モナミの庭から

ビストロの庭の花をメインに紹介。
ハーブ・野菜・花木・山野草・多肉も。
たまに料理と素材の話など

庭のシャコバと多肉

2013-11-29 | 多肉植物

例年柊が満開になる頃、霜が降り、凍る庭になります。

今年は、先日も半そででいられる暖かさで、まだ霜が降りていません。

昨日は一日曇っていたのに、陽が沈んでから、南の空が夕焼けて

星が出て、露が凍り始めました。

日付けが変わって、1時15分 千葉県北西部を震源地に

震度2を観測する地震がありました。

今朝は、一段と冷え込み、車のフロントガラスが真っ白に。

風の無い快晴の朝です。

 

自然に育てているシャコバサボテンです。

園芸店では、ギフト用のシャコバサボテンは花が満開ですが、

自然に育てていると、まだまだ花芽が膨らんだくらいです。

庭の木の下で、十分な寒さに当てたので、蕾がいっぱい。

いきなり室内に入れたら、環境の変化のストレスに、蕾を落としそう。

まずは、玄関前に移動し、夜間は玄関の中、日中も玄関の窓辺へと移動します。

来春、温かくなったら戸外へ出す頃に、一回り大きな鉢に植え替えようと思います。

 

戸外に置きっぱなしの多肉は、寒さに当たって色着いていきます。

寒くて可哀想ですが、寒さとお日様で、ブロンズ色に輝くまで・・・

子持ち蓮華は寒さに、プックりと膨らんだ葉が薔薇の様

 


ビワの花

2013-11-29 | 果物

ビワの花が咲いていました。

北風に、とっても甘い香りが漂い、元をたどれば・・・・・

 

ビワの花は、可愛くも綺麗でもないから、

他の花が咲かなくなった初冬に咲きます。

たくさんの花がひしめいています。

年が明けると、小さな実になります。

大きな実を残して、重なる実を落とします。

これだけの花が咲いても、実になるのは、10分の1程度


柊の花が満開です

2013-11-28 | 花木

ヒイラギの花が満開です

 

 木へんに冬と書いて柊〈ヒイラギ〉 

この花が咲くと、季節は冬になったんだな~と思います。

北側の家の境にある老木から、北風に甘い香りが漂います。

雪の様に小さな白い花と、濃い緑の葉のコントラスト

今だけしか見られない、自然の季節の花です。

かなりの老木です。

ヒイラギの特徴である葉の縁の尖がりが無い葉が多いです。

人間も、年を取ったら角が取れて、丸くなるのと同じで、

ヒイラギの葉は、老木になると、葉が丸くなります。


ヒメシャラの紅葉

2013-11-26 | 花木

日中は半そでで居られますが、朝夕は本当に寒くなりました。

寒暖の差があって良いのは、紅葉かなと思います。

 

 

シャラ(夏椿) と書かれていた。

田舎のホームセンターは、名前タッグの間違いが多々ある。

長女の記念樹として、部屋の前に植えて花が咲いた。

ツバキ科は毛虫が着き易いのと、我が家の番犬が絡みついたので植え替えた。

庭の南側、部屋からは見える位置 日当たりと風通しも良い所です。

 

しかし、花数が少ない・・・・

植え替えたから? まだ成木になっていないのかな?

なかなか大きくならない・・・・肥料をあげた方が良いのかな・・・

自然に樹形が整うので、剪定はいらないと言うから、本当に何もしない。

 

長梅雨と酷暑で、庭の手入れをサボって、存在も忘れていた・・・

ちょっと、私を見てよ~とばかりに、赤くなっていました

先月の台風で枯れたのか、紅葉なのか?

近くで見てみました。

 

・・・・・シャラ・夏椿を、今年、紫陽花寺で見て来ました。

違う!? この樹はシャラでは無い。

花の大きさが違った。花弁の縁がギザギザだった。

花は種類の違い?手入れの仕方かと思っていたけれど、

葉が違い過ぎる。 シャラは丸っぽかった。艶が無かった。

葉裏の全面に長毛があるのがシャラの特徴。

 

似てるけど違う・・・・もしかして、ヒメシャラじゃないの~!?

