ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

村界尾根からの久留野峠 4

2021年09月07日 | 山 近畿 金剛・葛城

2021年8月28日(土)☀ 村界尾根~東條山~久留野峠

 

   東條山からの続きです

 

東條山に辿り着いたのが9時過ぎ

悪いペースではないが 最近の山歩きのペースから考えると

既に金剛山頂を後にしている時間だ・・・

未だ半分にも満たない・・・

 

取りあえず 急ごう~!

 

 林道を目指して下る

 方向は間違っていない

 

下っていくほど 道はハッキリとして

歩き易くなって行く

 

 オオバノトンボソウも終盤

 ツルリンドウ花盛り

 ヤマジノホトトギス

ヒメキンミズヒキ

 マツカゼソウ

 どんどん下っていくチチ

 林道が見えてきた

 林道出合

 

ここから林道歩き

金剛山地へと入り 千早峠に向かう

 

もう 緊張する所はない

樹林帯の中を 少し気を抜きながら歩いていく

 

 マツカゼソウが花盛り

 ヌスビトハも花盛り

 クサアジサイはそろそろ…

 千早峠についた!

 

ここからはダイトレ

いわゆる、ダイヤモンドトレイルを歩くのだ!

 

もう 地図を片手に歩く必要はない

慣れたルートだ そしてここから

の姿を見掛けるようになる・・・

 

 

思いの外 疲れていたのだろう・・・

少しでも登りになると足が

それでも、気持ちは 

ハイキング気分で楽しもう~♪

 

 日差しが届くようになった

 

 

この時期は笹藪になる!

 

冬や早春の頃とは違う

全く違う趣で 笹藪をかき乍ら進む

季節が季節なら展望に恵まれる所も

生い茂った樹木や草に 

些か 展望が望めない環境になっていた

 

 高谷山 934.8m

 

辛うじて望めた展望の先には

奈良盆地が広がる…五條方面の様だ

 

 中葛城山 937mを過ぎて…

 再び笹藪の道が続き…その先に

 地獄りが待っている

 人の大きな声のする所についた

久留野峠

 

この先・・・人が多そうだ

今日はここまでにして 金剛山頂はめた

そして一気にロープウェイ乗り場まで下る事にした

 

 一気に下ろう~♪

 ゲンノショウコ

 くるの茶屋迄下って来た

 

静かに佇むくるの茶屋

昔は賑わっていた事もあったが

ロープウェイが動かなくなって 雰囲気が一変した・・・

 

やれやれである

久々に山歩きらしい歩きができたかな?

6時間近く歩くのは久々だ・・・

 

テクテク車道を歩いて 駐車場まで戻る事にした

 

ほど良い疲れが心地良いけど

下るとやはり まだ暑い

お日様の力はまだまだ健在だ!

 

 

 

長~いブログになってしまいましたが

最後までお付き合い ありがとうございます

 

 

 


村界尾根からの久留野峠 3

2021年09月05日 | 山 近畿 金剛・葛城

2021年8月28日(土)☀ 村界尾根~東條山~久留野峠

 

1時間程歩いただけなのに 

既に 随分歩いたようながした・・・

たかが標高650mのピーク

されど…であった・・・

 

いつものの金剛山のルートだったら、

3分の2程もしくは 頂上近くまで歩いているはずだった・・・

その感覚で地図を見た時は、愕然とした・・・

 

だけど、

なんだか本格的な山歩きをしている感じ♪

そんな喜びも生まれた!

