さようなら
ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど
さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめてるやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃんない
どうしてなのかしらないけど
おかあさんごめんなさい
おとうさんにやさしくしてあげて
ぼくすききらいいわずになんでもたべる
ほんもいまよりたくさんよむとおもう
よるになったらほしをみる
ひるはいろんなひととはなしをする
そしてきっといちばんすきなものをみつける
だからとおくにいてもさびしくないよ
ぼくもういかなきゃなんない
谷川俊太郎詩集「はだか」より筑摩書房
読むたびに、懐かしく、心が痛く、涙がにじむようで、
でも 嬉しくもあり、幸せな気持ちになる詩です。
いつか来た道、いつか行く道。
ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど
さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめてるやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃんない
どうしてなのかしらないけど
おかあさんごめんなさい
おとうさんにやさしくしてあげて
ぼくすききらいいわずになんでもたべる
ほんもいまよりたくさんよむとおもう
よるになったらほしをみる
ひるはいろんなひととはなしをする
そしてきっといちばんすきなものをみつける
だからとおくにいてもさびしくないよ
ぼくもういかなきゃなんない
谷川俊太郎詩集「はだか」より筑摩書房
読むたびに、懐かしく、心が痛く、涙がにじむようで、
でも 嬉しくもあり、幸せな気持ちになる詩です。
いつか来た道、いつか行く道。