桃が入ったダンボールを持ち、ウロウロするカンちゃんのお母さんに聞きました。
「何してるの?」
すると、お母さんは「名前を書こうと思ってね」と答えます。
名前を書くって、まさか桃に!?
お母さんは、本気です。
ちゃんと分けておかないと食べられない人が出るからだそうですが、「桃に名前」は考えたこともなかった・・・。
それにしても、食べられない人のことを心配するなんて偉いのね。
だけど、大抵食べてしまうのは、お母さん。
「お母さんだけ注意して食べれば、誰も食べないと思うよ」と言うと、本人も納得して桃に名前は書きませんでした。
そして、別の日・・・・・。
ごはんに、ピーマン炒めが出ました。
カンちゃんのお父さんは平然と食べていますが、何だか変な味がする・・・。
「これ、悪くなっていない?」
「あ~、昨日切ったまま置いといたからね。だから炒め物にしたのよ」
炒めたら、傷んだ食材は復活するのだろうか???
唖然とする家族に、お母さんは言い放ちます。
「チョットくらい悪くなっても大丈夫!痩せられるよ~、良かったね」
だけど、そのピーマン炒めをお母さんは食べていなかった・・・。
桃の件、その後・・・・・。
朝一番に、お母さんは「誰かが桃を食べた!」と騒いでいた。
家族は誰も食べていないと主張しますが、お母さんは引きません。
「だって、仏様に1個、私が1個・・・もともと8個あったのだから・・・・・」
ダンボールの中には、桃が6つ。
8-1-1=6 だから、お母さんの他には誰一人食べていないのです。
「合っているわね」とサラッとかわし、何事もなかったようにお母さんは消えてゆきます。
あれだけ桃の行方について心配していたのに、結局食べてしまうのはカンちゃんのお母さんなのでした。
「何してるの?」
すると、お母さんは「名前を書こうと思ってね」と答えます。
名前を書くって、まさか桃に!?
お母さんは、本気です。
ちゃんと分けておかないと食べられない人が出るからだそうですが、「桃に名前」は考えたこともなかった・・・。
それにしても、食べられない人のことを心配するなんて偉いのね。
だけど、大抵食べてしまうのは、お母さん。
「お母さんだけ注意して食べれば、誰も食べないと思うよ」と言うと、本人も納得して桃に名前は書きませんでした。
そして、別の日・・・・・。
ごはんに、ピーマン炒めが出ました。
カンちゃんのお父さんは平然と食べていますが、何だか変な味がする・・・。
「これ、悪くなっていない?」
「あ~、昨日切ったまま置いといたからね。だから炒め物にしたのよ」
炒めたら、傷んだ食材は復活するのだろうか???
唖然とする家族に、お母さんは言い放ちます。
「チョットくらい悪くなっても大丈夫!痩せられるよ~、良かったね」
だけど、そのピーマン炒めをお母さんは食べていなかった・・・。
桃の件、その後・・・・・。
朝一番に、お母さんは「誰かが桃を食べた!」と騒いでいた。
家族は誰も食べていないと主張しますが、お母さんは引きません。
「だって、仏様に1個、私が1個・・・もともと8個あったのだから・・・・・」
ダンボールの中には、桃が6つ。
8-1-1=6 だから、お母さんの他には誰一人食べていないのです。
「合っているわね」とサラッとかわし、何事もなかったようにお母さんは消えてゆきます。
あれだけ桃の行方について心配していたのに、結局食べてしまうのはカンちゃんのお母さんなのでした。