野きう狂じゃけん

♪がんばれがんばれドカベン、やーまだたーろぉ〜……。

マンガ家、水島新司先生が亡くなったんじゃね。

ザンネンじゃなぁ〜……。

それまでの荒唐無稽な魔球を否定した作品を生み出してきたのう。

消えたり増えたりバットを避けたり、そんな魔球はないけん！。

んで、このひとの描く魔球は、むしろ情報。

ドリームボールは正体が曖昧なまま、魔球とはなんじゃと問いかけたけん。



最後まで負け知らずのスーパー高校生が代表作ちうコトになるけん。

んじゃが、イチローや大谷になれんひとたちの悲哀も描いとるけん。

還暦まで一線でがんばる選手や、還暦過ぎても栄光にしがみつく選手とかな。

じゃけんジャイアンツの選手はほとんど出てこんけん。

ジミなパリーグをこよなく愛しとるけん。

肖像権にうるさい現代で、描かれるコトが光栄とされるマンガ家さんってこのひとくらいじゃろ。

真の野球狂ちうのが読み取れるからじゃろな。



こんなマンガ家さんはもう出てこんじゃろ。

水島新司の残した功績は大きいけん！。

にこぱんだじゃけん

　なんじゃ〜、パンダが見たいじゃと？。

ドーブツ園は休みじゃい。

ほれ、コロナにかかるやつ多いじゃろ。

それまでパンダはおあずけじゃ。

ああ〜、こどもパンダのふたごぉ？。

大きうなる前に見たい〜？。

どうせ遠くから見るんじゃ、大きう見えんけん。

ったくも〜……、

どいつもパンダパンダとうるさいけん！。



あ〜んなしろくろクマ、ただのケモノじゃい。

抽選倍率なん倍とかなんとか、どーでもいいけん。

しろくろが見たいんなら、パトカーでも見てろって。

そんなパンダ見んでも、ほかにもおるじゃろう。



ああ〜、むしゃくしゃ……。

カムカムテレビっこじゃけん

　このトコロ珍しう朝ドラなんか観とるけん。

コロナ禍で外出がへって、テレビを観る時間がふえたのもあるんじゃろ。

それから、心身疲れて癒されるドラマが観とうなっとるのかものう。

まーノー天気なタイトルとウラハラのシリアスな内容なんじゃが……。

んでも、ほっこりするけん。

こーゆー時間、ダイジじゃね。



それに英語の勉強にもなるけん。

あのくらいスラスラ喋れたら、コミュニケーションのはばも広がるけん。

劇ちうの英語は聞きやすいし、日本語字幕もあるけん。

朝からまたまたひとつ、おりこうになったけん！。

それが先週からの急展開じゃ。

どんなとしまたぎになるんか興味は尽きんけん。



ドラマちうたら大河も終わってしもたのう〜。

あんなグッドルッキンな渋沢栄一なら、わしいくらでも投資するけん。

いや、元手はな……。

北条義時につづく！。

七光りとサラブレッドじゃけん

　きょねん竹内結子を失うたわしら、こんな悲しいコトはやめにしよう思うとった。

んじゃが、またしても自らイノチを断つようなデキゴトが起きてしもうたけん。

いや、真相はまだ解らんのじゃが……。

とにかく彼女はもう戻ってこんけん。

わしがいちばん悲しいのはのう……、

あのアニメを観て憧れたコドモたちが、これをどう受け止めるかじゃ。



なんでじゃろちう疑問に、キチンと答えられるオトナはおらんけん。

もちろんそこに至るまでの葛藤はあったはずじゃ。

それはわしらには理解できんほど、暗くて深いものだったけん。

彼女の演じたプリンセスを愛したひとたちが、救う手立てになったのでは？。

いや、逆にそれが重荷だったのかも知れんのう……。



それとも、銀幕のスターとトップアイドルを両親に持つコトが重荷だったんじゃろか？。

んでも、父譲りの演技力と、母譲りの歌唱力を備えとるのじゃ。

彼女の実力があればこその活躍だったワケじゃけん。

冥福を祈って、「ドラゴンヘッド」のDVDでも借りてくるかのう〜……。

優秀の美じゃけん

　フェルスタッペンがハミルトンと同点でむかえた最しう戦。

ファイナルラップでのドラマチックなオーバーテイク〜。

見事に１位でゴールして、ワールドチャンピオンを決めたけん。

パワーサプライヤーのホンダも、ひさしぶりのチャンピオンじゃなーっ！。

おめでとうおめでとう！。

天国のソーイチローさんも、アイルトン•セナも喜んどるはず〜。

んじゃが、これがホンダの最しう戦でもあったけん……。

企業としての撤退は決まっとったコト。

チャンピオンになろうが、なるまいが、覆りはせんけん。



思えばホンダは、チャレンジとリタイアの繰り返しだったけん。

常に不利な条件で闘い、最後には勝利を勝ち取ってきたけん。

わしらは、そんな姿勢を応援しとったし、それが美学だったけん。

２輪でも４輪でも、そうやって挑戦し続けた歴史があるけん……。

