恋するダイバー もぐりんどのヒトリゴト

海、自然、ダイビング、日常のあれこれをバリ島から発信

バリ島で味わうぷりぷり美味の甲殻類♪

2008-02-05 | 美味しい物
ジャジャーン!
これぞ、マンティスシュリンプ(シャコ海老)の全身写真でーす。
水中で見る機会があっても、全長を見る機会はなかなかありません。
だいたいこのシャコ、穴から顔を出しているシーンに遭遇するだけでも
ラッキーなのですから!

さて、お味の方はといいますと、
見た目はちょっとグロテスクですが、これが、な~んと!
びっくりするほど美味でした(笑)

”シャコ海老”というくらいなので海老の味がするのかな、と思ってましたが、
ぷりぷり感といい、味といい、この食感はまるでロブスターにそっくり!
しかも、ロブスターよりも身が多くて1匹でも食べ応え十分。
ロブスターって頭の部分が大きくて身の部分が以外と少ないじゃないですか。
ところがこのシャコ海老、全長の4分の3くらいが身の部分、しかも、
普通の海老は後ろの方(尻尾)に向かって細くなるけど、
このシャコは尻尾へ行くほど大きくなるので、身もいっぱい詰まってるんですね!
なんと、カマ(カニでいうとハサミの部分)にも身が詰まってました。
しかもですよ、皮が軟らかくてむき易い!
お腹側は堅くてむきにくいのですが、背中側からクルッっとむくと簡単です。

今回の調理方法はシンプルに茹でていただきましたが、
店長さんが言うには、ほかに炒めても焼いても美味しいと言っていました。

ちなみに、このシャコ海老のことをインドネシア語で注文するには、
Udang Ronggeng (ウダンロンゲン)または、
Udang Barong (ウダンバロン)と言います。
甲殻類好きな方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

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シャコパンチ!

2008-02-04 | 自然・生き物
今日は海に住む甲殻類の中から、シャコのお話です。
シャコといえばお寿司さんではおなじみのネタですね。
英語ではマンティスクラブといいますが、
マンティス(カマキリ)という名前からも分るように、鋭いカマを持ち、
一見するとカマキリを想像してしまい、顔の部分は昆虫っぽい姿です。
不用意に指などを出すと痛い目に合いますので注意が必要です。

以前うちの社長はモンハナシャコ(体長10センチ位の美しいシャコ)の
強烈なシャコパンチに見舞われたことがあります。
巣穴に指を近づけたところ、このカマにスパッとやられてしまい、
指先から緑色の血がどば~っと吹き出しました。
(水中では赤が緑に見えるのですよぉ~)
ダイバーの皆様には決して手や指や足(?)など出さぬようにお願いします。

さて、今回はバリ島の砂地ポイントでよく見かける大型のシャコ、
マンティスシュリンプ(シャコ海老、トラフシャコとも呼ばれています)
をご紹介します。
体長は約35センチ、大きなものでは40センチにもなり、
捕脚と呼ばれる脚(カマ)は大きくて鋭く、大変迫力があります。
このカマは普段は顔の横に折りたたまれているのですが、
獲物をとらえる時には瞬時に武器となり、
目にも止まらぬ早業で一撃するのです。

沈没船横の砂地などに所々直径7,8センチ程の穴が開いています。
この穴がマンティスシュリンプの住処となってる巣穴なのです。
顔を出していることは少なく、運よく穴から顔を出していても、
近づくとすぐに引っ込んでしまうので、
なかなか写真に収めるのは難しいかもしれません。
どぉ~しても写真に撮りたい!っていう方は、ちょっとしたコツがありますので、
リクエストしてくださいね。

ところで、先日このマンティスクラブを食す機会がありました。
さて、お味のほうは・・・?
ということで、続きはまた明日。お楽しみに!


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