ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

御池岳の周遊 テーブルランド・右回り編2

2021年11月24日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策

 

P1182からの続きです

 

以前訪れた時、P1182を夕日のテラスかと思ったが

夕日のテラスではない P1182だった

丸山の見下ろす崖縁は 南から西の景色を一望できる

人もいない・・・

苔生したカレンフェルトの陰に隠れるように 

風を避けて休憩をした

 

西側のテーブルランドの散策は始まったばかり

夕日のテラスを探しに行こう・・・

 

 道はあったりなかったり…

 何かが見える 行ってみよう!

草原池

 

樹林帯の中を抜けては 枯葉色のシダの草原

その場面が繰り返される感じがする

 

今どの辺りを歩いているのか、

油断をしていると分からなくなりそうだ

天気に恵まれていることに感謝!

 

 起伏のある草原の樹林帯

 登った先の岩稜帯・・・

 夕日のテラスの可愛い標識

 

ここが夕日のテラス

以前逆回りで散策した時 ちょうど凸部を迂回してしまい

夕日のテラスを外してしまった

今回は忠実に縁を歩いて、 

夕日のテラスを見つける事ができた

 

 

 あぁ~風になって飛んでいきたい~♪

 

テラスの一番高い所! 気持ちいい~

風と一体になった気分♪

落ちるなよ~っとチチの声も上の空

両手を広げてそのまま飛んでいきそうな気分だった♪

 

その足元で赤いものが見えた

そして傍に小さなピンクの花らしきもの・・・

よく見るとヒメフウロだった

まだこの時期に咲いていたなんて! 

軽い衝撃を受けた・・・

 

 岩の陰にひっそりと咲くヒメフウロ

 ヒメフウロの葉は赤く紅葉

谷間の黄葉

 

ヒメフウロの紅葉が無かったら

小さな花を見落としていただろう・・・

 

そして崖を覗き込むと 

谷間にもまだ見事な紅葉が残っていた

 

ラッキーな事だ♪

 

 次に進もう!再び樹林帯へ

 開けた草地と樹林帯

 丘になった所を登ってみれば

 西の端の崖の上あたり?

 西ボタンブチに着いた!

西のボタンブチ

 

季節によって雰囲気は違うが

灌木が近くまで寄った崖の上!

ここでの展望は裸木の向こうに開ける

 

 今度は縁のまで行ってみよう

 腰折れの樹木 Nにも見える!

 精霊の棲む森の中の様な樹林帯

 その中に見えてきたは…?

お花池

 

お花池から 歩きはここで終了!

今度は日本庭園を通って鈴北岳へ向かう事にする

 

踏み跡は途中で消えたり 現れたり

色々な方向に延びていたり・・・

なので 地形を見ながらしっかりと方向を定めて進む

 

・・・といっても それはチチの仕事?

私はチチの後から地図で確認して進むだけ

 

もし私一人の単独行だったら・・・

迷って迷って不安だらけだろう

それ程テーブルランドは、

迷いの台地に人を誘い込んでいく

 

 あのピークを目指そう!

 方向を見定めて踏み跡を確認!

 苔をピナクルの間を進めば

 カルスト台地の斜面が広がる

鈴ヶ岳

 

振り返ると 緩い鞍部の間から

鈴ヶ岳が覗いていた

円錐形の綺麗な坊主頭が印象的だ

 

 スカイライン目指して登れば・・・

 日本庭園突入!

天空の日本庭園

 

カルスト地帯の壮大な草原には

あちらこちらに比較的大きなドリーネがあった。

 

それはまるで、巨人の尻もちの跡の様な…

恐竜の足跡の様な…

そんな凹地落とし穴がぽっかり空いて

御池岳一体の特性を強く見せた庭園が広がっていた

 

 元池の分岐 ここから鈴北岳は道なりに…

 鈴北岳への登りは苔の絨毯の中を行く

 鈴北岳 1182m

鈴北岳

 

360℃の展望を広げて迎えてくれるが

展望良い所 風の猛威あり!

