これまでブログ内でマインドフルネス瞑想に触れ、解説書や瞑想を体得するのに助けとなるアプリをご紹介してきました。
~瞑想で睡眠薬から脱却~
友人に「瞑想を試しているんだ」と話したところ、仏教の観点からも同じような心を満たし、身体を平穏にする健康法があることを教えてもらい、一冊の本を貸してくれました。
白隠禅師 健康法と逸話 (直木公彦 著)
白隠禅師―健康法と逸話 | |
日本教文社 |
マインドフルネス瞑想で言うところの「セルフスキャン」と全く同じで、過去・未来の悪い出来事を後悔や心配することを意識的に遮断して、呼吸に始まり「今の自分の身体と五感」に思いを巡らせる方法が紹介されています。
「内観の秘法」「軟酥の法」です。
また漢方薬の基本的考え方、気・血・水のバランスを整える方法にも通じるものがあり、怒りや興奮など昂ぶるときは「気」が頭に登り「水」が不足して熱が上がる状況です。
このときは丹田に気を納め、下肢を温かくして平穏を取り戻す、など瞑想中に抱くべきイメージを説明しています。
お寺に参って座禅を組んで、を実践するのはやや敷居が高いと感じていても、この瞑想法なら寝る前に布団の中で出来ます。
眠くなればそのまま寝てしまえばよいのです。
アプローチは異なりますが勉強になりました。
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