HYDEさんが、歌ってくれたからあたしは救われた。嫌いなものは嫌いでいいのだと。万人にいい顔しなくても、都合のいい人にならなくてもいいのだと。そして逆に、好きだけど好きなだけじゃダメなときはある。とも分かった。まあ、あたしは、今まで本当に欲しいものを手にしたことがない。いつも大切なものは指先からこぼれる砂のように消えていった。自分の暖かい家庭も諦めた。仕方ない。で、バイクを手放そうと考えた。今の稼ぎでは車とバイクは無理だし、愛しいバイクは今は変わってしまったあの人のマネだし、仲良しのバイク仲間もいなくなった。何も持たないで、一から出直しだ。君なんてもう、大嫌い、嫌い、だ。この年から再出発可能かわからない。就活もどうなるかわからない。守るもの欲しかった。まぁ、仕方ない。稼ぎが良くなったら、親友の子供にお年玉でもあげよう。嫌がられても母親には会いに行こう。あたしは、身軽だ。何も持たなければ不安にもならない。さようなら
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