 

 標高650mからの続きです

 

標高650m地点からは 今までの急登が嘘の様に

斜面は比較的くなる しかしそれとは裏腹に

アブ藪蚊が少しでも足を止めると、一気に攻撃してくる

 

ブンブン羽音を立てる小さな虫纏わりつき

鼻にも 目にも飛び込む強者どもに翻弄される

 

 ミヤマシキミの青い果実

 

標高650m地点から4~5分程進んだところで

小さな支尾根の分岐とぶつかり、ぼ~と歩いていると

左側の支尾根に誘い込まされそうになる

 

 7:34

 

ここは地図確認をして方向に進路をとって

しっかりと村界尾根辿っていく事にする

 

 右側の尾根を進む

 ここから一気に激下り!あれ~

 

藪山が続く・・・

 

アブが追跡し 藪蚊がスキを見て集まり 

小さなハエの様な虫も混ざって

の中 マスクの中 ついでにの中まで

容赦なく 入ってくる

 

払っても 払っても

虫たちは、どこまでも付き纏い れない

 

それ所か!

藪の中に見つけた花を撮ろうと足を止めた瞬間

それらは 容赦なく襲ってくる

 

もう~っ!いや!

 

 モミジガサ

 シュウブンソウ

 ヒヨドリバナ

 

に集らず 汗臭い私狙う虫と戦いながら

お花をしっかり撮って 今度は登り返しだ!

 

 漸くピーク?

 何を確認している チチ?

三角点分岐

 

折角だからと 三角点に立ち寄ってみる事にした

 

 三角点を目指して方向へ

 三角点名 千早 720.7m

三等三角点

 

樹林帯に囲まれた三角点が 静かに迎えてくれた

三角点を確認して 分岐点まで引き返す

 

 村界尾根をそのまま進む

 

ここから漸く、緩い尾根歩きかと思った

そんなに甘くない村界尾根!

ここからは アップダウンの連続で

幾つかのピークを越えて行く事になる

 

地図を見て確認して覚悟をする・・・が

やっぱりしんどいよ~!

 

久々のセミロングコースは 

鈍った体には辛いぞ・・・

 

 雨が無いだけましな急坂

 8:07

 下って・・・

 登って

 

時折樹林帯から抜け出たような明るさが戻り

風の通り道に癒される

側に千早赤阪村

側の植林帯の方向が河内長野市

村界尾根を喘ぎながらも満喫しつつ 

金剛山地を目指す

 

 2つ目のピークを登る 8:18

 右に林道確認 8:21

 3つ目のピークを下る 8:23

 4つ目の緩やかな尾根 8:32

 5つ目のピーク 8:36

 5つめが 標高802mの様だ

 東條山を目指そう!

 小深への分岐 8:55

 振り返って分岐を確認

小深とは反対の側に曲がり

東條山を目指して進む

 植林と自然林に分かれた村界尾根

 

千早川に沿って走る府道から見える尾根を

今歩いているのだが・・・

意外に面白いかも♪ ただ・・・

本当に鈍った体には応える

 

いいトレーニングになるのだが

今回はヘロヘロになりそうだ・・・

 

ピークを越える度に下って、登り返す・・・

 

 東條山についた! 9:02

 

樹林帯の中に 申し訳なさそうに広くなった所が現れた

そこが、東條山だった

展望はない! 

樹林帯を見上げた空が遠かった・・・

 

さて、また、金剛山地を目指すため

林道まで下って行く・・・

 

本当に登ったり 下ったり・・・

村界尾根は変化に跳んでる! 

ちょっと疲れたぞ

 

でも まだ歩ける 

ぁ~ 急ごう!

 

 

つづく

 

 

 


村界尾根からの久留野峠 2

2021年09月03日 | 山 近畿 金剛・葛城

2021年8月28日(土)☀ 村界尾根~東條山~久留野峠

 

村界尾根 取付きからの続きです

 

千早大橋から河内長野千早城跡線に入って、少し進むと

右側に地図に載っている徒歩道が2本ある

一つは、P526の南側コルに上がるルート

一つは、大きく迂回して支尾根からP526に上がるルートの様だ

 

今回は 村界尾根をトレースする為 

支尾根からP526に上がるルート選択した

 

  村界尾根取付き

 

村界尾根を歩くのは初めてだ

ロングコースになるとは思いよらず 

普段歩いている金剛山のコースと同じくらいと思い

別の方向から登る未知のルートを楽しみにしていた

そして・・・

まだ薄暗い山道を、登っていった

 

