2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策
以前訪れた時、P1182を夕日のテラスかと思ったが
夕日のテラスではない P1182だった
丸山の見下ろす崖縁は 南から西の景色を一望できる
人もいない・・・
苔生したカレンフェルトの陰に隠れるように
風を避けて休憩をした
西側のテーブルランドの散策は始まったばかり
夕日のテラスを探しに行こう・・・
道はあったりなかったり…
何かが見える 行ってみよう!
草原池
樹林帯の中を抜けては 枯葉色のシダの草原
その場面が繰り返される感じがする
今どの辺りを歩いているのか、
油断をしていると分からなくなりそうだ
天気に恵まれていることに感謝!
起伏のある草原の樹林帯
登った先の岩稜帯・・・
夕日のテラスの可愛い標識
ここが夕日のテラスだ
以前逆回りで散策した時 ちょうど凸部を迂回してしまい
夕日のテラスを外してしまった
今回は忠実に縁を歩いて、
夕日のテラスを見つける事ができた
あぁ~風になって飛んでいきたい~♪
テラスの一番高い所! 気持ちいい~
風と一体になった気分♪
落ちるなよ~っとチチの声も上の空
両手を広げてそのまま飛んでいきそうな気分だった♪
その足元で赤いものが見えた
そして傍に小さなピンクの花らしきもの・・・
よく見るとヒメフウロだった
まだこの時期に咲いていたなんて!
軽い衝撃を受けた・・・
岩の陰にひっそりと咲くヒメフウロ
ヒメフウロの葉は赤く紅葉
谷間の黄葉
ヒメフウロの紅葉が無かったら
小さな花を見落としていただろう・・・
そして崖を覗き込むと
谷間にもまだ見事な紅葉が残っていた
ラッキーな事だ♪
次に進もう!再び樹林帯へ
開けた草地と樹林帯
丘になった所を登ってみれば
西の端の崖の上あたり?
西ボタンブチに着いた!
西のボタンブチ
季節によって雰囲気は違うが
灌木が近くまで寄った崖の上!
ここでの展望は裸木の向こうに開ける
今度は縁の端まで行ってみよう
腰折れの樹木 Nにも見える!
精霊の棲む森の中の様な樹林帯
その中に見えてきた池は…?
お花池
お花池から 縁歩きはここで終了!
今度は日本庭園を通って鈴北岳へ向かう事にする
踏み跡は途中で消えたり 現れたり
色々な方向に延びていたり・・・
なので 地形を見ながらしっかりと方向を定めて進む
・・・といっても それはチチの仕事?
私はチチの後から地図で確認して進むだけ
もし私一人の単独行だったら・・・
迷って迷って不安だらけだろう
それ程テーブルランドは、
迷いの台地に人を誘い込んでいく
あのピークを目指そう!
方向を見定めて踏み跡を確認!
苔をピナクルの間を進めば
カルスト台地の斜面が広がる
鈴ヶ岳
振り返ると 緩い鞍部の間から
鈴ヶ岳が覗いていた
円錐形の綺麗な坊主頭が印象的だ
スカイライン目指して登れば・・・
日本庭園突入!
天空の日本庭園
カルスト地帯の壮大な草原には
あちらこちらに比較的大きなドリーネがあった。
それはまるで、巨人の尻もちの跡の様な…
恐竜の足跡の様な…
そんな凹地の落とし穴がぽっかり空いて
御池岳一体の特性を強く見せた庭園が広がっていた
元池の分岐 ここから鈴北岳は道なりに…
鈴北岳への登りは苔の絨毯の中を行く
鈴北岳 1182m
鈴北岳
360℃の展望を広げて迎えてくれるが
展望良い所 風の猛威あり!
冷たい風が飛び回っている。だが
そんなに強くはなく 歩いて来たばかりの時は
火照った体を冷やしてくれて 気持ちが良かった
鈴ヶ岳
琵琶湖、 遠くに比良山系の山が連なって見える
その更なる奥は・・・
雲が邪魔をして 今回は
アルプスまでの遠望は望めそうもなかった
伊吹山 その後ろに奥美濃の山々
大垣方面と養老山脈
養老山脈の奥の中部の山々は、
雲と手を結びよく見えない
それでも満足のいく景色を見ながら下る
左に伊吹山 右に能郷白山
鞍掛峠へと下っていく
青枯葉色の苔の絨毯
樹林帯の中へ入っていく
明るい木立の自然林
遠くの空は雲が蔓延り地上と手を結ぶ感じだが
近くの空は秋晴れの様な青が広がる
樹々は葉を落とし裸木となり
透かし入りの景色を楽しませてくれる
今日はもう 十分楽しませてもらった
一気に下ろう 鞍掛峠へと!
峠までの急な下り
鉄塔を通過
鞍掛峠
ここからも一気に下ろう
急坂は暫く続く!
落ち葉の登山道は柔らかい♪
石のゴロゴロは意外に応える!
登山口まで下って来た!
この小さな橋を渡れば 国道306号線
気になっていた宿題も終えて 漸く降りてきた!
天気にも恵まれ、ほど良い疲れの満足する山歩きだった・・・
紅葉も残っていて、目の保養ができた
本当に満足した山だった・・・
だった・・・
だった・・・
国道に出て ある事に気付くまでは・・・
えっ!
えぇぇぇぇ~ッ
国道に路駐している車すべてに
黄色いカードが貼られていた!
もしや もしや 我が家の車も・・・!
一気に現実に引き戻され 今度は冷や汗が出た!
チチはいう 大丈夫だよ・・・と
それでも不安だった、車に戻るまでは・・・
どうも駐禁は 白線内でも容赦なく貼られたようだ
先週までは ガードレールとラインファルトの間に駐車しても
迷惑駐車の注意書きで済んだらしいのですが 今週は・・・
路肩の広い、ラインファルトの外に停めていても
駐禁の切符は切られていた
舗装された道路部分に停めると駐禁となるため
地道になっている路肩の広場なら 辛うじて大丈夫の様だ
今回はたまたま ガードレールの外側に
スペースの空きがあって
狭いながらも停めれたことが良かったのだが
どちらにしても 気持ちは沈であった
夢から覚めたよ~
終
最後までお付き合い下さってありがとうございました