みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 電気屋さん最後の日

2016-08-25 21:01:19 | 日記
今日で仕事を辞めた。もう電気屋さんに戻ることはないだろう。疲れてしまった。お客さんの過剰な値引き交渉。値段が全て。なんでかな?大学出たてで電気屋さんやったけどたころは楽しかった。若かったからかな?ボスのコネで入って結局辞めて、頑張ったのに八年働いたスポーツ用品店はくびかあ。あんなに頑張ったのに結局こんな結末かあ。自分で自分が情けない。あたしが落ちた血の沼はどこまで深いのだろう?電気屋さん辞めてほっとする反面、いい年してまたプーかあとがっかりする。いわきに帰りたいなあと思ったが帰る場所などないし、帰った所で見たくないもの、思い出したくないものが詰まっている。行き場所などない。そもそも自殺などしなくてもあたしは嘆きながら毎日息をするだけで、無駄に生きている。いつか必ず死ぬのに。死ぬ気で頑張ればいいのにね。血だまりに浸かっても浮上などしない。電気屋さんの帰り道、前にラズベリージュースをくれたおじさんがやはり何も言わず、今度はCCレモンをくれてなそのときは泣き出しそうだった。多分、世界は優しさで出来ているのにあたしは見えていないのだ。生きながら死んでいる。帰り道も見つからない。生き場所も見つからない。明日からまた母親の小言が1日降り注ぐのか。泣きたい。泣き場所が欲しい。だけど電気屋さんを辞めることでもう今までのしがらみは全てなくなった。すっかり携帯の電話帳もすかすかになった。酒を飲みながらCCレモンも飲んだら、やっぱり優しい甘さがして染みた。さようなら、誰ともなく何にでもなく呟いた。いつか必ずここを、出よう。出たい

1 コメント

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Unknown (まなみん)
2016-08-26 00:21:21
電気やさんお疲れ様でした!
いままで大変でしたね😣💦
スポーツやさんではたらけなくなったということですか?
しらないだけで、みりんさんを必要としてるひといますよ!
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