公開日:2021/11/18・更新日:2022/11/18
◆橋の上のギャラリー
大落古利根川に架かる「古利根公園橋」は、その名の通り、橋の上に公園がある橋で、春日部市の市制30周年にあたる昭和59年(1984)に完成しました。
その橋上には、青銅(ブロンズ)製の単身の人物像が5体あり、「彫刻のある街づくり」初期の平成2年から3年にかけて設置れました。
その他にも、市制30周年記念として設置された彫刻、斎藤 馨作『春陽』、さらに大落古利根川東岸の岸壁には雨宮一正作『滝と噴水(トテ馬車)』 の絵などが刻まれています。
今やかすかべの風景にすっかり溶け込んで、彫刻がある「橋上のギャラリー」として市民に親しまれています。
◆彫刻『夏』
角度を変えて
橋の上のギャラリー
台座
作品名
『夏』6
※番号は「彫刻のある街づくり」で設置された彫刻からの通し番号。
作品寸法
(高さ×幅×奥行き)
192cm× 55cm×50cm作品素材
青銅
作者
桑原巨守(くわはら・ひろもり)
1927年群馬県生まれ。
作者コメント
輝く太陽、爽やかな涼風、咲き乱れる野の花高原にすくっと立つ少女。私の抱く夏のイメージを彫刻にしてみました。
引用・参考:
春日部の彫刻
参考:出身地にある桑原巨守彫刻美術館
渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館 | 渋川市公式ホームページ
◆余話
この作品はその名の通り夏をイメージした作品です。今は晩秋、少し季節外れかもしれませんね。でも、小春日和の中、古利根川の川風を感じながら、彫刻を見るのも一興かもしれません。
秋も深まり正に芸術の秋。最近、新型コロナウィルス感染症の第八波到来とも言われています。
これから年末年始を迎えるので油断は禁物ですが、感染予防対策をしっかりとって、彫刻の街「かすかべ」をお楽しみください。