最中日記

肩こりのドラム、最中のブログ

山麺二郎

2010年09月29日 | ラーメンのこと
京都の円町にある「山麺二郎」に行きました。
行く度に定休日だったりタイミングが合わずに行けなくてやっと。
師である上本町の「麺乃家」でもそうだったので、
僕にとって何かあるのかもしれません。
「麺二郎ォッッ!!俺が相手だッ!!」
という気持ちで挑みました。
結果、「たいしたことないじゃん」と強がりは言えませんでしたが。

ラーメン、塩ラーメン、つけ麺がありましたが、
ラーメンをチョイス。

開店と同時に入れて、
僕以外はみんな茹で時間の長いつけ麺だったので、
まさかの一番メン(ブッコミ)!

鶏ガラをベースにした和風のスープ。
ガツンと来るインパクトはありませんが、
違和感なくスッと飲める。
旨い酒は水に例えられますが、まさにそんな感じ。
最終的にはすべて飲みきりましたが、
水を飲んだ後のように自然でした。

麺はストレートの細麺。
なめらかでありながらしなやかなコシがあり、
この味に至るまでの店主さんの努力の跡が見えるような、
ドラマを感じさせてくれる麺。

チャーシューはほどよい塩味とモッチリとした歯応え。

メンマは太く切ってありますが、
繊維に対して垂直な切り方のため、
スッとほぐれるし、なおかつ柔らかい。

ネギは白、青の部分を
それぞれ個性に合わせて違う切り方で分けているのが心憎いゼ!

芸術品のように完成度の高い一杯でありました。
これが650円で食べられるのだから、
ラーメンは本当に素晴らしいと感謝したくなります。


▽好き度:A+