モナミの庭から

ビストロの庭の花をメインに紹介。
ハーブ・野菜・花木・山野草・多肉も。
たまに料理と素材の話など

雪解百合・チオドノグサ

2011-03-24 | 球根

チオドノグサ

           ユリ科   球根性多年草

 チオドノグサが今年も咲きました。

ちょっと貧弱なヒヤシンスみたいですが、寒さに強い可愛いお花です。

別名を雪解百合(ユキゲ百合) 雪が解ける早春に咲き出すからでしょう。

チオドノグサとは、ギリシア語で雪の輝きと言う意味のようです。

草丈は10~20センチと低めですが、世話無く、毎年咲いてくれます。

モナミの石ころがゴロゴロしている庭でも、元気に顔を出してきます。

早春の花は、寒さに耐えた末に花を開くので、強いのですね。

花言葉は、自然への愛 平和 幸福など、色々ありました。

昨年の秋ごろに、球根に気が付かずに、庭土を掘り返してしまったのですが、

あちこちから、顔を出してくれました。

 


ラナンキュラス

2011-03-22 | 球根

  ラナンキュラス

              キンポウゲ科   多年草

 

 一雨ごとに、春になって来ています。

球根性多年草は、世話無く、咲いてくれます。

ラナンキュラスは、幾重にも重なった花びらがとってもゴージャスなお花です。

和名は花金鳳花と書きます。

花言葉は、優雅で幸せなお金持ちだとか・・

       お花に少しでも、あやかりたいと思い、植えました。

しかし、自生地は、ヨーロッパ・地中海沿岸地方の湿地

ラナンキュラスとは、カエルが棲む様な所に生えていると言う意味だそうです。

葉が、カエルの足に似ているからとも、言われています。

 

色と形が、保護色になり、カエルが潜んでいたのでしょう。

美しい花を採ろうとするのを、湿地とカエルが守っていたのかもと思いました。

でも、カエルは、フランス料理でも有名で、専門のレストランもあります。

モナミの庭にも、大きな食用カエルがいます。

田んぼの近くで、モ~・・モ~・・・と牛の声で鳴いていましたが、

ラナンキュラスを植えてからか?・・・庭に出現されて、ビックリしました。

花の中で、アマガエルが休んでいる事もありました。

やっぱり、遺伝子の中に、呼ぶモノがあるのでしょうか。

 

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水仙の季節が始まります。

2011-03-21 | 球根

 花に気持ちを託して

  大杯スイセン
 


 パッと開いた、最初の花です。

福花冠が3分の1以上の大きさの大杯スイセンです。

花の大きな洋水仙は、暖かくならないと咲きません。

水仙が咲き出すと、庭の手入れを始めます。

今年は、寒くて長い冬でした。

ウグイスが鳴いて、春は、来ました。


シャベルで花壇の土を掘り返すと、

コロンとしたカエル君が、まだ、寝ていた様で動けません。

アマ君がコールしてくれると、数時間後に雨が降るので、

無用の水やりを節約出来る、大切なお友達ですが、

まだ、必要無いので、土を掛けて、お休みなさいと言いました。


何かをしたい気持ちはいっぱいあるのに・・・

まだ、時期じゃ、ないのですね。

種を蒔くにも、苗を植えるのも、地温が低いんです。

無理に植えても、成長しません。


水仙が一杯に咲いたら、充分な暖かさになった証拠、

それから、種を蒔き、苗を植えた方が、良く育ちます。


様子を見る様に、先に咲いた水仙に、

仲間は、蕾を膨らませ、「まだか?」と、聞いている様です。


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ムスカリ・通じ合う心

2011-03-20 | 球根

気持ちを花に託して

ムスカリ
                ユリ科 多年草




ムスカリの語源は、ムスクと言う様に、良い香りがします。

私の庭のあちらこちらから、顔を出してきました。

ブドウの房の様なので、ブドウムスカリ=グレープヒヤシンス

壷まった、小さな花がひしめき合っています。

 

