ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

伊勢茶で有名処のお山 烏岳と西岡山周回 3

2022年04月17日 | 山 近畿の山

2022年4月9日(日)快晴  立梅~烏岳~西岡山

 

大日さんから西岡山を目指す所からの続きです

 

大日さんから波多瀬側下り口の標識を確認して

西岡山経由で波多瀬側に下る予定だ!

 

 

標識もしっかりついていて

登山道も整備されており

これからもルンルン気分で歩けると・・・

次の二つ目鉄塔に出るまでは そう思っていた

 

 二つ目の鉄塔

 

少し細くなった尾根道を進んで行くと

目の前に 今回二つ目鉄塔が現る

 

 鉄塔手前で道を発見するが…

 

鉄塔を見て右側

こちらですよ~と誘う様に、がある!

波多瀬へと下る道の様だが!

 

ここがルートコース?・・・と思ったものの

地図確認をすると、腑に落ちない・・・

 

その時チチが、地図確認しながらポツリと言う

西岡山へは尾根伝いだ・・・

ここじゃない!

 

 

目指すは、西岡山なのだ・・・

ここは地図と外れているが、東コースで下る道の様だ・・・

 

しかし・・・

 

鉄塔の周りを探すが、その道以外

らしきものが見当たらない・・・

 

また、チチが言う

尾根を歩くのだから、こっちだ!

行くぞ!

 

えっ?

入口が分からない…踏み跡ないよ・・・

 

鉄塔を通り過ぎて 

その先の樹林帯の中に消えるチチ・・・

 

 樹林の中に入るチチ

 

入口は灌木の覆われ 踏み跡すら見えなかったが

樹林帯の中に飛び込むと 尾根の形が分かった!

 

しかし、ここからは

地図上の道の形跡は少しあるものの

踏み跡も殆どくなり、特に支尾根迷い込まないように

ルーファンしながら歩かねばならないようだ

 

どうも このルートは・・・

一部の愛好家の方が訪れるぐらいの所らしい・・・

 

 

 

チチの好みのルートだ!

 

ある意味、楽しいコースだが

チチはしくなり、私は必死でついて行く事になりそうだ

 

樹林帯の中を抜けると、痩せ尾根が続く

だが、ここはまだ、迷いそうな箇所は無い!

 

 登っては下り・・・

 下っては登り・・・

 支尾根に紛れ込まないように…

 急な下りに用心しながら・・・

 樹間から山容を確認しつつ・・・!

 

尾根を歩けばいい・・・では済まない

チチが時々めて、地図コンパスで確認していく

 

朽ちた標布が地面に散らばっているのは見かけるが

踏み跡も、標布も殆ど見当たらない・・・

 

だが、チチ曰くは、標布はあるよ!という・・・

私的には、どこに?と言いたい・・・

 

 木に巻かれたピンクのテープ

 

木に巻かれたピンクのテープを、幾つも見る

 

チチは、それは、山の標布ではないという・・・

山の標布ではないと どうして判るのか?

私には紛らわしく判らない・・・

 

植林の木にはテープが巻かれている木がある

これは 国土地理院の調査の際に、

境界線や山の稜線などをの目印としてピンクのテープを付けたり

間伐予定、もしくは、植林した樹木を誤って間伐しないように

印としてテープをつけたものだが

そのピンクのテープが 登山道にある標布と間違えやすい事がある

植林の中では、広葉樹などの自然林や、枯木や切り株に結ばれた

テープなどを確認する方が、まだ標布としての可能性が高い

 

 基本尾根道を行くが・・・

 

小さな分岐がいくつかあり

踏み跡の様な道・・・

いわば獣道に紛れ込まれそうになるが

基本、尾根道を歩く!

 

急登り、激下りは付きものの

樹林帯の開けぬ尾根道はどこまで続く・・・?

 

 ふ~この急登は何度目か…?

 …ん?チチの足が止まった!

 おっ! 着いた?

西岡山 最高点 373m

 

森の小さな最高点

標高373mだけど 随分遠くまで来た気分だ…

 

樹林に囲まれたそこに展望は無いが

林冠から覗く空の青さが眩しかった

 

 

西岡山双耳峰の様だ

ここは南峰の最高峰!

