5月7日(水)GW開け初日の深夜
ヒー様がご帰還される日の深夜に、ごそごそ漫画本の整理をはじめ
どこからともなく取り出した愛読本。
【僕はどうやってバカになったか】 マルタン・パージュ著
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久々に読みたくなった。
読みたくなった時のために2冊持っている。
収集癖と無関係とはいえないけれど、お気に入りは2冊持つに限ると勝手に決めている。
この本は誠に残念ながら、不人気のため文庫がない。
もっとも、人気が出るのは気にくわない話なのだけど・・・
文庫があればいつもバッグに入れておきたい、
わたしの愛してやまない一冊。もう極上品。
これを超える本に、いまだ出逢えない。
究極の一冊ってのはそんなもんなんだ。
主人公、アントワーヌは知性が自分にはありすぎる、
すべての原因は知性だと知りバカになろうとする話。
さらりと読んでしまえば、それまでだ。
この中にある精神がたまらない。