花言葉は、黙っていても分かる気持ち・通じ合う心


     明るい未来


一本の茎に、数えた事はありませんが、100個位の花が付きます。

下部から咲き始めて、次々と上に咲き進みます。

一つ咲き終わっても、別のお花が咲き始めるから、長く咲いています。

花は種を落とします。長い葉は、長期間残り、球根を増やしています。

水や肥料などの世話を忘れても、小さな花になって、咲いてくれます。

荒地でも、野原でも、生き残り、少しずつ増え続けていますから、

数年後には、瑠璃色の、甘い香りが漂う、素敵な場所になるでしょう。


大震災の後に咲いた、ムスカリからのメッセージは、

人と人の心が通じ合い、協力し合えば、

明るい未来になるでしょう。



 みんなが少しずつ、ちゃんと頑張れば良いと思います。

 無理に、頑張り過ぎないでね。

計画停電をしなくて済むように、日々の節電を心がけましょう。

被災地で、今は、何も出来なくても、

復興には、長い時が必要になるでしょう。

いつか、自分が出来る事で、役に立てる事があったら、

その時は、喜んで協力したいと思っています。


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悲しみを越えてと、咲いたヒヤシンス

2011-03-19 | 球根
 気持ちを花に託して・・・


ヒヤシンス

   ユリ科  ヒヤシンス属  球根性多年草

   和名   飛信子・風信子


庭に植えっぱなしのヒヤシンスが、咲いていました。

私が忘れても、ちゃんと、毎年咲いてくれています。

数年前、園芸店で開花処理で、暮れに咲いていてましたが、

花後の球根を庭に植えて、開花は3月と、自然に戻りました。


ヒヤシンスは、神話のヒュアキンスで、円盤投げをする美青年。

医学の神アポロンと、円盤投げに興じていると、

ヒュアキンスを想う、風の神ピュロスが、仲の良い様子を妬み、

悪戯な風を起こして、アポロンの投げた円盤の起動を変えると

ヒュアキンスの額に当たり、、大量の血を流して死んでしまいます。

医学の神であるアポロンが懸命の手当てをしても、

救う事は出来ませんでした。深い悲しみに暮れるアポロン。

慰める様に、ヒュアキンスの血の跡には、花が咲きました・・


花言葉は、ヒュアキンスが円盤投げをしていた事から、

          スポーツ・ゲーム

医学の神アポロンとの悲劇から、悲しみを越えて、変わらない愛・・・

風の神ピュロスの悪戯から、嫉妬・・・ などと、色々ありました。



深い悲しみのアポロンに、この悲しみを乗り越えて下さいと、

慰めるように、美しく香りの良い花に、生まれ変わったのでしょうか・・・


ヒュアキンスの生まれ変わりと言われる花は、美しいです。

とても甘い香りがして、木陰にあっても、咲いた事が分かる程です。

この甘い香りに魅せられて、玄関に何鉢も置いて居た時がありました。

目を閉じて、香りを吸っていると、メマイがしました。

スイセンの香りは、昏睡、無感覚などを起こす成分がある様ですが、

ヒヤシンスにも、似た効果があるのかしら?

ボンヤリして幸せな気分になり、ずっと香りの中に居たいと思うのです。

花が終わった球根を肥培する為に、庭に埋めました。

春の風に乗って、香りがすると、誘われる様に庭の中を探しています。

咲くのが待ち遠しいお花です。


花を見て、香りに、一時でも悲しみを忘れていただけたら・・

 
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香り水仙

2011-03-18 | 球根
 香り水仙
           ヒガンバナ科 球根植物
画像と共に、香りも届けられたら~と思います。       


買った時のラベルには、香り水仙とだけありました。

何年も前なので、名前は重要ではありませんでした。

香り水仙というのが、名前だと思い続けています。

その名の通り、素晴らしく甘い香りがします。

毎年、咲くのが待ち遠しい、大好きなお花です。



3センチ位の小さな花ですが、バラの様に美しいと思います。

次々と花が咲くと、とても重そうですが、上を向いています。


咲き終わりは、花首が垂れ下がるので分かります。

来年の球根を太らせる為には、早めに切り取ると良いでしょう。

水仙の葉が青い間は、球根を太らせれるので、

そばに、一年草の草花を堆肥を入れて植えてます。

他の水仙には、肥料をあげる事はしません。

普通の水仙は、世話をしなくても良く増えますが、

香り水仙は、あまり増えないので、肥培しています。

でも、肥料のあげ過ぎは、香りが薄くなると聞きました。

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鈴蘭水仙が、上を向いて咲きましたよ。

2011-03-17 | 球根
気持ちを花に託して・・・


鈴蘭水仙・スノーフレーク

 つぼまった形の花が、うつむいて咲くのが、

 鈴蘭水仙の可愛らしい、特徴なのですが、

 上を向いて、開いた花が、いくつも咲きました。




植物は、自然の変化を感じて、時に形を変えたり、

花の咲く時期を変えます。

今年は、花が咲くのが遅い・・・と思っていました。

今日の日差しを待っていた様に、上を向いて開きました。

地中が動いて落ち着かない間は、咲かなかったのかしら?

