1380m → 9:25 1418の分岐~P1418 9:26 → 10:07 高塚山1363.7m 10:30 → 11:08 1418分岐 → 11:29 三本栂1289m 11:35 → 12:20 P1380 → 12:48 奥駈道と小谷林道の分岐 → 12:58 行者還トンネル東口分岐 → 13:50 林道 → 14:00 行者還トンネル東口 

 

 

 

つづく

 

記憶に残る大峰のルートを残しておこうと思います

またまた、長~くなりますが、頑張って綴ってまいりますので

最後までお付き合い下さいませm(_ _)m

宜しくお願い致します

 


御池岳の周遊 テーブルランド・右回り編2

2021年11月24日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策

 

P1182からの続きです

 

以前訪れた時、P1182を夕日のテラスかと思ったが

夕日のテラスではない P1182だった

丸山の見下ろす崖縁は 南から西の景色を一望できる

人もいない・・・

苔生したカレンフェルトの陰に隠れるように 

風を避けて休憩をした

 

西側のテーブルランドの散策は始まったばかり

夕日のテラスを探しに行こう・・・

 

 道はあったりなかったり…

 何かが見える 行ってみよう!

草原池

 

樹林帯の中を抜けては 枯葉色のシダの草原

その場面が繰り返される感じがする

 

今どの辺りを歩いているのか、

油断をしていると分からなくなりそうだ

天気に恵まれていることに感謝!

 

 起伏のある草原の樹林帯

 登った先の岩稜帯・・・

 夕日のテラスの可愛い標識

 

ここが夕日のテラス

以前逆回りで散策した時 ちょうど凸部を迂回してしまい

夕日のテラスを外してしまった

今回は忠実に縁を歩いて、 

夕日のテラスを見つける事ができた

 

 

 あぁ~風になって飛んでいきたい~♪

 

テラスの一番高い所! 気持ちいい~

風と一体になった気分♪

落ちるなよ~っとチチの声も上の空

両手を広げてそのまま飛んでいきそうな気分だった♪

 

その足元で赤いものが見えた

そして傍に小さなピンクの花らしきもの・・・

よく見るとヒメフウロだった

まだこの時期に咲いていたなんて! 

軽い衝撃を受けた・・・

 

 岩の陰にひっそりと咲くヒメフウロ

 ヒメフウロの葉は赤く紅葉

谷間の黄葉

 

ヒメフウロの紅葉が無かったら

小さな花を見落としていただろう・・・

 

そして崖を覗き込むと 

谷間にもまだ見事な紅葉が残っていた

 

ラッキーな事だ♪

 

 次に進もう!再び樹林帯へ

 開けた草地と樹林帯

 丘になった所を登ってみれば

 西の端の崖の上あたり?

 西ボタンブチに着いた!

西のボタンブチ

 

季節によって雰囲気は違うが

灌木が近くまで寄った崖の上!

ここでの展望は裸木の向こうに開ける

 

 今度は縁のまで行ってみよう

 腰折れの樹木 Nにも見える!

 精霊の棲む森の中の様な樹林帯

 その中に見えてきたは…?

お花池

 

お花池から 歩きはここで終了!

今度は日本庭園を通って鈴北岳へ向かう事にする

 

踏み跡は途中で消えたり 現れたり

色々な方向に延びていたり・・・

なので 地形を見ながらしっかりと方向を定めて進む

 

・・・といっても それはチチの仕事?

私はチチの後から地図で確認して進むだけ

 

もし私一人の単独行だったら・・・

迷って迷って不安だらけだろう

それ程テーブルランドは、

迷いの台地に人を誘い込んでいく

 

 あのピークを目指そう!

 方向を見定めて踏み跡を確認!

 苔をピナクルの間を進めば

 カルスト台地の斜面が広がる

鈴ヶ岳

 

振り返ると 緩い鞍部の間から

鈴ヶ岳が覗いていた

円錐形の綺麗な坊主頭が印象的だ

 

 スカイライン目指して登れば・・・

 日本庭園突入!

天空の日本庭園

 

カルスト地帯の壮大な草原には

あちらこちらに比較的大きなドリーネがあった。

 

それはまるで、巨人の尻もちの跡の様な…

恐竜の足跡の様な…

そんな凹地落とし穴がぽっかり空いて

御池岳一体の特性を強く見せた庭園が広がっていた

 

 元池の分岐 ここから鈴北岳は道なりに…

 鈴北岳への登りは苔の絨毯の中を行く

 鈴北岳 1182m

鈴北岳

 

360℃の展望を広げて迎えてくれるが

展望良い所 風の猛威あり!

冷たい風が飛び回っている。だが

そんなに強くはなく 歩いて来たばかりの時は

火照った体を冷やしてくれて 気持ちが良かった

 

鈴ヶ岳

 

琵琶湖、 遠くに比良山系の山が連なって見える

その更なる奥は・・・

雲が邪魔をして 今回は

アルプスまでの遠望は望めそうもなかった

 

伊吹山 その後ろに奥美濃の山々

大垣方面と養老山脈 

 

養老山脈の奥の中部の山々は、

雲と手を結びよく見えない

それでも満足のいく景色を見ながら下る

 

左に伊吹山 右に能郷白山

 鞍掛峠へと下っていく

 青枯葉色の苔の絨毯

 樹林帯の中へ入っていく

 明るい木立の自然林

 

遠くの空は雲が蔓延り地上と手を結ぶ感じだが

近くの空は秋晴れの様な青が広がる

樹々は葉を落とし裸木となり 

透かし入りの景色を楽しませてくれる

 

今日はもう 十分しませてもらった

一気に下ろう 鞍掛峠へと!

 

 峠までの急な下り

 鉄塔を通過

鞍掛峠

 

ここからも一気に下ろう

急坂は暫く続く!

 

 落ち葉の登山道は柔らかい♪

 石のゴロゴロは意外に応える!

 登山口まで下って来た!

 この小さな橋を渡れば 国道306号線

 

気になっていた宿題えて 漸く降りてきた!

天気にも恵まれ、ほど良い疲れの満足する山歩きだった・・・

紅葉も残っていて、保養ができた

本当に満足しただった・・・

だった・・・

だった・・・

国道に出て ある事に気付くまでは・・・

 

 えっ!

 

ぇぇぇぇ~ッ

 

国道に路駐している車すべてに

黄色いカードが貼られていた!

 

もしや もしや 我が家の車も・・・!

一気に現実に引き戻され 今度は冷や汗が出た!

 

チチはいう 大丈夫だよ・・・

それでも不安だった、車に戻るまでは・・・

 

どうも駐禁は 白線内でも容赦なく貼られたようだ

先週までは ガードレールとラインファルトの間に駐車しても

迷惑駐車の注意書きで済んだらしいのですが 今週は・・・

路肩の広い、ラインファルトの外に停めていても

駐禁の切符は切られていた

舗装された道路部分に停めると駐禁となるため

地道になっている路肩の広場なら 辛うじて大丈夫の様だ

 

今回はたまたま ガードレールの外側に

スペースの空きがあって

狭いながらも停めれたことが良かったのだが

どちらにしても 気持ちはであった

 

夢から覚めたよ~

 

 

 

最後までお付き合い下さってありがとうございました