冷たい風が飛び回っている。だが

そんなに強くはなく 歩いて来たばかりの時は

火照った体を冷やしてくれて 気持ちが良かった

 

鈴ヶ岳

 

琵琶湖、 遠くに比良山系の山が連なって見える

その更なる奥は・・・

雲が邪魔をして 今回は

アルプスまでの遠望は望めそうもなかった

 

伊吹山 その後ろに奥美濃の山々

大垣方面と養老山脈 

 

養老山脈の奥の中部の山々は、

雲と手を結びよく見えない

それでも満足のいく景色を見ながら下る

 

左に伊吹山 右に能郷白山

 鞍掛峠へと下っていく

 青枯葉色の苔の絨毯

 樹林帯の中へ入っていく

 明るい木立の自然林

 

遠くの空は雲が蔓延り地上と手を結ぶ感じだが

近くの空は秋晴れの様な青が広がる

樹々は葉を落とし裸木となり 

透かし入りの景色を楽しませてくれる

 

今日はもう 十分しませてもらった

一気に下ろう 鞍掛峠へと!

 

 峠までの急な下り

 鉄塔を通過

鞍掛峠

 

ここからも一気に下ろう

急坂は暫く続く!

 

 落ち葉の登山道は柔らかい♪

 石のゴロゴロは意外に応える!

 登山口まで下って来た!

 この小さな橋を渡れば 国道306号線

 

気になっていた宿題えて 漸く降りてきた!

天気にも恵まれ、ほど良い疲れの満足する山歩きだった・・・

紅葉も残っていて、保養ができた

本当に満足しただった・・・

だった・・・

だった・・・

国道に出て ある事に気付くまでは・・・

 

 えっ!

 

ぇぇぇぇ~ッ

 

国道に路駐している車すべてに

黄色いカードが貼られていた!

 

もしや もしや 我が家の車も・・・!

一気に現実に引き戻され 今度は冷や汗が出た!

 

チチはいう 大丈夫だよ・・・

それでも不安だった、車に戻るまでは・・・

 

どうも駐禁は 白線内でも容赦なく貼られたようだ

先週までは ガードレールとラインファルトの間に駐車しても

迷惑駐車の注意書きで済んだらしいのですが 今週は・・・

路肩の広い、ラインファルトの外に停めていても

駐禁の切符は切られていた

舗装された道路部分に停めると駐禁となるため

地道になっている路肩の広場なら 辛うじて大丈夫の様だ

 

今回はたまたま ガードレールの外側に

スペースの空きがあって

狭いながらも停めれたことが良かったのだが

どちらにしても 気持ちはであった

 

夢から覚めたよ~

 

 

 

最後までお付き合い下さってありがとうございました

 


御池岳の周遊 テーブルランド・右回り編

2021年11月23日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策

御池岳からの続きです

 

御池岳山頂からは、壮大な草原を歩く

所謂、天空の台地で、御池岳の名称の謂れともなったが、

三十余り点在しており、大小の窪みの中から名前の付いた池を探す

池巡り楽しむ人も多い

ここは、石灰岩で形成されたカルスト地帯特有のドリーネが無数見られる

 

 灌木の樹林帯の中に入って

 青朽葉色の灌木帯を抜けると

 

枯葉色に包まれた草原の中を、が我が物顔で吹いている

それは冷たく、決して強く吹いてくるわけではないが

寒さに身がまってしまう

ここで、上着を一枚羽織る事にして テーブルランドへと向かった

 

 

御池岳から 一時的に樹林帯の中に入り込むが

すぐに開けた台地になり

~い天空の草原を目の当たりにする

 

 ボタンブチへの分岐

 

 

ボタンブチと奥の平の分岐点は そのまま通過して

奥の平へと向かう

遮るものの無い天上の草原は、もうだった

枯葉色に、白い冬の足跡を発見した!

