先月末の日曜日(6.30)薬師丸さんのコンサートに行った。良かった満足した。
もう、4.5回目になろうか。殆ど知ってる曲だが盛りだくさん。
一生懸命演奏してくれる彼女の姿勢に推し度をアップすることになる。
遡ればロック、フォーク、海外アーティスト、その後日常化したのがクラシックやオペラ。それに長歌演奏会やバンドネオンの小松亮太さんも加わった。ピアソラの「ヴェノスアイレスのマリア」は秀逸で大感激した。
ここ数年は平原綾香さん、2.3年前から薬師丸さんも加わった。
平原さんは半ば追っかけ。歌唱力は誰もが認めるし、彼女のサービス精神旺盛さがステージを盛り上げる。直近は母校の学生さんのオーケストラをバックに歌った。
薬師丸さんはいつも無駄なトークをしないし、ゲストも招ばないから、沢山演奏してくれることになる。ステージを一生懸命、誠実につとめる姿勢にとても好感がもてる。彼女の人格が垣間見られ、推し度はアップ。今回は薬師丸さんもフルオーケストラ、指揮者は岩城直也さん。武部聡志さんのプロデュースだ。
何曲歌っただろうか。30曲位か。
余談
何人かの歌い手さんに勝手に失望したりする。歳とったからとか病気したからとか…あろうが?プロなら歌えなくなったらステージに立つべきではないと思う。
Yグループの歌謡ショーに数回行ったが、歌えない(音がとれない、声が出ない)歌手がいた。とんでもない事態だと思った。かつてのスターやアイドルの安否確認に行ってるわけじゃない。(そういう人もいるかもだが)こちらは金払って観に行くわけだから。下手になったとかならまだしも。しっかりボイストレーニングをしてステージに立つべきと思う。本人はもとよりプロデュース側の責任重大だ。
ボヘミアンの「葛城ユキさん」は立派だった。死期迫っていたことを感じさせなかった。
プロゴルファーが日々鍛錬し試合に出るのと同じだと思う。
昨年(2023)は中野サンプラのクローズドコンサート。たまたまビギンと竹原ピストルに行ってみた。
竹原ピストルはギター一本で演奏、汗だくで奮闘していた。それでも小生は途中で帰りたくなった。私小説みたいな語りや歌などが延々と続いたからだ。そんな臭い話しを聞きたい訳じゃない。
このアーティストはライブハウス向きなんだろうな。ホールが大き過ぎソロギターの歌はあわない。
席が取れた!とイージーに足を運んだ自分が悪い。
「Bigin」は国際フォーラムの柿落としコンサートで、まだデビューしてまもない彼らをホールDだったかで観た記憶が残っている。「イカ天」から観ている、聴いている。
でも大間違い。殆ど沖縄ソング、ロック調のノリのいい曲ばかり。小生は愚かにも「恋しくて」みたいなのを期待していたのだ。
3人はまだまだ元気で、比嘉さんの息子さん舜太郎も演奏に加わっていた。
周りの人たちは正しいファンなんだな、一緒に口ずさんだりリズムをとったり、しまいには立ち上がり一緒に歌い踊りだしていた。
小生は浮いてしまい真逆に身体が冷えてくる思いをした。
反省しきり、アーティストの現在を知らずしてイージーに行くもんじゃないな。
薬師丸さんは昨年より歌唱力が上がったような気がした。
薬師丸さんは自分では言わないが相当トレーニングしていることが伺われた。拍手だ。
彼女の観客は誰も立ち上がることがなく、ちゃんと前が見え楽しめる。(平原綾香さんのはペンライトを振るシーンがある)
Bunkamuraはオーチャードホール以外は閉館。2027年まで。オーチャードは音響のいい立派なホールだが、いずれ開発で壊される運命にあるのだろうか?
それにしても久々だった渋谷は外国人で溢れているのに驚き。こちらは隣の区から行っただけなんだが世界中からの観光客でいっぱい。欧米系外国人が目立った。池袋や新宿とも違う。皆んなスマホを片手で撮影してる。観光行くと何処の国の人も一緒やな。
しかし駅前から東急本店通りに行くのに一苦労。
世界の渋谷なんだ。