 

踏み跡はしっかりとしており 

秋の山野花を探そう~♪

余裕で歩ける感じがした

 

 イチヤクソウ

 既に花は落ち、果実を付けていた

 

花探しをしながら歩いていたが 

時期が時期なだけに 花は少なさそうだ

あっても 華やかな姿ではなく 

地味で余り目立たないものが多い・・・

一生懸命探しながら歩くが どうしても 見落としてしまう

 

しかし、そんな地味なお花も よくよく見ると個性があって愛らしい

見つけた時は 心が躍る♪ 

 

 

登り始めの道は、踏み跡ははっきりしているが

脇道か?分岐点らしき踏み跡も多い

下の林道に続いているのか 別のルートか?わからないが

気になるほどしっかりとした踏み跡があった

 

それでも この時の私は山野花の事が気になって

キョロキョロしながら歩いていた

 

 この分岐 どこに繋がる・・・?

 

葉だけフィリヒナスミレがちょくちょく目に留まる

 

他にもないか探して歩いていると、

チチの姿を見失うことが度々あった

 

 フィリヒナスミレの葉

 

気にしなければ チチと逸れる事間違いなし

きっと・・・私は、花見遭難をしてしまいそうだ

 

村界尾根をねらって、尾根から外れたら大笑い!

道があるからとて それが正しいとは限らない

この辺りから 地図コンパが必要になった

 

金剛山では、あまり地図とコンパスを使う事は少ないが

ここは、必要だっだ・・・

 

P526に上がる分岐

 

ッと!危ない危ない

真直ぐ進んでしまうところだった!

 

地図にある徒歩道らしきものは見当たらない

地図とにらめっこしていたチチが 急に

急に小道から離れて支尾根を登り始めた

 

この選択は正解で、

地図確認をすると、きちんと尾根を歩いていた

私独りだったら・・・どこに行っていたのやら

 

ここから 山道らしい支尾根をどんどん進んで行くと・・・

 

 NTTの鉄塔発見!

 

鉄柵が目に留まり 鉄塔が樹木と絡むように建っていた

ここがP526の様だ!

 

ここから 確実に地図を片手に歩く事になる

P526地点からは一旦、急下降

コルまで下る

 

 

勿体ないなぁ~と思いつつ 南側のコルまで下るが

先ほどまでの歩き易い道は、段々なくなっていく様な気がした・・・

 

 チヂミザサ

 チヂミザサの花穂

 シュウブンソウ

 ヤマホオズキ

 

これが道か~!

そう叫びたくなるような倒木帯!

 

 急登の倒木帯を抜けるように登って

 また急下り やれやれ

 コルに出た!

南側のコル

 

ここが取付きから分かれてあったもう一つの

コルに上がるルートとの出合いである

 

コルと言っても 私にはどこがどの道か

草に覆われ よく確認しなければ分かり難かったが・・・

 

 まずは千早峠を目指して登る

 

ここから 藪山の本性を現し 激急登まりだった!

 

藪山の難儀な所は・・・

草木で覆われた道が見えにくい

特に踏み跡の薄い分岐などがあった時は

見落とすか迷うか・・・

分岐点では 時に確かめておいた方が良い事もある

 

 踏み跡は側の方が濃いが…

 

地形からすると尾根沿いの道は

の方にある踏み跡が怪しい・・・

でも の方が濃い・・・

右の方が正しいかもそう思いながらも

左の方の踏み跡を確認しに行く 

 

偵察隊長はいつもチチ! 

右だ!の合図で私は動く~♪

 

だが そこは急登な上に悪路の様だ

地面の倒木や枝 草とにらめっこして登る

 

 ルートは確かだが 急登悪路だ

 

道は何処じゃ~!

