みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声 小さな金魚その4

2014-10-11 18:19:46 | 日記
やがて寒くなり、雪がちらつくようになりました。金魚達はより一層深く水底に潜り、動かずじっとしていました。
人間の子供達は相変わらず元気に公園の中を走り回り、池に石を投げ、それでもモモは水面に行きました。白い雪は全てを覆い隠し、やがて春には静かに溶けて土に還る。
寒くなったせいか、近頃ゆきは現れませんでした。モモは何だか寂しい気持ちでいっぱいでした。ゆきが心配で心配で仕方ありませんでした。これが、「恋」だと幼いモモは気が付きませんでした。

続く~。

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