2021年2月11日(木)
京都北山 ナッチョ(天ヶ森)~天ヶ岳周遊
天ヶ岳の登山ルートに出た所からの続きです
林道に降り立ち その最終迄詰めて
天ヶ岳へと向かうコースに入る
漸く、今回のコースの半分来たことになる
林道終点から登山道へ
踏み跡バッチリ!トラバース
林道終点からの道は トラバースの細道
だけど しっかりと道になっている
もう安心だ!
そんな安堵感が湧いきたものの…
陽の届かない所は雪がしっかりと残っている!
雪が残っていても 無くても注意は必要のようだ
レスキューポイントの標識
雪の残った所も ジュクジュク
雪が無い所も ジュクジュク
右側の天ヶ岳への分岐に入る
鞍馬駅方面に進むが急!ズルズル
峠越えの様な道を過ぎて…
一つの山越えの様な天ヶ岳の分岐を越えると
地図に載っていない林道に出る
四つ辻の様だが この林道が
どんな方向に延びているのか不明
ただ 目の前の白い道が、天ヶ岳へ導くように伸びる
迷わず進んでいった・・・
光に導かれるように 林道を進む
途中 林道が分かれる
左側の道がどこに繋がっているのかは不明・・・
綺麗な雪面に足跡は一つも付いていない
右側に旧道か?登山道か?
踏み跡が二手に分かれている
地図上では一本の実線でその先に天ヶ岳がある
取りあえず そのまま踏み跡の多い林道を進む
こちらの方が歩き易そうだ
何も考えずに林道を進む事5分
終点?天ヶ岳を通り過ぎた!
少し戻って 頂上へ
天ヶ岳 788m
林道をそのまま歩いていると 終点か山道になる
そこで天ヶ岳を通り過ぎている事に気付く
右側に上がる踏み跡があり 少し戻る事に・・・
そして 開けた所に出ると そこが天ヶ岳だった
展望は無いが そこだけ妙に明るく
小春日和の様な日差しを 独り占めにしているようだった
ここから林道に並行してつづく旧道を使って
天ヶ岳分岐まで引き返す
旧道を使ってそのまま戻る
私は旧道を歩き チチは林道を歩く
旧道の方は途中から足跡が消え 真っ白な雪に覆われている
林道を歩く人が殆どなのかな?
この区間だけ 二人は違う道を使って
同じ方向を目指して歩いた
ジュクジュク峠は一緒に越えて
天ヶ岳への分岐に戻った
暫く雪のトラバース
尾根らしい道は雪解けの道に…
大原と百井への分岐は右へ
この分岐を境いに 落葉や腐葉土を被った
岩場 ザレ場 浮石が目立ちだし
急な下りでは 緊張を余儀なくさせられる場面も…
どんな山でも 大小の危険は隣りあわせ!
そう感じる時だ…が
シャクナゲ尾根は・・・
疲れた足では堪える所もあったが
全体的に見ても歩き易い山道に感じた
この下りは…見た目より歩き難い
こんな岩場が…!凍ってなくてよかった
蓬莱山
口をへの字にしながら下った先に見た
白い頭の蓬莱山!
どんなにしんどくても この時にすべてを忘れる!
山はいいな~♪
そして…
再び現実に戻って下っていく
大原とシャクナゲ尾根の分岐
小出石町へ下る
腐葉土のトラバースが続く
歩き易いけど…シャクナゲ尾根?
登って 下って 鉄塔に出る
歩き易さを実感しつつのんびりと♪
緩くアップダウしながら下って…
木の根の蔓延る坂を登って…
今度は急な下り…
疲れた足が重くなってきたけど
まだ歩き易い登山道に感謝!
そして、登ったり下ったりを繰り返すと・・・
シャクナゲの群生地に…
漸く シャクナゲ尾根という呼ばれ方に 少し納得した
シャクナゲある所=険しい道
そんなイメージが私にはあるが
ここはなんと歩き易い尾根だろう
シャクナゲの咲くころ 歩いてみたい…
だけど 今日は 早く帰りたい・・・
久々のお山で足が…足が…
ヘタレな私の足は 既に棒状態だった・・・
さてさて このあたりから
下り一本の道になる・・・はず
登りに超軟弱な私…下りはまだ何とかなるけど
このタイミングで登りがあると辛い!
と…思ってしまう
もう 登りはないよね
ないない♪ ないはず…
ちょっとぐらいはあるかな?
川が見えてきたよ~
岩尾谷川
殆ど 無言状態で一気に下った
7時間以上歩いた足は 時々痛みを伴い始めている
まだか まだかと思っている時に
チチの声がした
川が見える?やった~っ
思わず 叫びそうになった
岩尾谷川が見えたという事は 下り切った事になる
もうひと踏ん張りだ!
不思議と ないはずの力が湧いてくる
天ヶ岳登山口だ ホッ!
林道をゆっくりと・・・
岩尾谷川をみながら テクテクと林道を歩く
岩尾谷川の水のきれいな事!
思わず飛び込んで見たくなる!
だけど 今は 心臓麻痺を起こしかねない…
諦めよう・・・
季節が季節なら 飛び込んでいただろう…
国道477号線に出る
こんな所に表示!見~つけ
国道477号線
鴨巣谷橋の上流側に路駐した所まで戻る
国道477号線に始まって
国道477号線に終わる・・・そんな感じで終わった
どんなにしんどくても 無事下山すると
今度は心地よい疲労感に変わり また山に行きたくなる
今日は鈍った体には少しハードだったが
面白かった感覚と満足感でいっぱいになった
鈍った体をもとに戻せば もっと楽しめただろう
ゆっくりと 体慣らしをしていこう・・・と思った
終
愚ブログに最期までお付き合い下さって 本当にありがとうございます
ご訪問いただける事が 励みになっております
これからも宜しくお願い致します
今はコロナ禍の続く時期です
人の少ない所
人の来ない所
そんな人との接点の少ない事を前提に行動をする
殆ど仕事と家の往復
必要なものを買うにしても 店の駐車場を覗いて
少ない事を確認し 人の少ない時間帯を狙って
短時間で買い込み 必要以上に外に出る事は無くなった
それでも 山へ登れない気持ちは ストレスとなり
免疫力を下げてしまうほど・・・
そんな私の様子を見ているチチは 人との接点が少ない
そんな山行を計画してくれる
その為 地図とコンパスは必須であり
ルートファインディングの技術は絶対的なものとなる
里山の様な山行も 破線もしくは 地図上にないコースを選び
道なき道を進む感じ・・・
今回も 人に逢う事は無く
一般道に入ってから 漸く 一人に出合うか合わないかだ
しかし 人の姿を見ると 二重にしたマスクをして
顔を背け 息がお互いかからぬように潜める…
今までには考えられぬ事態である・・・
こんな山行が1年続く…
そして まだ続くのだろうか…
チチと話す…
今日の山行は前からしていた事
ただ便利になって いいものが出てきて
本当に危険とは無縁の様に、
楽に登山ができると勘違いするようになってきた
今日の様なコースでのルーファンは
ボケ防止にもいい…が、その分
危険も隣りあわせだという事を、再認識しなければならない
当たり前のことを当たり前に行える大切さと難しさ
これは今の時代だからこそ 考えて…見直しながら
謙虚に登らなければならない
…と
ー自分への戒めの言葉としての覚書ー