北峰三角点が有るらしい

 

では、早速、峰に移動しよう

 

 長い下りが待っていた

 西岡山北峰を望む

 

また、勿体ないほどっていく

な坂には変わりなく

樹木の間から覗く北峰を見ながら

登り返しの事をついついえてしまう・・・

 

 北峰へ向かう

 やっぱり 登り返しはきつい

 おっ! 着いた!

 三角点

西岡山北峰と三角点 367.8m

 

北峰は更に樹林に包まれ 展望は無い!

早々に尾根伝いに下って行く事にした

 

そしてここからもまた、標識や踏み跡は無く

地図と地形を確認しながら、コンパスを頼りに下っていく

 

 広い樹林帯は迷い易い迷路!

 降れば下るほどに道が無い!

 急坂の小石のザレが滑る

 とにかくチチの後を追って下る…下る

 

水路と道が見えてきたぞ!

チチの声にハッとして、目線を少し遠くに移すと

立梅用水路が見えてきた!

 

漸く辿り着いた安堵感が湧いてきたが

水路が通せんぼしているようにも思えた

 

ある一定の間隔で、石の小さな橋が掛けられている様だ

その橋の所に向かって下って、水路を渉る

水路には柵がされており、簡易のカギがされているため

自分で開けて道路に出る 

その後はきちんと

カギを掛けておくことをれてはならない

 

水路を渉って、柵の扉を閉じた時

漸く、今回の予定行程を終えた気持ちになった♪

 

 ただいま…と水路の柵を開く

 立梅様子路を渉ってほっとする

近畿自然歩道

 

これで駐車場までテクテクと歩くだけ・・・と思った

このまま、舗装道路を歩いて帰るだけ・・・と安堵した

 

 樹林帯の中の自然道

 

ホッとすると、気持ちも緩み 少し足を休めてから、

自然豊かに路肩を飾る草花を楽しみながら

リバーサイト茶倉を目指して歩きだした

 

 緑ハコベ

 ジロボウエンゴサク

 ムラサキケマン

 キランソウ

 シロバナタンポポ

 オランダミミナグサ

 タチツボスミレ

 ショカツサイ

 オオイヌノフグリ

 キュウリグサ

 ジャガ

 シキミ

 ちとせばしを渉って国道へ

櫛田川

烏岳と歩いた尾根 西岡山を望む

 

近畿自然歩道から 国道に出てからも、

リバーサイト茶倉に向かうだけ…と ただ只管歩いた

何事も無く、国道を歩けばいい…と ただ思って歩いた

 

 国道を歩いていが・・・

 

地理院地図通りに歩いたら、遊歩道の名残を見つけたチチ

突然、国道から離れて 

地図に載っている遊歩道の方へと向かった 

 

・・・何処に行くの~

 

しかし、あるはずの遊歩道は、災害で寸断されたようで

道は突然切れた!

 

さぁ どうする?

引き返して国道をあるこう~♪

 

だが 私の思惑とは裏腹に

意を決して篠竹の藪に突入するチチ!

 

ゲッ!

嘘でしょう~

 

漸く何事も無く帰れると思っていたのに・・・・

 

 篠竹の藪に突入するチチ!

 ひぇ~何か飛んでる~!鼻炎悪化!

 藪を抜けて竹林に出たけど・・・

櫛田川

 

笹藪や竹林から抜け出た時はホッとしたが

櫛田川が阻んで、帰れない

 

川の向こうはリバーサイト茶倉 

もう、目と鼻の先なのに

渉る個所も無く 橋もない・・・

頭上に見える茶倉橋は・・・

 

遠いよ・・・

 

茶倉橋

 

対岸で遊んでいた一般のお方・・・

藪から飛び出した私たちを一斉に見つめる

その目は不審者扱いの様な目線だった・・・

 

でも 気にしてはいられない

対岸に渡らねばならない・・・さて、どうする?

 

今更、頭上高くある橋に戻るのも・・・

崖を攀じ登る気力は もうない!

