ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

金剛山 2

2022年10月24日 | 山 近畿 金剛・葛城

 

空高く澄み渡る秋の空

山日和に恵まれた久々のお山

このまま、セト周りで帰ろうかと思っていたが

とは いつの時も 人の心を平気で変えていく

 

こんなに澄んだ空ならば

見えるであろう、高見山!

最高点まで行ってみる事にした

 

ダイトレから外れて 人の少ない道を歩こう!

 

 人の少ない裏通り?

 

やはり、秋色に染め始めた木々が

静かな森を演出!

 

 

色付いた樹冠が空を覆う

 

 誰一人として逢う事もなく・・・

 最高点まで歩いた・・・

 

思った通りだった!

欲に負けてよかったと思った!

高見山三峰山が、すっきりと姿を見せていた

 

 

最高点から見えると聞いていたが

雲にも邪魔されずに

霞に包まれる事も無く

こんなにはっきりと見る事ができたのは

初めてだ!・・・と思う

 

暫く 誰もいないピークで棒立ちだ

 

 誰もいない展望台

 誰もいないちはや園地

人っ気のないロッジ

 

さすがに山頂付近と違って

平日のここは人がいない

 

草原で少しヨガもどきをしてみる

気持ちが良いほど 体が延びる!

 

今度、どこかの山頂で ヨガをフルでしてみよう・・・

そんな事を考えながら 深い前屈をしていた時

両足の間から 二人の登山者が・・・

 

慌てて 起きてみると

こちらをジ~と見る二人の登山者の眼が 

だった!

 

その後に、二人ずれのご夫婦も来られた

 

そそくさと・・・

その場を離れたのは言うまでもない!

 

 ゲンノショウコ

大峰山系

 

秋の空は やはり高い

高く澄み切って 遠くの景色も我が物顔

そのお零れを頂いて 歓喜する私♪

大峯の山々!

その稜線が青い空にくっきりと描かれている

 

ず~と、見ていても飽きない

飽きないけど 時間は待ってくれない

 

そろそろ、下界に戻らねばならない

 

引き返して同じ道を下るのも 勿体ないので 

細尾谷へと下っていく事にした

 

 細尾谷へと下る取付き

 以前より道は歩き易くなっている!

 伏見林道が見えてきた

 

振り返れば ほどほどの水量で落ちる滝

その横を下って来たのだが

降りて見上げると やはり綺麗な滝だ

 

ここでも手と靴が洗えるが

今日はそのまま下っていった

 

 府道705号線が見えてきた

 

伏見林道入口 百ヶ辻へから府道705号線を

テクテクと歩く

車は意外に多い・・・

 

だけど、こんな天気の日は

豊田駐車場まで 車道を歩くのも気にはならず

周りの景色や 草木に目を向けて

歩いていた・・・が!

ふと時計に目を落としてみて気づいた・・・

 

 ナワシログミ

 

仕事が待っている・・・と

現実に呼び戻され 足早に歩きだしていた

 

 

最期まで お付き合いありがとうございました


金剛山

2022年10月24日 | 山 近畿 金剛・葛城

目的を果たして

何ヵ月ぶりか山に戻ってきてみると

山はすでに秋の風貌を漂わせていた

 

知らぬ間に夏を通り過ぎて、秋の装いを見せる山の空気は

心地良い冷たさを絡めてきた

 

何ヵ月ぶりかの登山靴も しっくりと足を包み

久々のザックが、存在を示す様に背中に食い込む 

 

色付き始めた林冠から覗く空の青さが際立っている

清々しい秋空が広がっているようだ・・・

今日は、山頂から見る景色に期待が生まれる

 

そして、準備を始めて歩きだした時に

何か違和感を感じた・・・

 

 

いつもの駐車場から

いつもの登山口へ・・・

でも・・・ 何かが違う

 

あっ!

高城茶屋が無くなっている!

いつの間に・・・

 

 高城茶屋跡

 

建物が無くなった空き地が狭く感じる・・・

あるはずのものが無くなっていると やはり寂しい・・・

 

 水場跡

 

下山した時に,

汚れた靴を洗った水場も無くなっていた・・・

寂しいぞ・・・

 

知らぬ間に変わった所があるようだ

道は大丈夫か・・・?