 

 初の霜

 坊主頭の奥の平 

北側の展望  左側手前に霊仙山 右奥に白いものが付いた伊吹山

 

展望は申し分なし ただ 

広すぎて縁まで行かなければ見えない

見えないが 見ると感嘆の声が漏れる

 

ただ、今回もまた 雲の存在が邪魔をして

本来ならば 伊吹山の向こうにある奥美濃山々をはじめ

遠くは北アルプス、中央アルプスが楽しめるはずだったが

それをみる事は出来なかった

ただ、唯一、能郷白山が確認できた 

その頭には 既に白いものがついていた

 

南側の展望 天狗堂

 

テーブルランドの南側~西側の端の散策では 

寄り添う様に、姿を見せる天狗堂が目を惹く

 

ボタンブチへの天上の草原は 壮大であるが

平原ではなく あちらこちらで大小の窪みができており

カルスト地帯の特性でもあるドリーネが見られる

 

 

台地を取り巻く植物景観もまた お見事!

壮大なる青朽葉色の草原は飽きがこない

 

いつまでもそこに居られそうな気がする…

そうもいかない まずはボタンブチを目指そう

ただ 風が強いぞ!

邪魔するものがない為 自由気ままな風に

一気に体温を奪われる感じだ

 

 風の悪戯?耐える樹

ボタンブチ

ボタンブチから見る天狗の鼻

 

ボタンブチの隣に見える天狗の鼻

いつも思う・・・

私的には 天狗のには見えない! どう見ても・・・

 

 天狗の鼻に向かう

 

天狗の鼻ではなく やっぱり ガメラだ!

今日のガメラは 背中に人を乗せて何かを言っている?

 

天狗の鼻からの景色

 

私的には ガメラが眺めている南側の景色は、

鈴鹿山脈が広がっている

こうしてみると鈴鹿山脈の奥深さを感じる景観である

更に西側の方に向くと 滋賀県側の市街地琵琶湖が見える

その向こうに雲と交ざりあう比良山脈が構えている

 

天空の台地の端から見える展望は、まさに絶景である!

 

 天狗の鼻からはテーブルランドの周回

 

何度かテーブルランドは訪れているが、

取りこぼしていた所が気になっていた・・・

今回は、その残しておいた宿題を片付けるため

テーブルランド西側を周る事にしたのだ

 

目的は・・・ 

西のボタンブチ夕日のテラス

 

 西側の縁を狙ってまずは灌木帯へ

 樹林帯から抜けると・・・

 赤朽葉の草原を横断!

風池

 西側の縁を外れず歩く

 ハネヒツジゴケの赤い蒴(サク)

 

再び樹林帯へ・・・

道はあるようでなく あると思っていても、途中でえる

 

これと言って目印の無い草原帯と樹林帯

周囲に見える地形やピークを指標にして歩くが

必ず地図とコンパスで確認する

天気の悪いガスった日であれば、遭難する可能性がある場所だ

 

 上等の苔衣装を羽織った木の根

 樹林帯を出たり入ったり

 道はあるようでない?何処に行くのだろう

苔の世界へようこそ!

 木の陰からうっすらと見えるピーク

 樹林帯を抜けて・・・

丸池

 

見た目の通り 丸いので丸池?

丸山の麓にある池なので 丸池?

 

 樹林帯に向かって登っていく!

 樹林帯を抜け出ると岩稜帯!?

 縁の端に立ってみれば!

P1182

丸山を望む

 苔 苔生した世界

御池岳ブルー

 

言葉では言い表せないぐらいのご褒美だ!

