さて、ナビ通りに走っていると、今までに何度か伊吹山のふもとに行ったことがあるのですが、同じコースを走らせます。
前以て地図で見ていたのはちょっと違う場所だったような気がするけれど、とりあえずナビのいう通りに行ったら近くまで行くはずだと思って進んでいくと・・・
だんだん人通りも少なくなって、もうしばらくで目的地付近と言われたけれど・・・
それらしい場所もない。
ちょうど通りかかった人に聞いてみると、今まで進んできた信号4つ前に戻って、そこを右に曲がって姉川沿いにずうっと進むように教えて頂きました。
確かに地図で調べた時は姉川沿いを進んで行くような感じだったなあ?
それにしてもその起点になる場所は、今まで何度も行ったことのあるおなじみの場所です。見た地図とこの場所が頭の中でなかなかつながりません。
とにかく言われた通り川に沿ってどんどん進んで行きました。
やっと集落が見えてきました。そこから電話をしてみると、まだもう少し進んでいくようです。
そこでお蕎麦のお店を出しておられる方が、どうもお世話をして下さる方のようで・・・
そこに車を置かせて貰って、とりあえず教えられた方に向かって進んで行ったのですが・・・
なかなか見つからず、ちょうどお寺さんに出逢い、教えられた道を行くと、やっとセツブンソウの案内が出てきました。
左側はお寺の裏側に咲いていたけれど、もうほとんど終わってしまったそうで、今咲いているのは右側の道の方を行くそうで・・・
あ!だから2回も新聞に載ったんだ!と納得。
そんなに遠くはないのに、すごく坂道が急こう配で、少し進むのも大変です。しばらく進むとすぐ林の中に入ります。
もう、ハハアハア(ノД`)・゜・。ゼイゼイいいながら、何とか林にたどり着きました。
でも・・・セツブンソウが群生している場所はロープが張られていて、花は全部向うを向いて咲いている。
それも、少し盛りを過ぎているような・・・
画像はクリックで大きくなります。
ロープの外側に離れて咲いていた花がこちらを向いていたので、やっと、2,3枚撮れた!と思ったらピンボケ
やっとましな一枚がこれです。
登りはとにかくしんどかっただけだけど、下りは滑り落ちないように前足に力を入れて一歩一歩用心して歩きました。
坂道は全部舗装してあって、ずうっと滑り止めと思われる刻みが入っていました。
私の場合、これで雪が積もっていたら、あきらめざるを得ないような急坂です。
周りのお家は雪国に多い勾配の急な屋根が多かったです。
駐車場の横にはまだ雪の塊が残っていました。
伊吹山の頂上でももうこれだけしか雪が残っていないのに・・・
日曜日とあって、沢山の人でした。大きな一眼レフのカメラを持っている人が多かったです。
車を置かせて貰ったお蕎麦屋さんでお昼を食べていくことにしたのですが・・・
沢山のお客さんで30分くらい待ったかなあ?
その間に写真集や山野草図鑑などを見せて貰ったり、相席になった方たちとおしゃべりしたり・・・
周りの壁にセツブンソウやイチリンソウなど山野草の写真が飾ってありました。
それが素晴らしくて、いくら見ていても飽きることがないくらい・・・
芸術作品です。あのような写真を見せて貰うと、自分が写している写真なんかおもちゃみたいなもんだと、恥ずかしくなってしまいます。
さて、運ばれてきたお蕎麦とっても美味しかったです。
入った時は歩いて来て暑かったので冷たいお蕎麦を頼んだのですが、待っている間にだんだん汗が引いて来て,温かいのにすればよかったかな?と思ったくらいだったけれど、これにしてよかったです。
少しのお出しの上にお蕎麦が盛ってあって、刻み葱と辛み大根をかけて頂きます。
それに、てんぷら(ふきのとう、人参、椎茸、大根、さつまいも)、とろろ汁、お漬物、よもぎ餅がついて1200円。
天ぷらの大根と人参は薄切りでした。大根を天ぷらにするという発想がなかったけれど、なかなか美味しかったです。
辛み大根も辛すぎずに、ピリッと辛みが効いて本当に美味しかった!
さすがに夫もお蕎麦には満足していたようです。
今度はこのお蕎麦で釣れるかな