東洋文庫で、中国前近代ジェンダー史ワークショップを開催した。
日本の中国史研究は世界をリードする水準なのだが、ジェンダー史・女性史の分野については立ち後れが目立ち、これは日本の中国認識にゆがみをもたらしている。
こうした状況を打ち破るべく、中国社会のジェンダー構造の変遷について、現在の研究成果を持ち寄って議論し、共通認識を作っていくために企画したワークショップである。
ベテランと若手の4人の研究者に報告・コメントをお願いし、わくわくする活発な議論ができた。個人的にも、新しい認識を得て、啓発される報告・発言がいくつもあった有意義な会だったと思う。
今後もこのような機会をたくさん作っていくつもりだ。
本日のプログラムは下の通り。
<唐宋変革は中国のジェンダー構造をどう変えたか?
―中国ジェンダー史教育の方向を探る>ワークショップ(その1)
日時:2012年9月5日(水)午後1:30~5:30
場所:東洋文庫2階講演室(文京区本駒込2-28-21)
13:30~13:45 趣旨説明 小浜正子(日本大学・東洋文庫)
13:45~14:30 報告1.
金子修一(国学院大学):「漢代の皇后に関する諸問題」
14:30~15:15 報告2.
猪原達生(日本学術振興会特別研究員):「唐代における宦官の婚姻と家族形成について」
15:15~16:00 報告3.
五味知子(学習院大学研究員)「明清時代の貞節と秩序」
16:15~16:30 コメント:岸本美緒(お茶の水女子大学)
16:30~17:30 総合討論
(終了後は、東洋文庫裏のオリエントカフェで懇親会を行った。)
日本の中国史研究は世界をリードする水準なのだが、ジェンダー史・女性史の分野については立ち後れが目立ち、これは日本の中国認識にゆがみをもたらしている。
こうした状況を打ち破るべく、中国社会のジェンダー構造の変遷について、現在の研究成果を持ち寄って議論し、共通認識を作っていくために企画したワークショップである。
ベテランと若手の4人の研究者に報告・コメントをお願いし、わくわくする活発な議論ができた。個人的にも、新しい認識を得て、啓発される報告・発言がいくつもあった有意義な会だったと思う。
今後もこのような機会をたくさん作っていくつもりだ。
本日のプログラムは下の通り。
<唐宋変革は中国のジェンダー構造をどう変えたか?
―中国ジェンダー史教育の方向を探る>ワークショップ(その1)
日時:2012年9月5日(水)午後1:30~5:30
場所:東洋文庫2階講演室(文京区本駒込2-28-21)
13:30~13:45 趣旨説明 小浜正子(日本大学・東洋文庫)
13:45~14:30 報告1.
金子修一(国学院大学):「漢代の皇后に関する諸問題」
14:30~15:15 報告2.
猪原達生(日本学術振興会特別研究員):「唐代における宦官の婚姻と家族形成について」
15:15~16:00 報告3.
五味知子(学習院大学研究員)「明清時代の貞節と秩序」
16:15~16:30 コメント:岸本美緒(お茶の水女子大学)
16:30~17:30 総合討論
(終了後は、東洋文庫裏のオリエントカフェで懇親会を行った。)