 

それでも カトラ方面へと向かった

 

 寂しくなったアキノチョウジ

 まだ咲いていたナギナタコウジュ

ウルシの葉

 

ウルシの葉は色づき始めていた・・・

秋の草花が咲いているものの

もう・・・終わりなのだろう

疎らになっていたり

終焉を迎えた姿がチラホラ・・・

その中で 元気な姿を見せてくれる花を見つけると

嬉しい♪

 

 セイタカアワダチソウ

 

黄色い花は よく目立つ

一瞬にして その場を華やかにしてくれる

 

 ケシロヨメナ

ノコンギク

 

野菊の仲間たちが目立った・・・

終わりを告げるもの

今からが最盛期とばかりに咲き誇るもの

色々な姿のキク科の花が今を楽しんでいるようだ

 

しかし・・・私の頭の中に

花の名前がすぐには出てこない

数か月離れていただけで こんなに花の名前が出てこない自分に

愕然としながらも、間に合った秋の花を楽しんで歩く

 

 シラネセンキュウ

 少し賑やかなアキノチョウジ

 オタカラコウ

 

オタカラコウの、花弁は少し疲れてきているものの

凛とした姿は あっぱれだ! 

 

カトラに行きたい気持ちが強かった・・・

だけど、なんだか、いつもの道も歩いてみたかった・・・

独りであるという事もあり

結局、カトラは次に回して

いつもの道を歩く事にした・・・

 

 取付きの急坂!

 木の根が覆う山肌の径

 

人の少ないルートを選んで歩けば

太陽の光も 

爽やかな空気も

全て独り占め!

 

なんて幸せなのだろう~♪

久しぶりに掻く山での汗!

こんなに心地よかっただろうか・・・

冷えた空気が優しく拭ってくれる 気持ち良さ

やはり、来て良かったと思う一時だ

 

 

 赤ら顔のミヤマシキミの果実

 禿げてきたミカエリソウ

 もやもや頭のコウヤボウキ

 コップブラシのサラシナショウマ

 

お日様の日差しが 零れて差し込む

山の息遣いを肌で感じ 生命をいとおしく気持ちになる

 

 

足を止めて 見上げた空・・・・

林冠から洩れる日差しが優しかった・・・

 

 

静かな森の中が 突然賑やかになった

小鳥たちのさえずりが森の中に響く

暫くキョロキョロするが 小さな小鳥の姿は

森と一体化して 揺れる木の葉の動きしか捉えられない

 

声すれど 姿なし

 

暫しこの葉の揺れを見ながら

小鳥たちの囀りを聞く

 

自然の中の音は、賑やかでも 耳に心地良い

いつまでも聞いていられる

 

 

・・・

いつの間にか、集団で移動したのだろう

また、静かな空間に包まれた・・・

 

そして また、この空間を独り占めにしながら

誰にも会うことなく 歩を進めた

 

 六地蔵

 ・・・

工事用モノレール

 

六地蔵尾根を進んで行くと

カトラ谷からの分岐に 工事関係の人が立っていた

 

カトラ谷の上層で 大きな崩れが起きたようで

それ以上ひどくならない工事をするとか・・・

 

今日はカトラ谷を登ろうとしたが、中止してよかったと思った

 

 

レールを跨いで山頂へと向かうが

一部工事用のモノレールの発着場となって 

防音シートが張られていた

 

 モノレールの発着場

 緑の広場

 金剛山頂

 

見事な青空が広がっていた

平日の事もあり、人も少ない方であった

この青空・・・・

最高点から高見山を見る事が出来るかも!

唐突にそんなことを思った

 

このまま セトから下山しようと思ったが

最高点まで行ってみる事にした

 

つづく

 

 

久しぶりに myブログに戻ってきました

漸く目標を終えて、山も解禁になり

久々の山を愉しんできました

その様子をまた 長編ですが残しておこうと思いました

そんなブログにお付き合い下去る事に感謝します

ありがとうございます