雲と空  

日々のこと、相撲のこと。

ぼく、だんごむし

2006-09-14 15:59:54 | 子育て日記
いえ、もちろん私のことではありません。 
絵本のタイトルです。


うちのまわりは たくさんのだんごむしがいます。
特に階段1階郵便受け付近はごそごそたくさんいます。

少し前に むかで駆除の薬をまいたら 
たくさんのだんごむしがやられてました。(お気の毒に・・・
彼らは 死ぬときはやはり丸まるんですね。
死骸がころころところがってました。



そんなわけで だんごむしが身近な環境なので 
毎年 夏になると 虫かごでだんごむしを飼う こどもたちが
近所に何人もいます。 

そんな親しみのあるだんごむしですので
本屋でこの絵本を見つけたとき 思わず手に取ってしまいました。

娘がすぐに逃亡するので ほんのすこしだけぱらぱらとしか
見ていないのですが なかなか面白そうだったので
帰宅後早速 図書館にリクエストして(貸出中だったので:人気本!?)
このたび借りることができました。


読んで見ると これがまた 面白くて(興味深くて)
勉強になります。


だんごむし ってねぇ、

成長のために 石やコンクリートを食べるんですよ。(だから森より町中が好き)


だんごむし ってねぇ、

脱皮してるんですよ。それも1日めに後ろ半分、翌日前半分。
さらに その脱いだカラは自分で食べてるんですよ。(栄養があるらしい)


だんごむし ってねぇ、

食べるとすぐにうんちをするんですよ。(それも四角いヤツを)


だんごむし ってねぇ、

昆虫じゃないんですよ。
えびやカニの仲間なんですよ。(ほんの短い間なら水中も平気らしい)


だんごむし ってねぇ、

冬は冬眠するんですってよ。(それもたくさんで寄り添って・・・怖っ)



あぁ とっても勉強になります。

娘に読んで聞かせながら 私の方が「え~そうなんや・・・」を連呼。


おかげで読むたびに(ここ数日 毎晩寝る前にリクエストされるので)
娘が「勉強になるねぇ~」などとわかったような口ぶりで
相槌をうちます。



色紙を切って貼ったような優しい風景に なかなかリアルなだんごむし・・・。
イラストとしても ステキかな、と思います。

子どもと一緒に(というか大人メインで)楽しめる絵本です。


 ぼく、だんごむし 福音館書店
 (得田之久:文 たかはしきよえ:絵)

   

読んであげるなら 4歳~
自分で読むなら  小学校初級 向き