今回は連続なのでちょっとハードかなあ?と思っていて、4日間は私はいないものと思っておいてね!と家族に宣言したりしてたんだけれど、間の土曜日はそんなに疲れも溜まっていなかった。ごくごく普通な一日だった。
日曜日は33カ所巡り。今回は②番紀三井寺、③番粉河寺、④番施福寺の3カ寺回ることになっていた。
巡るのは、④、②、③、と順番は少し入れ替わる。
一番最初に廻った④番、槇尾山、施福寺は西国一番の難所といわれているらしい。1kmの山道を歩いていく。
無理だと思ったら仕方がないので、引き返そう!
でも、行けるところまでは頑張ってみよう!
どこのお寺も一気に登れるところはめったになくて・・・足は大丈夫なんだけれど、息が続かない。真っ先にハアハアが来て、必ず何回かは休憩しなければ続かない。
しばらく休んでいると、又少し登れるかな?と思えてきて、又進み始める。
大体の目安として、仁王門が見えてきたら3分の1と思って下さいと言われていた。
そこへ行きつくまでも、相当しんどかった。
仁王門を越えてしばらくすると、夫はもう引き返すという。
無理するな!もう引き返そう!帰りもあるんやで!といわれたけれど・・・自分のペースで行けるところまで行ってみるから・・・と、何度も何度も休み休みしながら進んで行った。
以前竹田城を目指した時よりもまだハードだった。あの時は結局、城址の入り口までたどり着いただけで、後は無理だったけれど・・・
こういう道が延々と続く。
この一丁が何を意味するのかわからなかったけれど、あと一丁やで!という声が聞こえた。一丁がどれくらいの距離かわからない。これで3分の2くらい上ったのかしら・・・もう少し…もう少し・・・
その内、きちんと手すりの付いた階段が現れた。
でも、まだ先は遠い・・・
や~~~っと上の方に建物らしきものが見え始め、あと少し・・・がんばろう・・・
そんな調子でなんとかお寺にたどり着きました。もう~~汗びっしょり。
当然先達さんと一緒の読経はとっくに終わっています。
大急ぎでお参りをして、一番最後になると又心配をかけるので本堂の写真を撮っただけですぐ引き返しました。
下りは私、少しは自信があります。と、いってやはり慎重にしないと、転倒したら大変!
時間を測ったわけではないけれど、撮った写真をみてみると、行きは1時間弱、帰りは半時間ほどで降りられたようです。
ここの坂は結構急なんだということが下りでよりわかりやすいです。足先がどんどん靴の先っぽの方へ押されていく感じがしました。
とにもかくにも一番の難所と言われる4番、なんとか上れてよかったです。
その後和歌山へ入り、(槇尾山はまだ大阪府なのです)黒潮市場で昼食jを頂きました。
量もちょうどよく、美味しかったです。
後から考えたら、買い物をするならここしかなかったと思うのですが、そこでは何も買わず・・・
②番の紀三井寺、③番の粉河寺とお参りしました。
紀三井寺も階段ですが、ここはお寺の建物が下から見えています。
それでもやっぱりハアハア言いながら、休憩しながら・・・
後の2カ寺はちゃんと一緒にお経を唱和することが出来ました。
粉河寺は殆ど平坦な道ばかりで、どこもこんなだったらどんなにいいだろうと思いました。
ここは本当に立派なお寺でした。
敷石にも大きな石が使われていました。
とにかく今回も無事3カ寺お参りすることが出来ました。感謝!
写真は又、旅のページにアップするつもりです。
次のツアーは5カ所回るんだそうです。