モナミの庭から

ビストロの庭の花をメインに紹介。
ハーブ・野菜・花木・山野草・多肉も。
たまに料理と素材の話など

黄色の日本水仙

2014-03-05 | 多年草

日本水仙黄色花  

 ヒガンバナ科スイセン属   多年草

 花期  12月~4月

 草丈 30センチ  1茎に1花~5花

中心の福花冠(ラッパ)の色が、黄色とオレンジがありました。

日本水仙は、昨年の11月初めから咲き始め、

次々と花茎が伸び、花が咲き続けています。

雪の重みで倒れ、折れても、、又次の茎が伸びています。

地味で、人目を引く美しさは無いかもしれません。

でも、小さくても数花を着け、香りが良くて、世話無く増え、花期が長い。

何よりも、寒い間中咲き続けています。

他の花が咲かない真冬の凍える寒さの中で、日本水仙は咲き続けています。

元気な姿には、心を引かれます。


甘い香りのミツマタの花

2014-03-04 | 花木

ミツマタ

寒い時期に咲く花は少ないです。

お世辞にも綺麗ではありませんが、とても甘い香りがします。

虫も少ない時期だから、甘い香りで誘うのだと思います。

大多喜城に桜を観に行った時に、城の周りにたくさんありました。

花が咲いているとは思わなかったので、足を止めて観ませんでしたが

何だか良い香りがする・・・

その香りを辿ったら、ミツマタと看板がありました。

 

小さな花が半円状になり、下向きに付いている。

枝は必ず3つに分岐してるので、三又と呼ばれた。

紙の原料になる。

昔の紙の原料はコウゾ、ミツマタのミツマタ・・・・

勉強した記憶はあるが、どんな植物か覚えていませんでした。

これが、ミツマタ・・・・・・

地元の雑貨店に、ミツマタの苗や、切り花が安くたくさん売られてました。

見ていると、気さくな年寄りが、寄って来て

「ミツマタは、紙の原料でさ、この辺りはいっぱいあるんだよ。

良い匂いがして、生け花にしても、長持ちするよ。」と言われ、

「まあ、そうですか、じゃ一つ買って、活けてみます。」と買って来ました。

 

5ミリほどの小さな花がいっぱい。

少しずつ、次々と咲くから、長持ちするのですね。

玄関に置いたら、芳香剤になりました。

 

それから、通り道の家の庭先に、ミツマタを観る事があります。

何年も通っていた道の家々に。

気に留めていなかったから、気が付かなかっただけでした。

城周りでは、紙を多く必要とされ、栽培されたのでしょう。

建物の陰で、うっそうとした日陰地でも、大きな木を見ました。

この地で良く育っているのを見たら、栽培は容易そうなので、

世話を忘れても育ってくれるかなと、庭に置いてみる事にしました。


猫柳の花

2014-03-03 | 花木

私の庭には、2種類のネコヤナギがあります。

ネコヤナギの花が咲きました。

 

ピンクネコヤナギです。

花...?    黄色の糸みたいなのが、花です。

 

ネコヤナギの成長段階が分かると思います。

 

ネコヤナギは、活け花に使われます。

普通、殻を被った枝の株元で切り取られて、出荷されています。

殻を破って出て来る、白いモコモコした産毛様がネコの毛みたいなのでネコヤナギです。

活け花などでは、赤い殻と白い産毛のコントラストが綺麗で使われていますが

活けた花が枯れて来ると、ネコヤナギも一緒に処分されてしまうでしょう。

花を観ると言う事はしないと思います。

私の庭のネコヤナギは、刈り取らずにいるので花を観る事が出来ます。

・・・観賞価値があるかと言えば、好みだと思います。

花を咲かせると株が弱るので、来年の生育の為にも、

本当は、早めに花が咲く前に、株の地際で刈り取るのが良いです。

そして、お礼肥をあげると、株は大きくなります。

でも、ちょっとだけ、黄色の糸みたいな花を観たくて、刈り取らずにいます。

そして、花が咲いたら、刈り取ります。

株元には、草木灰と牛糞を播いて置きます。

 

でも、殻を被った状態のネコヤナギを、アレンジに使い、

そのまま、枯れた花だけを変えて、挿して置いたら、花が咲きました。

根も出ていました。根が出ていたから花が咲いたのだと思います。

挿し木が容易に出来るのだと分かりました。

来年からは、早めに刈り取って、アレンジに使って花を観る事にします。


クリスマスローズが咲いていました。

2014-03-02 | 多年草

2月の雪での倒木を片ずける作業は、まだまだ・・・

2階の高さもある木一本だけでも、相当な量の枝葉です。

折れて落ちた小枝もいっぱい・・・庭と言う場所では無くなりました。

それでも、咲いている花はありました。

枝をどけたら、潰れたクリスマスローズ

でも、ちゃんと花は咲いていました。