風邪がひどくなりました。
今日は学校を休むつもりです。
ブログを更新しているくらいなら行けるのでは?
そう思われるかもしれませんが、
ひどくなった原因はシンガポールの効きすぎる冷房にあるのです。
南国シンガポールでは、“涼しくするのがおもてなし”という考え方があるようで、
どこもかしこも手加減なしで強烈に冷房を効かせています。
外が暑いだけにその体感温度差は激しく、南極体験ゾーンのようです。
刻一刻と風邪が悪化していくのがわかるくらい。
長袖衣類もケニア旅行の際に多少は揃えたのですが、
その温度差が弱った中高年のカラダにはつらくて。
今日はカンバセーションのクラス、
咳き込んだりして若者たちにうつしてもいけませんしね。
ということで、本日休業。
お家でまったりしています。
ヨガを始めました。
初レッスンは土曜日、モザイク教室のあとでした。
学校、リーディングとカンバセーションの先生はオーストラリア人女性です。
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休憩時間の撒き餌たち。
私たちの餌付けに余念のない優しくてキュートな先生なんです。
彼女、私と同い年とは思えないほどのすばらしいプロポーションで。
何が違うの?
ムダな贅肉がなく、均整の取れた自然な筋肉のつき方をしているのです。ええ、モトが違うって言いたいんでしょ?
それもそうだけど、それ以外にあれは何かやっているカラダだ、と。
何をやってるの?
聞くと、10年以上ヨガをやっているとか。
「10年もやってたら教えられるのでは?」
クラスメートの例のお嬢さんとその話題でしばしもちきりに。
例のお嬢さん…ずっとこの呼び方だとあんまりなので、今後S嬢としておきます。
S嬢…うん、彼女にふさわしい呼び方だな。
「ヨガ、教えてください」
別の日に先生にそうお願いしたら、「そうね、いいわよ。いつかね」と。
かわされた?
日本人特有の社交辞令、挨拶と思われたのかな?
後日、ドラッグストアでヨガマットをたったの$12.9(約830円)で売っていたのをたまたま見つけて、
運命を感じつつ、さっそく購入。
ぼっ!
これでやる気に火がつきました。
金曜日、授業の前に先生がいつもどおり、「How are you?」とか聞いてくれました。
で、「私は先日、ヨガマットを買いました。私たちにレッスンをお願いします!」と。
for usとか言ったりして、暗にやりたいのは私ひとりでないことを強調、
同時にS嬢にめくばせして、援護射撃を要請。
「私もしたいです。ぜひお願いします!」と、間髪いれずにS嬢。
さすがのカンのよさ。
「私もやってみたいです!」、もうひとりの仲良しお嬢さんものってきてくれました。
今後はこの仲良しお嬢さん、A嬢ってことで。
「私は仲間内でやってるだけだから、全部英語だし、ビギナー向けじゃないわよ。
あなたたち、それでもいいの?経験はあるの?」
私はビギナーではありますが、子どもの頃からカラダは柔らかいほう、
お嬢さん方も何度かやったことはあるっていうし、何といっても若さがあります。
私の数少ない統計から言うと、白人さんって意外とカラダが硬いんですよね。
だから大丈夫かと。
それに、もしついていけなくっても、命にかかわる登山や、みんなのモチベーションを下げてしまうゲーム系のスポーツと違って、
ヨガなんて狭いスペースの個人ワザだから、マットの上でおとなしくしてりゃあいいわけで。
上手にできてるひとを見て、
「わんだほー!」とか、感嘆の声を上げてみたり、
きれいにポーズの決まったひとを見て、
「びゅりほー!」とか、うっとりしてやったら、
言われたほうも気分よくなって、誰も私のことを苦々しく思ったりしませんて。
そうして、ごり押しのようにして参加した初レッスンは、
ボタニックガーデン(植物園)の一角の青空教室。
あいにく雨上がりだったので、駐車場みたいなところで行われましたが、
ふだんは本当に木々に囲まれた自然のなかでやってるみたい。
近くにはマンゴーの大木があり、音を立てて実が落ちていました。
リスも見ましたよ。この広大な植物園にはいっぱい住んでるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/98/aa24905e94a8728dd3f76357e0054f87.jpg)
さて、私にとってはずいぶん久しぶりのヨガ。
上海でなぜか韓国語ヨガレッスンの受講経験があるのですが、英語のレッスンは初めて。
植物園で英語で受けるレッスンは、
なんかオサレ度が断然UPしたみたいで、いい感じでした。
太陽礼拝とか基本の流れは同じだから、なんとなくついていけました。
とか油断していたら、
鶴のポーズとか、孔雀のポーズとか、ありえない無理難題が。
あっけにとられている私の前で、難易度の高いワザを次々と披露してくださる先生。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/32/540d28ac28401b9cf900ca1c4ecb5f22.jpg)
左が鶴、右が孔雀だす。
先生のワザに本気で驚嘆しながら、ふととなりを見ると、
お嬢さん方が美しい鶴になっていてさらに仰天しました。
機織りを勧めようかと思ったくらいに、見事な鶴っぷりでした。
お嬢さん方、すごいです。
先生やお仲間さんたちの賞賛を浴びておりました。
はあ、いい汗かいたな。
…私ひとりダメダメだったけれど。
お嬢さん方の活躍にあやかって、私もなんとか及第点はもらえたみたい。
次回は再来週の土曜日よ、って言ってもらえました。
おばさんになると図々しくなって、なにかと便利です。
ローマは一日にして成らず。
急にはムリでも、
緊張感のカケラもないカラダをちょっとずつ絞っていきたいと思います。
めざせ、電車で席を譲られるカラダ返上!
と、意気込みはすばらしいのですが、カラダは老化の一途。
この後に汗かきのカラダで電車に乗って急速冷凍されたのが、
風邪のひき始めだったわけです。
・なってしまわれたんですよね。
> "涼しくするのがおもてなし"
・なるほど。そうなのかも。
> 植物園で英語で受けるレッスン
> なんかオサレ度が断然UP・・
・うーん、西洋リベラルな感じ。
> 上海でなぜか韓国語ヨガレッスン
・それもフシギやけど。ではでは。
そうです、シンガポール、
どこもかしこも冷え冷えなんです。
カラダがついていけません。
ヨガレッスン、
韓国語より英語の方がまだわかりやすいです。
そりゃそうか?