だけど 少し疲れた・・・

風を避けて 丸山と苔を見ながら休憩を取った

 

 

 

一旦ここで つづく

まだまだ終わらない・・・

 

 

景色があまりによく

600枚以上の写真を撮ってしまった・・・

その影響はブログにも出てしまう

似たような場面のまとまりのないブログになってしまっていますが

もう少しお付き合い下さいませ

宜しくお願い致します

 

 


御池岳の周遊 コグルミ谷編

2021年11月18日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策

 

コグルミ谷入山からの続きです

 タテ谷分岐

 

コグルミ谷より入山して間もなく

タテ谷の分岐の標識を目にし 右側にタテ谷を見ながら

そのままコグルミ谷を登っていく

 

災害に遭ったと思えない程 静寂で 

意外にスケールの大きい谷に

歩けば歩くほど 魅了されていく感じだ

 

決して大きな滝があるとか・・・

ゴルジェがあるとか・・・

そんな規模の谷ではないが  

包容力というべきか・・・

深く包み込んでくれる感じの谷に感じた

 

コグルミ谷ルート

 

道はである 

急な道をただ只管登っていく感じだが・・・

所々 谷紅葉に包まれ 足が止まる事がある

 

 道は整備されている

 説明板も設置されている

 朽葉色のトチノキ

 

薄暗い谷間を飾る黄葉が目を惹く

よく見ればトチノキだ・・・

落葉と混ざって複雑に彩られている

風は冷たいが、優しい・・・

時間が止まったように静かだ

 

 谷に別れを告げるように離れていくと…

 勾配はきつくなり 丸太の階段になる

 ここからは無言の登りとなる

 五合目

 

ガンバって歩いた!

急な斜面とにらめっこしながら登った

冷たい風が心地良く感じる程 体は火照った

そして ちょっとくなった

ここはどの辺り?

・・・

・・・ まだ 五合目・・・

 

 再び道は急な登りに・・・!

 

がんばれ!もうすぐだ! 

尾根に出ると楽になるぞ!

 

上からチチの声がする

しかし、その声はチチの声というより

山屋の声だった・・・

 

もうすぐだ!…はかもしれない・・・

 

「もうすぐ!」と言って1時間以上歩かされたことは

たびたびあった…そう・・・

励ます為?歩かせるため? 山屋はをつく!

その思いは 未だ消える事はない!

 

声を掛けられても しんどいものはしんどい!

ただただ、必死だ!

それでも、その言葉は嬉しい! 励みになり、力になる

 

御池岳に向かって  も何のその!

さぁ~! ガンバだ~!

 

 尾根が近づく

 朽葉色の落葉に陽が刺す

六合目

 

出合に出たぞ~ チチが声を掛けてきた

私は地図を見て… まだここなの?

時間を確認して、あら、意外にいいペース?

チチの言葉… 満更、嘘ではなさそう・・・

そう思った

 

緊急事態宣言解除後、山によく行くようになり

だんだん体が慣れてきているのだろう

山に来るたびに体調の違いを感じる

決して早くはないが、自分のペースを維持している感じだ

だからこそ、山を楽しめる♪

 

 カタクリ峠(6合目・コグルミ谷出合)

 

コグルミ谷から尾根に出ると

そこは 葉を落とした樹々の森だった。

季節が季節なら 鬱蒼と茂った樹林帯の尾根だろうが

今は 開放的で明るい♪

 

枯野色の落葉の茵を踏みながら御池岳を目指す

 

 

山は冬支度をしていた

葉を落とした木枝の先は 空を掴んで離さない

 

木の骨格を露わに 

その先に薄っすらと浮かぶ影は

御池岳だろうか? 

進むべき道が分かりやすい♪

 

 裸木となった 明るい尾根

 平坦な尾根道の先は もう7合目

 赤朽葉 その上を見上げると…

メグスリノキの照葉

 

枯野色の中に赤い葉が際立って見えた。

これは!もしや?

上を見上げてみると やっぱり!

 

真っ赤に紅葉したメグスリノキを確認

見事な紅葉で ひときわ輝いて見えた

 

きれ~い♪

それしか言葉にならなかった・・・

 

 青朽葉?の苔の道

 ここまでおいでと 陽が導く

 御池岳へ導く標識の先には…

テーブルランド

 

目の前に テーブルランドど~ん

やっと近づいてきた!

 

しかし、テーブルランドの間には 真の谷が阻む

まずは谷間へとらねばならない…

 

 真の谷へと下る 途中に合目あり

 苔生した根っこにくものが!

