昨日昼過ぎ、M1を観ようとをつけたら再放送のドラマが始まったところだった。
太平洋戦争で死んだ日本兵が現代の日本に一晩だけ帰ってくる、という設定のドラマだ。
最近ちょっと気になっていたARATAが出ていたので観てたら、
彼の演じている人物は築地小劇場での『どん底』で「役者」をやっていたという設定。
昨日のブログで覚えてない、と書いた歌まで歌ってくれた夜でも昼でも牢屋は暗い~
ARATAという人を初めて知ったのはケーブルTVの深夜映画。
その時の彼は全身タトゥーとピアスの変態の殺人者だった。
映画はつまらなかったけど、彼の声と表情が素敵でエンドロールまで観て名前を覚えたのだ。
結局M1は観ず、最後までこのドラマを観てしまった。
しかもボロボロ泣きながら。
最後のシーンはヒドい役者一名のせいですっかり白けてしまいそうになったけど、生瀬勝久さんのお陰で無事終わった。(生瀬さんの演技に拍手)
観ながらウチの元特攻隊の生き残りの事を考えていた。
ドラマの登場人物は浅草の芸人やあの明治神宮の学徒出陣で戦争に送り出された芸大生や早稲田の学生だ。
父もまさにあの中の一人だった。早稲田の演劇青年で、浅草に出入りしていて…
ドラマには涙を流せるのに・・・父には・・・どうしても・・なあ。
明日から10日間kintaとの生活が始まる
また「七生隊」や「零戦」の話しが出るに違いない。
少しは耳傾けて聴いてあげなきゃな。
ARATAとkINTAか…