みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 夙川ボーイズ

2017-03-26 00:05:55 | 日記
夙川ボーイズを久しぶりに聞いたら涙が出た。まだ泣けるんだなあと他人事みたいに思った。夙川ボーイズを聞くと通いつめていたタトゥーショップを思い出す。そこの彫り師さんが夙川ボーイズが好きでそのショップにはいつも大音量で流れていた。ガリガリと肌に針を刺されて流し込まれる墨の痛みと塗り込まれるワセリンのベタつき、お香みたいな独特の香りと今はもう会えない大好きだった友達。綺麗にタトゥーが刻まれる度に笑い会うあの笑顔。懐かしい。人生色々だ。ずいぶん遠くに来てしまった。でももう泣いても仕方ないからあたしは一人で頑張るしかない。リンダの甘い歌声が懐かしさを煽る。人生色々。人生とはトラウマが増えること、そしてそれを背負って前を向かなきゃならないこと。今はまだ崩れそうな足元でも、いつか状況が良くなると信じて。大丈夫。だって今まで大丈夫になってきたんだもの。これ以下はきっとないと信じて。もはやすがる藁もないけれど。

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