 リスが! ただいま食事中

 欲張りリスの頬張った姿

 邪魔してはいけない!サッサと

 真の谷分岐 1058m

 御池岳へ向かう

御池岳・鈴北岳・間の谷分岐

 

御池岳・鈴北岳の分岐でもある真の谷分岐をそのまま通過

御池岳へと向かう 

その通過路はとても明るい

 

 九合目

 樹林帯の明るい急登は続く

 苔生した斜面の急登をガンバ!

 

 

赤朽葉色の草地の向こうに見える樹林帯

その根元に見える稜線…

御池岳の頂が顔を出し始めたようだ

 

ここまで来れば もうそこだ!

 

 御池岳の頂上付近

 もうひと踏ん張りだ!

御池岳 1247m

 

コグルミ谷からの往路では、殆ど人に会う事は無かったが

カタクリ峠を越え、真の谷分岐のあたりに来ると

人の姿を多く見るようになった

そして、御池岳山頂も、人の賑わいを見せている

しかし、以前に比べると、少ない方かもしれない

 

賑わう頂上に吹く風は冷たかった 

体の熱が一気に奪われる感じだ!

その風から逃れたい事もあり、また、

人との密を避けるためにも

早々にお暇して 先を急いだ…

 

 

つづく

 

ご訪問ありがとうございます

コグルミ谷から御池岳までのコースでした

 

 


コグルミ谷からの御池岳の周遊

2021年11月16日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策

 

御池岳は何度か登っているが

コグルミ谷ルートは 縁なく歩く事は無かった

いつか歩いてみたいと密かに思っていたが

2013年の台風の被害に遭い、大きな崩落事故が起こり

通行禁止になってしまった

谷も荒れて通行禁止!

鞍掛トンネルも通行禁止!

コロナ禍で 沈!

そして、年月と共に その残痕は薄くなり

大きな災害跡も復旧されていったようである

今では 訪れる人々によって 再び道ができているようだ

 

ならば! 行かねば!

緊急事態宣言解除と共に 活動を開始し始め

徐々に体も 山の勘を取り戻しつつある

気になっていたコグルミ谷を歩いてみる事にした

 

 国道306号線をトンネル方向へ進む

 

ただ・・・

鞍掛トンネル付近の駐車場は 着いた時には満車!

路駐せざるを得ない・・・か 

数キロ離れた所に停める・・・か だ!

 

鞍掛トンネルの三重県側で駐車可能な場所は

トンネル脇に2か所とコグルミ谷の1km位下の方に2か所

 

そのうちの1か所に駐車することが出来たが

そこは 1キロほど離れた 入り口がかなりい所だった

 

もっと下の方に駐車場はあるが、近い方が良い

都合の良い考えで駐車し、出発の準備をした。

 

これが明暗を分ける判断であったと知ったのは

って来た時だった

この時は そんな事 気にする事も無かったが・・・!

 

 国道沿いのコグルミ登山口

 御池岳・コグルミ谷登山口

 

コグルミ谷登山口である

 

薄暗い谷間の道は 初っ端から急な勾配であった

これがもし雨の日であれば ッルズルで更に歩き難いかも・・・

そう思いつつ ゆっくりと湿気の多い谷道を登っていった

 

 落ち葉の腐葉土は滑り易い

 最初の渡渉? 涸れ沢だ!

 荒れているのは名残か?

 水の無い沢沿いをゆっくりと歩く

 タテ谷分岐


 

谷の分岐に出ると、冷たくも心地よい風が吹いてくる

その風に背中を押されるように そのまま

コグルミ谷沿いの道を進んで行く

 

 

思った以上に綺麗になっているようだ

倒木はあるが 年月を感じさせるように 苔を纏い

静かだが 包容力のある谷の様に感じる

気持ちがいい~♪

 

薄暗さも気にならない

谷にしては明るい、

スケールも大きい方だ!

ここから御池岳へと向かって愉しもう!

