立冬、暦の上では冬になりましたが、小春日和の昨日でした。
宿根草や常緑多年草は、木枯らしの吹いた日、冬になって、葉が枯れたのに、
「春が来た!」と思い、又花が咲きました。
斑入り多年性アサガオ クフィア・タイニーマウス
ハイビスカス花の葵 ナスも、原産国では、常緑多年草ですから・・
切り戻した菊の返り咲き ブットレア
待つ宵草 宿根コスモス
私の庭は、多年性中心の自然風?です。
春遅くまで、遅霜の心配が無くなるまで、枯れ葉は防寒のマルチングです。
切り戻した方が良い物以外は、枯れるがままの状態です。
枯れかけた草花の、小さな蕾が育って、花が咲く事が多いです。
花壇を綺麗に、マメに手入れをする友人が来ると、コボレ種が芽を出してるのを見て、
「何で?春に種蒔くもんでしょ。今出ても枯れちゃうでしょ?」と聞かれます。
採り蒔き(コボレ種)は、新鮮なので、発芽率が高いんです。
冬の寒さが来る前に、少しずつ寒さに慣れて育つので、以外に大丈夫です。
枯れた枝や葉が、霜除け寒風除けになって守られてます。
枯れ葉の下にはミミズさんが、土を耕し、堆肥を作ってくれてます。
春には、枯れ葉がすっかり腐葉土になって、芽は、立派な苗になってるんです。
種は、光、水、温度があれば発芽します。ミミズがいる土は、常に湿ってます。
蒔かなくても芽が出て、水も肥料もあげなくても、育つと言う理由です。
虫が大嫌いな友人は、除草剤、殺虫剤、化成肥料を使ってます。
もちろん、ミミズは気味地悪く、蜂は刺されたら恐いので、殺虫してます。
綺麗に花が咲いても、実がならない、種が出来ない理由です。
ガーデニング好きな主婦の、普通の育て方をしてると思ってます。
隣の芝生が青く見えると言います。
花が好き、庭を花でいっぱいにしたいのよ・・・・
昔の私と同じ思いです。でもね、いっぱいだと、花が可哀想なのよ。
水も光も取り合い、根を張る陣地の取り合いで、モヤシ状態ですよ。
風通しが悪くて、虫の棲みか、病気まん延で、悪循環でした。
一番必要なのは何?と聞いたら、風だと答えました。
風の便りを聞いて、自分の花を咲かせる季節を知るんですって。
季節の香りがする、風通しの良い庭にしたいと思ってます。
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