モナミの庭から

ビストロの庭の花をメインに紹介。
ハーブ・野菜・花木・山野草・多肉も。
たまに料理と素材の話など

陽だまり

2013-09-28 | フラワー教室

   陽だまり

 

同じ花でも、季節で、微妙に違います。

秋色のグリーン 秋色のイエロー 秋色のピンク

移りゆく季節を花で語れたら....

 

激しい暑さの夏が終わって、厳しい寒さが来るまでの

心と体の安らぐ時・・・・・秋

柳の枝の間を風が吹き抜け 暖かな陽だまりに包まれた花達

 

雲竜柳の枝を自然なままに、大きなアーチを作り

柳の枝と十分な空間を作る様に足元の花は低く

 

オンシジュームは柳に絡ませ ガーベラは長いステムを生かして

庭に咲く千日紅はそのままに

 

紅葉した雪柳と野草の様なソリダコが秋をタップリと表現

 

同じが色彩の花なのに、微妙に違う

ちょっと濃いオレンジ ちょっと薄いピンク

紅葉した葉 黄色の花が咲いたソリダコ

 

紫の千日紅をバックにしたら、真紅の薔薇に情熱を感じない

薄いピンクのガーベラが可愛く見えない

濃いオレンジ色の薔薇は、明るさや元気さが欠け

みんなちょっと物静かなお姉さんに見える

 

しっとり シックな秋

部屋の中に、移り行く秋を取り込んでみました。


秋の庭を活ける・ユーバーシュナイデント

2013-09-16 | フラワー教室

  秋の野に、伸び伸び咲く花をそのままに

ユーバーシュナイデント 

交差状・・花柄のラインが色々な角度で伸び、互いに交わる配列

ススキ  ワレモコソウ  オミナエシ

リンドウ  マム ケイトウ・・・

秋の花は寂しげで、玄関に飾るには・・・

ピンクのガーベラ   黄色のスプレーバラ が明るく華やかに

家族を送りだし、お客様を迎えるアレンジになったと思います。

 

 


コットン

2013-09-16 | 多年草

草丈 30センチほどのコンパクトな園芸種の綿花

コットンは、綿花の種です。  この中に種が入ってます。

種の表皮が伸びたのがコットンだそうです。

種とコットンは別物と思ってたので、来年の種播き用に種を取ろうと探し

コットンは手芸等に使おうと・・・意外に大変な作業です。

ピンセットで挟んでクルクルしたら、即席の綿棒になりました。

焼き鳥の串に、手芸のりを付けて、クルクルと巻き取って、綿棒作れます。

ブリザーブドのバラに詰めるコットン・・・瓶に乾燥剤入れて保存します。

綿花は原産地では多年草

高温の日照りが続くと花が咲くと言う事を知りませんでした。

毎年、梅雨に雨が多いので、大きく育つ事無く、元気なく、花が咲かず・・

秋口にやっと咲いたと思ったら、寒さで枯れて終わりました。

南房総ですが、山の上は、雨が多く、霜が降り、雪が降ります。

その為、綿花は一年草だと思い込んでました。

今年は、記録的な高温に、梅雨にも雨無しの異常気象

それが、綿花に幸いして、花が次々と咲き、コットンを取れました。

直根なので、植え替え出来ません。

寒くなる前の10月末には、切り詰めて鉢ごと玄関に置こうと思います。

真冬は玄関では10度以下になるので、暖房のある室内に移動。

冬の間は観葉植物で楽しみ、越冬出来たらと思います。


アジアンスタイル・フラワーフローター

2013-09-07 | フラワー教室

フラワーアレンメント・アジアンスタイル

フラワーフローター

タイでは、聖なる川に、

感謝を込めて、お供え、贈り物として川に流したりするので、

発砲スチロールの台になっています。

8個のパーツを乗せて、リボンで包み、

仕上げに、パールとカーリングリボンを飾っています。

 

 

夜にはキャンドル灯して

涼しくなった夜の庭で夕涼み

お客様を迎える灯りに

台風災害時の停電の備えにもなります。


ピンクのパンパスグラスが元気です

2013-09-03 | 多年草

ピンクパンパスグラス  

  イネ科 シロガネヨシ属 多年草

原産  南米大陸の草原地帯   

草原=パンパスに自生してるので、パンパスと呼ばれた。

3メートル近くなる大型の植物です。 

花言葉は、光輝 雄大な愛 風格 歳月など  なるほどです。

庭のシンボルにしようと、花壇の中に植えました。

アシの仲間と言う事で、大きく成るから良いと思いましたが、

大きく成り過ぎて、庭の隅に植え替えました。

 

たった1本が100本以上の大株に増えるので、

植える場所はかなり広さが必要です。

株を分けるのは大変です。

地上部が枯れた冬にノコギリで切り取ると出来ますが

自然に、年々増える方が良いと思いました。

ススキ程度に思って植えたら、周りの植物を日陰にします。

葉は、強く鋭い刃物の様に、ちょっと触れただけで、切れます。

ピンクの穂を刈り取ろうと近寄って、

その鋭い葉に、顔や腕にキズを作り、ヒリヒリと痛みました。

 

買った当初は、たった1本の1メートルの苗・・・・育つかしら?

肥料と水を与えて、穂が出るのを待ちましたが、出ませんでした。

翌年、株が増えて、3本の穂が出ました。

想像したような姿にならず、ガッカリしました。

4~5年経った頃、見上げる様な立派な株になって、

待っていた大きなピンクの穂が出来ました。

穂を取るのに怪我をしたので、冬に地上部が枯れた時

ノコギリで根元まで切って、掘り返して、移動しました。

 

ピンクの穂は欲しいけれど、葉は邪魔です。

少しのこぎりで切ってみましたが、余計に増えました。

大きな姿は、日照り続きの暑さにも平気です。

 

柔らかくて大きな穂です。

知人が、穂が出ないと言うので、ちょっと調べてみました。

雄雌異株で、大きな穂が出来るのは雌株

園芸店で売られてるのは、ほとんどが雌株

雄株は葉ばかり。大株になれば穂が出るが、小さいらしい。

雌株でも、肥料と水を当た続けてると、葉ばかり育ち穂が出ないらしい。

大自然の草原に、雄大な姿で居るのだから、世話は無用と言う事。

大株に育てたいなら、かなりの広さが必要なだけで、土は選ばない様。

ただ太陽と、風が吹き抜けられれば良いみたい。