 


上を向いてね、頑張ってね。

そんなメッセージが聞こえました。
 
 

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すずらん水仙

2011-03-06 | 球根
      すずらん水仙     ヒガンバナ科  球根植物

      和名 大待雪草    英名 スノーフレーク

      

  彼岸花の仲間ですが、花はすずらん、葉は水仙に似ています。

  水仙と同じ球根なので、すずらん水仙とも言われています。

      まっ白な花に、ポチっと、緑色のマークがあるのが特徴です。

 おやゆび姫のスカート・・・・と、勝手にネーミングして、

  チューリップの中に住んでいるおやゆび姫に、プレゼントしましょう。

    おやゆび姫のすずらん水仙のスカート姿を、空想してしまいます。
 
 小さな花で、良い香りもないのですが、可愛い姿に、足を止めて見るお花です。

        日本水仙と八重水仙の間に咲いています。

 今年の八重水仙の開花は、半月以上遅い様です。
  
  寒さに強い日本水仙やすずらん水仙は、雪の中でも咲きますが、

 八重水仙は、しっかり暖かくなって、雪や霜の心配が無くなるまで待ちます。

   球根植物は、種の様に、取って置いて、何年も保存はできませんが、

  その年に咲く花の分の栄養が、球根の中に入っています。

  土に埋めなくても、芽や根が出て来ます。

 お店で売れ残ってる球根に、芽や根が出ているの、見た事がありませんか?

水仙も、肥料や水まきの世話がなく、ちゃんと毎年咲いてくれます。

 特別な処理をしない自然のままなので、時期が来ないと咲きません。

 だから、水仙が咲いたら、もう、寒さの心配が無いんだなぁ~と安心します。
     
            八重水仙

            

    香り水仙は、まだしっかり葉に守られています。 

 早く咲いて欲しいお花ですが、遅い分、しっかりした花が咲きます。

 
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バーシーカラー

2011-01-27 | 球根
     
        

     オキザリス バーシーカラー    カタバミ科  球根草

  寒さに強いオキザリスです。

       まっ赤な蕾が可愛いです。

       開き始めると、赤と白がクルクルとゼブラになって面白いです。

          私は、このクルクルした蕾に、魅せられました。     

       花が開くと、白い花びらに赤い縁取りがおしゃれさんです。

               曇ったり、日が沈むと閉じます。
     
       翌日、又開くと、まっ白な花になっています。

           一つの花で、3倍楽しめます。

 9月に球根を植えると、冬の間中咲き続けます。

   温かくなると花が終わり、地上部が枯れてきます。

     暑い夏は、休眠して過ごすので、そのままにして置きます。
 
  コンテナの中のものは、土を崩さない様に、植え替えていますが、

 寄せ植えを作る時、同じ条件の植物を植えると、コンテナごと移動できます。
 
  また、春から秋まで咲く1年草を植えて、日陰にして、夏越ししても良いです。
  
 1年経つと球根が増えて、大きく育ってるので、

         昨年よりも早く、花が咲き始めます。

 日当たりが良いと、たくさんの花が咲きます。

  庭植えにして、牛フン堆肥などを入れると、20cm位に大きく育ちます。

    コンテナの中だと、10cm位のコンパクトな形でまとまっています。

   世話なく、毎年時期が来たら咲いてくれる。球根草の楽な所です。
 

 
   

水仙が見頃です

2010-04-10 | 球根
       桜の花が満開です。その足元の水仙も身頃です。

             食後に、花摘みして、お土産にして、お帰り下さい。








   今年は、例年になく寒く、開花が遅いです。

          まだまだ蕾が多く、これから咲く種類もあります。