再び三下 SANSHITA を観て

2010-12-19 | 日記

里村孝雄という役者を初めて観たのは20数年前。

面白い芝居をする劇団があると聞いて足を運んだ渋谷ジァン・ジァンの舞台に

ゴム草履にラメ入り腹巻、狂気をはらんだ血走った目の男がいた・・・                                                                                                                                             エヘッここまでプログラムの瑞貴さんのパクリ 

 あの日の衝撃はまだ覚えている。

 

時は流れ・・・

シャンソンのライブなど一緒にやったり、カラオケ行ったり

ふと気がつくと「里ちゃん!」などと気安く呼んだりするようになってたけど・・・

今日タイニーアリスの舞台の上の剥げた白塗りの「里村孝雄」という役者の姿を見ていたら

遠いあの日のことを思い出したよ。

やっぱり里村孝雄という役者は「衝撃」だ。

 

いい意味でナンニモツクラナイ若い役者と、

やはりいい意味でツクリコンデツクリコンデヤル役者の一騎打ちみたいな舞台。

笑いながら切なくて泣けた。