 

 

コースタイム

 

7:20 出発 → 7:25 コグルミ谷登山口 → 7:45 タテ谷分岐 → 8:34 カタクリ峠(六合目) → 9:00 八合目 真の谷出合 → 9:34 御池岳1247m → 9:57 奥の平1241m → 10:04 ボタンブ → 10:07 天狗の鼻 → 10:35 P1182 10:55 → 11:00 西のテラス 11:40 → 11:47 西のボタンブチ → 12:07 元池分岐 → 12:14 鈴北岳1182m → 13:00 鞍掛峠 → 13:20 鞍掛道登山口 → 13:45 駐車スぺース

 

 

つづく

 

またまた長~い、長~いブログの始まりですが

最後までお付き合い頂けたらと思っております

宜しくお願い致します

 


冬の準備を始めだした藤原岳 2

2021年11月03日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年10月30日(土)☀ 藤原岳 大貝戸道コース往復

 

神武神社の鳥居をくぐって お山の世界へ

久々藤原岳を愉しむ為に歩を進めていった

 

懐かしさの中、朝のさわやかな空気が

心地良く背中を押してくれる

 

 久々の山歩き開始!

 

道は急坂ではあるが 整備されていて歩き易い

ポイントごとに 標識が置かれている

何合目を通過したのかがよくわかるようになっている

 

次第に汗がにじみ出て 呼吸も早くなるが

木漏れ日の優しさに包まれ ゆっくりと登っていく

 

 二合目

 三合目

 シャクナゲが目に留まり出す

4合目

 

三合目からだったか… シャクナゲが目立ち始めた

季節外れの艶やかな青い葉の先に 新芽がついている

冬越しの準備がぼちぼち始められているのだろう

来年が楽しみだ♪

 

 4合目を通過していくと

みごとなコントラスト!

 

4合目を過ぎた所だった・・・

地面の色に反して、初夏を彷彿させるような

が飛び込んできた!

そのコントラストの艶やかさに、暫し目を奪われた

 

 

 新緑の様な樹林の中を更に登って…

 五合目

 六合目

 

背高のっぽの杉の木の間に伸びる道・・・

落ちてくる木漏れ日を浴びながら

山の精気を感じ 思いっきり吸い込むと

体の中の隅々までいきわたる感じで 元気を貰えた!

 

 七合目

 木々の様子が変わり出す

  八合目が見えてきた

 

八合目まで登ってくると 山はもうだった

ここから 山の様相が更に変わり

いつの間にか夏の面影は消え去り 

冬の陰を感じさせるようなの装いをしていた

 

 更に上の方は?

 もっと木々の様相が変わり出した

 

ぁ~

みごとな黄葉だ!

 

良かった・・・♪

黄葉が見られたよ♪

 

だけど 既に落葉になっている木も・・・!

今年は山の季節は早足で通り過ぎていくようだ・・・

それでも間に合った・・・

この時 そんな気持ちになった

 

 秋色の樹々の道

 苦手な丸太橋は回避して…

養老山脈

 

高度を稼いでいくと

秋の空と、樹々の切れ間から見える眺望がご褒美

 

養老山脈さ~ん♪ 

久しぶりです~♪

 

更に登って 9合目にでた!

冷たくも清々しい空気が一気に押し寄せ

大きく深呼吸をして眺めた先には・・・

養老山脈を添えていなべ市街の平野が広がっていた

 

 九合目 山頂はここから・・・

山麓のいなべ市北勢町の街並み

 

遠方の方は空と繋がって見えないものの

養老山地南部の多度山系が見渡せ 暫し時が止まる

 

私的にこの九合目から先が 意外にく感じる

もうひと踏ん張りと思いつつも

溜息が一つ漏れてしまった・・・

 

 ここからが長く感じる・・・

 

ますます映える黄葉

その艶やかな色彩に彩られた木々に慰められながら

山頂の藤原岳小屋目指す

 

だけど・・・九合目からの樹林帯の先には

スカイラインが見えてくるが・・・中々近づかない

未だか まだか・・・

そう思いつつ頑張って登っていく・・・

黙って 地面とにらめっこしつつ登っていく・・・

登っていくと・・・

藤原岳特有の岩や石が目立ち始める

すると・・・

道は緩やかになって 開けた先に小さな小屋が見えてくる

それは トイレの小屋だ ・・・という事は

もう そこが藤原岳小屋の様だ!

