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ブリッジ オブ スパイ

2016-02-19 00:53:39 | 映画
トムハンクスを久々に観た。
封切が1月のせいか2月の今は1日一回しか上映してないんだよね、新宿ピカデリー。でもロングランだ。座席数の多くないホールだがまだ席に余裕があった。

ロシアとアメリカ(U-2撃墜)
の各々のスパイをグリーニッケ橋で、加えて東ベルリンで拘留されたアメリカの学生を交換する話。勿論冷戦真っ只中。ベルリンの壁が出来る頃だから。
実話をベースにしたコーエン兄弟の脚本に、スピルバーグ監督。
ストーリーは極めてシンプル。

前半睡魔と闘ってしまった。チョー睡眠不足だから覚悟はしていたが。加えて軽い腰痛で、何度も何度も座り直し腰の負担を軽くして観ていた。薬を減らしたせいか寒暖差が激しいからか背中痛が最悪状態なので映画治療を試みたのだ。

後半の方がスリリング。東ベルリンの不良連中にコートを奪われ風邪をひいてしまったトムハンクス。何故か同じような症状になってる小生。花粉症かな?

トムハンクスというと、忘れられないのは、フォレストガンプ。何年経ってもガンプは絶賛する映画の1本。
ブリッジのトムはちょい貫禄ついたつうか、太めだった。妻役のエミリー・ライアンが細く小ちゃくみえる。そうかトムもぼちぼち還暦なのだ。

グリーニッケ橋の撮影にはメルケル首相も見学にきたという。
ベルリンの壁が造られるシーンもあるから1961年ということになる。
89年の崩壊から早27年。東西問題で緊張していた時代よりIS問題が深刻化し、中国の覇権主義が露骨になっている今日の方が世界は不安定だ。




さて、トムハンクス演ずるドノバン弁護士、スパイ交換を成功させ家族の元に帰えるのだが、妻は夫の偉業は未だ知らない。自室のベッドでグロッキーになっているとき、妻と子はTVニュースで夫、父の歴史的快挙を知るのだ。


88回アカデミー賞にノミネートはされているようだが…、トムハンクスも好きだけれど、賞にはたどり着けないような気がする。82点。




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