幸い水量も、流速も 水深も

渡渉できるレベルだ・・・

 

ここは迷わず 渡渉を選択・・・

さっさといで水の中に入る・・・と

またまた、不審者を見る目線集中する

 

世間の冷たい視線なんて無視! 無視!

 

 浅瀬のいい場所を選んで渡渉

 

普段に無く、チチより先に水に入る私♪

夏の様な暑さの今日は 水が気持ちがいい~

 

 チチも靴を脱いで渡渉♪

 川を渡れば、リバーサイト茶倉だ

 階段の上がキャンプ場と駐車場だ!

 帰り着いたら車が増えていた!

 

最後の最後まで、気がゆるめない

小さなお山の冒険った

来たこともないお山は 

幼い頃の自分に戻させてくれた♪

 

小さなお山は、面白かったが、

危険も背中合わせであった・・・

チチがいてくれたから無事に帰れたが

軽く見ると痛い思いをする事になるだろう・・・

 

今日はリアルに楽しんだ1日となった

 

 

 

最後までお付き合い下さってありがとうございます

 

 


伊勢茶で有名処のお山 烏岳と西岡山周回 2

2022年04月15日 | 山 近畿の山

2022年4月9日(日)快晴 

立梅~烏岳~西岡山

 

立梅登山口から急登を登る途中からの続き

 

山道の急登を登ったり

コンクリートの林道を歩いたり

整備された登山道を進んで行く

すると林道の終点にぶつかる

 

これより先には入るな!と言わんばっかりに

並べるように置かれた通せんぼしているようだ

 

そこには、左側に延びる登山道と標識があり

その登山道へと進む

 

 石で作られた通行止め

 暫く樹林帯の急斜面を歩く

 谷沿いの細道はやや明るい

 フイリシハイスミレ

 

薄暗い樹林帯の中、時折、

木漏れ日の明るさにハッとする時がある

戦ぐ風が優しく包み 囀りのリズムが心地良い

 

そんな登山道も、急斜面ではぎながらの登りとなる

それでも、こんな心地よい歩きは上々だ♪

 

 1個目の鉄塔を通り過ぎ・・・

 5分ほどで尾根分岐に出る

 

樹林帯の中を登っていくと

いつしか尾根分岐に上がっていた

 

ここは、烏岳展望台分岐だ!

最初に展望台へと向かうことにした

 

 

 ヒナスミレ

 尾根の先の小さなピーク

 展望台の東屋が見えてきた

烏岳南峰の展望台より反射板

 

360度の展望ではないが 台高山脈方面の山々が見られる

 

 

反射板の右側に 美麗な山容の局ヶ岳

そして左側方向には・・・・

遠く迷岳がとんがり頭で目立っている

 

 

柔らかなベールに包まれた春の景色は

遠くまですっきり~!とはいかないが

どこか優し気な暖かさを感じる景色で和む・・・

 

この先がどのようになっていて

休憩が出来るかどうかも分からない事もあり

春景色を見ながら、暫し休憩を取る事にした

 

 展望台の東屋内で休憩♪

 

少し足を休めた後は 最高峰の頂点を目指して移動だ!

 

 展望台に別れを告げて・・・

 尾根分岐まで戻り、そのまま直進!

 烏岳最高峰を目指して移動中!

 烏岳頂東側に着いた♪

烏岳山頂西側にあるパノラマの展望マップ

 

烏岳に着いた!

よかった 烏の姿はない!

 

それ所か!穏やかで 小鳥の声が時々耳に響く!

山頂は開けており、樹林帯に包まれてはいるが

眺望良好で 春空と景色を堪能した♪

 

 

ここから見える局ヶ岳の山容は、格別だ!

堂々としたその美しい姿は見ていても飽きる事はない

また、登りに行きたくなる♪

 

栗ノ木岳の隣に、高見山の頭がひょっこり見える

だけど、霞がかった空に包まれ、はっきりしない

写真をアップすると その存在を確認できる程度だ

 

覗ける山腹には 春化粧をした山肌が広がる

山桜が満開となり 咲き乱れている様子が見える

 

だが、時々風の悪戯で、花吹雪に包まれる事があるが

桜の散り際の見事さを表すように思えた

 

東側の景色

 

山笑う!

陽気になって 人笑う!