鋸葉でスマートな形、艶がある。

花は小さく、縁はなめらか

木肌は茶色、皮が剥ける。

 

ヒメシャラは、シャラより花期も遅く、

成長も遅く、10年以上しないと、見ごたえが無い・・・・

夏の日照りに弱く、枯れ易い。半日陰のやや湿った土壌を好む。

植え替えに弱いので、植え場所に注意。

 

シャラとヒメシャラは似てるけど、違う

シャラは日向や道路傍でも大きく育つようだけど、

ヒメシャラは、ひっそり庭の半日陰が良いみたいです。

夏に根元に日が当たると、乾燥して立ち枯れるので

半日陰になる所が良い・・・植えてしまったら植え替えない。

株回りに腐葉土などでマルチンぐをする。

日照りが続く場合は水やりをする。

剪定は、落葉してから。

強剪定すると枯れるので、必要最低限に。

 

この樹は、ヒメシャラだと思います。

来年で10年になるので、花も見頃になるかと・・・・

 


ポインセチア・カル―セルダークレッド

2013-11-26 | 多年草

カル―セルダークレッド

落ち着いた赤色と、フリルの苞が個性的なポインセチア

カル―セルは、フランス語で回転木馬

波打つ苞の形は、浮き沈みする木馬の様に見えてきました。

 

11月になると、クリスマスの飾りをつけ始めます。

ポインセチアは、たった1鉢で、クリスマスを表現します。

圧倒的な存在感を持っているので、毎年購入しています。

多年草なので、翌年以降も楽しめるものなのですが・・・・・

毎年、夏の乾燥で枯らしてしまっています。

来年こそは、購入した時のこの姿を・・・・・

 

ポインセチアを来年以降も楽しむ為に

 

置き場所   明るい窓辺  室温10度~25度

    耐寒温度は5度まであるが、10度以下になったら室内へ

 

水やり   乾いたらタップリと

    受け皿に水が溜まって、いつも湿ってる状態は根腐れをお越し

    葉が垂れる程乾燥させると、黄変して落ちてしまうので注意。

 

肥料   赤い色がある間は必要無し

     植え替え、剪定から半月以上して、液肥を与える。

     液肥は、10月まで定期的にあげる。

 

植え替え   5~6月頃 新芽が伸びだしたら、1~2回り大き目の鉢に

     水はけの良い、清潔な土で植え替える。

 

剪定   春になって新芽が伸びたら、枝分かれした5センチ先で切り戻す。

     7月下旬から8月初旬に、樹形を整える。

 

人工的な灯りに影響がない場所なら、11月中旬ごろから色が着き始める。

低温だと、苞が小さかったり、色着きが遅れる。

 

世話の掛かる難しい植物では無い様に思える

クリスマスが終わると部屋の隅に置き、

青々とした葉が旺盛に育つと戸外、樹の下などに置いてます。

梅雨の頃は青々としていたのが、酷暑の乾燥に1日でカリカリに

慌てて鉢ごと水バケツに浸けて復活させても、

1度大きく乾燥させてしまうと、弱り、葉が落ちてしまう。

課題は、夏越し・・・・

来年は、観葉植物として室内に置いて見守ろうか・・・と思う。


ストロバスコーンのアドヴェント飾

2013-11-24 | フラワー教室

2013年 クリスマスアドヴェント飾です。

アドヴェントとは、クリスマス4週間前の日曜からクリスマスまでの期間

ケーキやプレゼント、クリスマスの為の準備をします。

4本のキャンドルは、一週間毎の日曜に灯されます。

4本のキャンドルを灯し終わったら、クリスマスです!

 

沢山のドライマテリアルとフレッシュヒバ

 

驚きの花材~ストロバスコーンと呼ばれる、巨大松カサ

家の松カサと比較すると、大きさが分かります。

北アメリカ原産のストローブマツの松カサで、20センチ近くあります。

ストローブマツは、マツ科 マツ属  針葉が5枚束生してる五葉松

成木になるまで200~250年 樹高は50メートルになり

松カサの成熟には、3~5年を要するそうです。

・・・・北アメリカの大自然の大きさを感じます。


イソ菊が満開です

2013-11-16 | 多年草

イソ菊    多年草

 

11月半ば・・・晩秋の頃に咲く花です。

 

磯に自生しているので、磯菊

海岸近くでは、低く這うように広がっていますが、

私の庭は、山の中なので、立ち上がっています。

増え方も、地下茎のランナーです。

育つ環境で姿が違う様です。

挿し木、コボレ種、株分が容易で、繁殖力は旺盛です。

水やり、肥料などはした事がありません。

夏の乾燥で、下葉が枯れても、秋には青々した葉がいっぱい。

濃い緑の葉に白い縁取りが綺麗で、花の無い時でも観賞価値があります。

 

 

鮮やかな黄色です。

小さなボタンの様で、綺麗でも可愛くもない

他の花が咲いていたら、見向きもせず通り過ぎるでしょう

霜が降りはじめて、他の花が枯れた頃に咲きます。

 

咲き終われば枯れて、株元には新芽が出てきます。

刈り取りもしないままで置けば、古い葉は新芽の防寒

春になれば、枯れ葉は堆肥となり、新芽が伸び出します。

夏には、枯れ葉は乾燥防止になっています。

 

世話もしないのに、毎年咲いてくれて

草取りを怠けても、イソ菊の間に雑草はありません。

地下茎が張り巡っていて、地上の葉が日光を遮断してます。

 

庭の隅の雑草防止に、挿し木をしておくと

雑草に負けないで育ち、花を見せてくれます。