台風の去った次の日の朝。
夜の寒さとは裏腹に
カラッと良いお天気になった。
お隣さん家で渋柿刈り。
皆と先に渋柿の木のある所まで行きかけてた湖太郎ちゃんに
「コっちゃん待って~」と叫ぶと
コっちゃん待ってくれた。
頭良いんだよなぁ。
渋柿の木。
あのトタン板の向こうで皆ワイワイやってるのだけど、
何となく入って行けない湖太郎ちゃん・・・。
(行きたい)(うるうる)(行きたい)(うるうる)
よし!
行こう!!!ニャーーーーーー!!!(気合い)
・・・っと様子見。
様子見・・・。
様子見って・・・違うだろ!
コソ泥かっ!
ほら。
もうあんなに柿が籠いっぱい。
お母さ~ん。
見つけた。
コタちゃんはお母さん好きだもんね。
ドササササっっっっっ!
おじちゃんたちが柿を落としてくるから
頭に当たらないようにしなきゃ!
猿蟹合戦になっちゃう!
湖太郎ちゃん、慣れてきました。
お得意の木登り始まった。
まずは爪を研ぐ。
腕が鳴るぜぃっ!(急に男っぽい)
おじちゃんたちが湖太郎ちゃんに向かって
「上の方の取れない柿取ってくれよ。(笑)」
ホントに取れたら良いのにね~。
もう怖いものなしになってる。
何処まで行く湖太郎!
ブリッジお股が笑える。
どしたの?
一通り遊んだら、疲れたらしい。
年齢不詳のコタちゃん。何歳なんだい?お前さん。
コッちゃん・・・。
そこ排気ガス出るよ。
帰り。
トラックが動かなくなった・・・。
柿の積み込みすぎか・・・。
傍観。
何とか上がったね。
じゃ、そろそろ自分も上がる。
あ~。
終わったね。もうすっかりお昼。
近道。
最後まで足元気をつけてね。
順番、順番っ!
帰ってきた。
ご飯食べてバタンキュー。
ところでキミ、何か役に立ったのかい?
近所のおばぁちゃん曰く、“猫は犬より要らん”の所以ですよねぇ。(笑)
ここまでは流石に湖太郎ちゃんついてこれないね。
今、丁度蕎麦の花が美しい季節。
三日月の蕎麦。
サギがいるんだけど、
ちょっと分かりづらい。
一面の蕎麦畑の上を二羽のサギが大きな翼広げて
飛び交った。
サギさんたちも
この蕎麦畑を好んでいる様に私には見えた。
帰り際。
可愛い植物見つけた。
雑草とは思えないから
種が飛んだのかも知れない。
ハーレンベルギアにちょっと似てる。
いっぱい咲いてるから摘み取って持って帰りました。
庭の秋の花を積んで。
秋の野草を積んで。
このコスモスこぼれ種で咲いてるんです。
種播くより丈夫に育つ。
マリーゴールド、ハーレクイーン。
秋明菊。
ピンクの秋明菊。
華ちゃんが遊びにきてたみたい。
「あ。(^-^;呼び止めてゴメンね。そこ危なそだから行っていいよ」
猫って・・・二階程の高さも幅のない所も全然平気。
お隣さんにはいつもお世話になりっぱなしです。
田舎の愉しみ方を熟知していらっしゃる。
余談ですが、
これ、見られましたか?
皆既月食。
三年前には神戸でも見れましたが、
こちらの夜空は人工衛星が肉眼で確認できるほど本当に澄みきっていて
夜の庭はホントに星降る庭なんですよね。
人間の当たり前が
ときどき
当たり前と思えないのです。
永遠の宇宙の中で
生きていることは生かされていること
なのだと
感じるのでした。
Yoyo-May
La principessa di Wilde di un giardino di miniatura