 

長閑な春の陽に包まれて笑顔満開~♪

 

 北方向に延びる尾根を下る

 ここで波多瀬の方へ下るが・・・

 ちょっと気になる・・・

 大日さんの東屋に行ってみよう!

大日さんの石仏さん

 

木陰に佇む大日さんが迎えてくれた

安全登山を願って手を合わせた♪

 

 

大日さん休憩所の東屋!

 

その先は、尾根コースへと続くが、地図上で確認すると、

向かう予定の方向とはう方向に延びている

なので、今回は尾根コース見送る事にした!

 

波多瀬の町が見える

 標識の見える 来た所に戻ろう

 今度は波多瀬側へと下る

 西岡山を目指す

 

波多瀬に下る前に 寄り道をした

大日さん

そこにも東屋があり 休憩ができるようになっている

何と整備された歩き易いお山なのだろう~♪と思った

 

大日さんからも 楽勝と思った・・・

そして・・・

ルンルン♪気分で 西岡山を目指していった・・・

 

 

つづく

 

 


伊勢茶で有名処のお山 烏岳と西岡山周回 

2022年04月14日 | 山 近畿の山

2022年4月9日(日)快晴 

立梅~烏岳~西岡山

 

チチの計画したプチ縦走・・・

チチから計画を聞いた時 

聞いたこともないお山で、

標高545mの低山!

約2時間ほどのコース?

物足りないかも・・・と思った

しかし、何のその

知らないお山の面白さ♪

ピリリとしたお山を愉しんできた

 

 

まだ、夜の明けきれないうちに家を出て

車の中から日の出を拝む

 

今日はいい山日和になりそうだ・・・♪

まだ、少し眠気の残る目を東の空に向けて

暫し、車の揺れに身を任せていた

 

そして目的の駐車場に着いた頃には

空は明るく 空気も暖かくなり始めていた

 

リバーサイト茶倉の駐車場

 

一組のキャンパーが居ただけで

まだ、誰もいない静かな駐車場

早々に準備をして、出発をした

 

今から向かう烏岳とは・・・

松阪市飯南町と多気町の間にあるお山 

標高545mと1000mにも満たない低山

南勢雑記という文献に

「からす山 からす集まる夕間暮 嶺に残るは西の陽の影」

と詠われており、カラスが集まる、烏の寝ぐら山らしく

烏山と名付けられたらしい・・・

 

えっ・・・

もしかしたら 

烏がうじゃうじゃいるのだろうか・・・!

 

 駐車場にある標識

 トイレ完備は助かる

 

駐車場は リバーサイト茶倉・駐車場

登山口は 立梅登山口

そこまでリバーサイト茶倉の駐車場から

テクテク歩いて立梅登山口まで移動する

 

茶畑

 

烏岳を目指して道路を横断して

リバーサイト茶倉の方を振り返って見る

 

 登山口への標識確認ご右へ

 道なりに進む

立梅・リバーサイト茶倉ルートの登山口

 

登山口までは 車は入れそうだが

途中からの道が狭く離合が大変そうだ!

 

ここは廃村跡の様な感じで 

石垣などが残されており よく見ると

人の存在を感じさせる落とし物も見られた

 

 ジロボウエンゴサク

 ヒメウズ

 案内板

 立梅登山口石橋渉

 ここから本格的山道

 薄暗いトラバースの細道

 歩き易い道が続く

 林道と山道が交差している

 

作業道の様な道と山道が交差されており

出たり入ったりの感じで

整備された登山道を歩いていく・・・

 

 

コースタイム

7:35 リバーサイト茶倉 → 7:52 立梅登山口 → 8:47 鉄塔 → 8:56 烏岳 南峰展望台500m 9:15 → 9:26 烏岳 545m 9:30 → 9:35 大日さん(東屋) → 9:42 鉄塔 →13:35 西岡山 南峰(最高点)373.3m → 10:45 西岡山 北峰(三角点)367.8m 10:50 → 11:38 立梅用水路に出る~近畿自然歩道~ → 13:40 リバーサイト茶倉

 

 

つづく

またまた、思い出しながら綴ってまいります

どうぞお付き合い宜しくお願い致します