 

 道が緩くなってきたら・・・

 綺麗になっていたトイレが!

藤原岳小屋

 

小屋の周りで休む人は 意外に少ない

ここで少し休んで 頂上目指そう!

 

以前より歩く速度はかなりちている

ドンドン抜かれて行って ここまでも 漸く辿り着いた感じだ・・・

その上 思いの外 体は汗で濡れている!

そんなに汗が流れた感じはしていなかったが

衣類は濡れていて 陽がかげると寒い・・・

 

ゆっくり休憩とはいかず 結局すぐに出発した・・・

 

 最高点までもう少しだ!

 杉苔の高級絨毯

 小粒の愛らしいイヌタデ

 

鞍部まで緩い下り坂を下ると そこは庭園の様な趣だ

青い杉苔の絨毯が高級感を出して敷かれ

その周りは 色付いた木々に包まれていた

 

目の前に、藤原岳(頂上)がドンと現れ

秋染めの衣を纏い迎えてくれる

 

 開けた斜面の最期の登り!

 

頂上台地を登っていくと

石積の様な頂に標識が立てられた藤原岳の山頂に到着!

人は少ない!

360度の展望が開け 風も無い!

段々雲は増えているが まだお日様が顔を出し

優しい日差しに 余り寒さも感じない

 

こんなチャンスは少ない!

ならば、頂上で休憩を取ろう!

 

早速、人の来ないスペースに腰を下ろし

休憩を取りながら景色を楽しんだ♪

 

 

竜ヶ岳方面

天狗堂

御池

霊仙山

養老山脈

 

山頂の風は穏やかだった

お日様が顔を出し 背中が温かい♪

今日は久々に 山頂でコーヒーを飲んだ~♪

なんて 幸せな時間なんだ~♪

 

 ブレイクタイム中

 

冷たい空気が絡む中、

温かいコーヒーが美味しい季節になっていた

 

周りは色づいた草木で衣替えをして

気の早いものは 冬支度を済ませつつある

そんな中で まだまだ息づく小さなお花が目に留まった

 

 小さな小さな白い花

 ヤエムグラ属の様だ

 ゴマナの花

 テンニンソウの花後

 

小さな花を見ながらの一杯も味わい深い

360℃の展望も愉しませてもらった。

だけど・・・先ほどまでのお日様も雲の中・・・

陽がかげるとやはり肌寒い そろそろお暇しようか・・・

 

遠くの景色は 天と地が交ざりあったようになり

アルプス山脈まではみる事ができなかったが

みごとな景色のご褒美は 感謝の一言で済まされない

 

やっぱり 来て良かった・・・

そう思えた瞬間だ

 

さて・・・別れを告げて 来た道を引き返していった

 

 目の前に天狗岩!右に藤原山荘

 杉苔とイヌタデ

 真っ赤な顔のイヌタデ

 最期の力を出して咲くゴマナ

 ゆるりと庭園を歩いて藤原山荘へ

 賑わいだした藤原山荘

 八合目

 五合目

 藤原岳登山口まで戻ってきた

 

疲れた 疲れた

だけど心地よい疲れで 満足な1日となった

 

ゆるりと歩いて 駐車場に戻ってみると 

出発の時は気が付かなかった 桜の花が咲いていた・・・

 

今日はご褒美を沢山もらった気がした…

ありがとう~♪

 

 なんという桜だろう・・・季節外れなの?

 

 

 

最後までお付き合い頂いて嬉しく思います

ありがとうございました

 

 

甲南パーキングエリア

 

コロナ禍の中で 

初めて高速道路上で休憩を取りました

鈴鹿SAなどのサービスエリアは混雑しておりましたが

kおこ、甲南パーキングエリアは空いていて

休憩しやすかったです♪