いつか南の島で暮らしたい

ハワイ大好きな夫婦です。ふとっちょ嫁、ももなとんの日ごろのつぶやきです。

The Brave (その1)

2008年03月17日 | ジョニー映画
ども
今日は、私の好きなジョニーの作品を語ります
どれも好きですが・・・
この映画はジョニーが監督した作品でもあり、
私の思い入れも強いです。



どんな映画かというと、
まずは、このDVDの裏に書いてあるのをそのまま引用・・・

~ラファエル(ジョニー)は、これまでに何度も犯罪を犯し、刑務所にも入ったこともある男。
 しかし、そんな彼でも妻と二人の子供を深く愛していた。
 ある日仕事を求めて町に出たラファエルは謎の男(マーロンブランド)に出会い、
 スナッフムービー(実際に人を殺す映画)への出演を持ちかけられる。
 大金と引き換えに、それを承知したラファエルだが、
 撮影の日までに残された時間は7日間しかないことを知る。 ~


とまあ、このように、話は悲しいというのは容易に想像がつきますよね?

で、この作品は97年に公開(日本では98年)
第50回カンヌ映画祭正式出品作品です。

私のファンとしての感想の前に、この作品は、
賛否両論だったようです

ジョニーが
「カンヌで初めて上映した夜は忘れられない。
みなスタンディングオベーションで、
知り合いの監督たちからも よく理解してもらえた。
だけど、翌日になると一変した。
評論家たちは、こぞって、この作品をこきおろしたんだ。
どうしてなのか・・・」
というようなことを語っていたそうです(これ、ジョニーの本にあったので)

だから、アメリカでの公開はなかったのでしょうか?
これ、ネイティブアメリカンの話なのに・・・

確かに、彼らの神秘性を美化してるわけでもなく、
彼らと共存する白人社会を美化してるわけでもなく、
だから・・・目を背けたいのでしょうか?

「自由の国アメリカ」「世界の大国アメリカ」
その国を母国に持ち、
でも、ネイティブアメリカンの血を受け継ぐジョニーは
どんな思いでこの作品を選んだのか?
きっと、私には計り知れないものがあるのだと思います。

で、ここからは、ジョニーファンの私の意見

「淡々と描きすぎ」←セリフ少ないから?
だから、余計にキャストたちの細やかな表情にその内面が出るのじゃないの

「作品の選び方そのものが失敗」←ジョニーにはどんなものを?

「ラストがいまいち」←ラフェエルの死が見たいのか?

「何を描きたいのか?」←あなた寝てたでしょう?

とまあ、怒り爆発なわけです
編集の甘さやラストの持って行き方などは、
カンヌのために急いで仕上げたことそのものを
ジョニー自身も悔いているらしいですが・・・

「何を描きたいのか?」の意見の人に、
日本版劇場用予告編の中から、これを見せてあげよう。

ネイティブアメリカンの生活を通して「生きる勇気」「幸せの価値観」を描きたかった。
何か本能的なものにかりたてられて夢中で撮っていました。
これは、人の生き方の真意を問う愛の映画です。
皆さんにもこの映画を観て、何かを考えて欲しい。
               -ジョニー・デップ-

そうです。
悲しい、悲しすぎる話だけれど、
幸せってなんだろうか?と、考えさせてくれる
素晴らしい作品だと私は思っています

あえて、言うなら、観終わったあと、確かに重いので、
体力のある時が、適しているかと・・・

ジョニーはブレイブの印を腕に刻んでいます。
彼の気持ちに触れることのできる英文を
私なりに訳して、胸に刻んでいます


その2へ続く・・・(まだ語るのか?)

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