 

~っと一呼吸しつつ目線を上げた時

思わず叫んでしまった

 

早速、地形を見ながら 地図と照らし合わせ

コンパスを使って位置確認をする

 

いつもチチ任せの私だが こういった状況になると

自己防御本能で地図を見る習性がある

 

久々に山らしい山に来た感じがした・・・

 

 容赦ない登りが続く

 森の中に取り残された感じ・・・

 

久々に手に汗を握る感じだ

コロナ禍で落ちた鈍った体では 標高が1000mにも満たない所でも

悪戦苦闘を余儀なくさせられる

 

金剛山には 体が鈍らないように 時々登っていたが

やはり筋力と体力は確実に落ちているようだ

落ちずに増えているのは、脂肪だけのようだ

 

道の消えかかった様な樹林帯の中に立つと

なぜか置いてけぼりを喰らった感じがした

見上げた樹林帯の隙間から零れる明りが、優しかった・・・

 

 

 

シダが広がる林床の尾根道

足には優しいが ルート確認は難儀する

 

急な登りが続くが 千早峠まで・・・と頑張る

 

そして・・・

 

 ここが・・・?

 標高650mのピークに着いた

 

ここで地図確認をして 愕然とする

千早峠まで まだ3分のにも満たない・・・

ここで初めて、ロングコースだったのだ実感する私だった・・・

 

久々の トレーニングルートになりそうだ・・・

 

 

 

つづく


村界尾根からの久留野峠

2021年09月02日 | 山 近畿 金剛・葛城

もう・・・9月になった

結局2年越しの引きこもり状態が続く

 

体力も何もあったものではない!

ドンドン体力も筋力も急降下・・・体が鈍る!

なのに 世間を騒がせているウイルスは

変異をして力を付けてきて その終焉じさせない

 

行きたい山は沢山あれど

この状況下では 年々衰える体力と共に遠のきそう

 

近場の山で 癒しを貰いつつ 

何とか体を維持できるように頑張る・・・

しかし、それにも限界が見えてきた

それでも 山恋しいと里山を徘徊している

 

いつもお邪魔するのは 金剛山

色々な未踏のルートを探して登っているが

少しマンネリ化する傾向にある

 

その時チチが言った

 

「おいおい、知ってるか?」

「何を?」

「村界尾根からのルートがあるんだよ」

「へ~っ!」

「登りたくない?」

「行く行く!いつ行く?」

 

これは行ってみなければ!と

チチのお誘いを快く受ける事にした

 

それは、8月も終わりを告げようとしている

最後の週末の事だった

 

 

 

 

2021年8月28日(土)☀ 村界尾根~東條山~久留野峠

 

いつもの駐車場・・・

早めに家を出たけど 既に停まっている車がある

だけど まだ止めるスペースが2~3か所あって ホッとした

 

 まだ管理者は来られていない

 百日紅の花が満開だ!

 

階段状の堰堤に流れる水の音が良く響く

それは、涼し気で気持ちが良かった

その音を聞きながら 支度をして早々に出発だ!

 

今日は 

黒栂谷道分岐とは反対方向に進む

まつまさに背を向けて少し下っていく事になる

 

 富田林五条線方向へ下る

 府道705号線を千早大橋の所まで戻る

 千早大橋を左折 の所へ向かう

 ここから取付きに向かう・・・が

 ちょっと陰湿…水溜りが…!

 老朽化?年季を感じる石標・・・

 

時が止まったように静かな佇まい

河内長野千早城跡線 千早洞 老朽化のため

全面通行止めとなっている道に入っていくと

すぐに取り付き点が見えてくる

 

 

右手に比較的新しい手作りの標識を確認したら

斜めに上がる道があり、少し戻る形で登っていく

ここが村界尾根の取り付きの様だ

 

 村界尾根取付き点を登っていくと…

 

樹木の切れ間から 今歩いてきた

千早大橋からの分岐点がよくわかる

 

それも隠れて見えなくなると、本格的山歩きの開始となった

 

 

ぁ~っ!

久々の記録だ!

がんばって綴るぞ~♪

 

近場のお山の記録ですが 

最後までお付き合い下さいませm(__)m

 

 

つづく