エフワンを撤退した後は、ＥＶ事業にちう力するとかしないとか。

エンジンを失うたレッドブルは〜……、



なんと自力でパワーユニットを開発ですとー！。

んじゃが、ココにホンダのエンジニアがサポートするそうじゃ。

またまた復帰の糸口残しとるけん。

ハイクオリティじゃけん

　こないだ出雲に旅したときのコトじゃ。

宿のテレビをぼ〜っと観とったんじゃが、なんだか妙なカンジしたけん。

島根の高校を舞台にしとるようじゃが、なんちうグーゼン。

んでもローカル局制作にしてはクオリティが高うてのう……。

登場するオナゴはかわええし、♂どもも演技がうまい。

そもそも映像が、そこらのドラマと比べて遜色ないけん！。

これが、話題のローカル局制作ドラマだとあとで知ったけん。

すんごいのう、いまの地方局の実力〜。



まー考えてもみりゃ、スマホでダレでも発信できる時代じゃけん。

プロのテレビ屋さんがＳＮＳに負けるワケにはいかんじゃろう。

でも、ちょっとした寂しさもあるのう〜……。

旅先で地元制作の低予算番組や、ＣＭを観るのが楽しみじゃけん。

日本ぢうドコいっても、おんなじクオリティじゃあつまらんのう。



もはや、あのＣＭだけがわしの欲望を満たしてくれとるけん。

ほれ、アレじゃ。

「うまい、うますぎる！」

な……。

旅の終わりと冒険じゃけん

Athos feat, tea - Higher, higher - [Official video]

♪ちょいとハイヤー、ハイヤー。

う〜む、終わってしもうたのう。

３ねん７ヶげつかけて列島を徒歩でぢう断して、３０１の名峰を登る大冒険。

海路はすべてシーカヤック。

夏にゴールしたコトは知っとったんじゃがのう。

この最終回を楽しむために、発信しとるＳＮＳはすべてガマンしたけん。

利尻岳の頂上から雲が晴れてきたときは、わしも込み上げるもんがあったけん。

単に山登りをするだけの冒険じゃあなかったんじゃな……。



旅を通じて、ニッポンの素晴らしさを再発見するちうコトなんじゃろう。

壮大で神々しい、美しい絶景をなんども観せてくれましたのう。

んでも、けっして順風満帆でのうて、トラブルも多かったけん。

地震、骨折、コロナウイルス、免許の更新……。

試練を乗り越えるコトにこそ、こんな冒険に挑む意味があるってもんじゃ。

ニンゲンって、すんばらしい！。



トコロでこのヨーキさん、この先どうするんじゃろ？。

たしか、プロのアドベンチャーレーサーじゃな。

てコトは、この先もやるコトはそー変わらんのじゃろか〜。

沈没ばっかりしとるけん

小松左京「日本沈没」をシミュレーション　鳥観図

　またまたスケールの大きいドラマやっとるのう〜……。

わし的には７０ねん代の、村野武範主演ドラマのリメイクくらいに思うとったんじゃが。

やっぱり時代感覚を取り入れてきとるのう。

かというて、旧作へのリスペクトがないワケじゃあないけん。

香川照之の演技は明らかに小林桂樹を意識しとるけん。

それにしても、何回日本を沈没させたら気が済むんじゃあ！。



んで、初回放送の直前に起きた地震〜！。

タイムリーすぎるけん。

こーゆーコトがあると、ドラマのＰＲじゃなかろかと思うてしまうじゃろ。

日本列島が沈没するかどうかはわからんが、地震の備えはダイジじゃ。

じゃけん、ソレを啓発する内容に展開するの期待しとるぞ。



トコロでドラマのデキはどうかちうと〜……、

ナレーションや字幕がうざい！。

こーゆー古臭いセンス、なんとかならんもんか。

最後のダンディズムじゃけん

　あの人気アニメの新シーズン、カッコよかったのう〜……。

半世紀にわたり声優を務めた小林清志へのリスペクトじゃな。

９０さい近くなっても現役でいるコトのすごさを感じるけん。

確かにな、数年前から声が衰えたのうと思うとったんじゃが。

んでも、あのシブさは他のひとには出せんのかものう。

シブいオトコのシブい生き様じゃ〜。

リボルバー、バーボン、ヒゲ、コレを声だけで表現しとるようなもんじゃ！。



コレが時代にそぐわんようになってきたんじゃろか。

スマホやＡＩ、ドローンが蔓延っとるいま、クラシックと笑うかー。

いなー、

ダンディズムは普遍じゃい！。

オトコはだまってスミス＆ウェッソンじゃ。



また、んみゃい酒を飲もうぜ！。

バックインＵ.Ｋじゃけん

　人気番組「名車再生〜」のシーズン１６が最終回。

メカニックのアント•アンステッドが降板じゃ〜。

ただ、かつてのエドワード•ジョン•チャイナの時と違て、円満な降板ちうカンジ。

モンダイがあったんは、番組の方向性だったんじゃろ。

人気の高い初期のシリーズは、画質も編集も荒くてのう……。

いかにも低予算なフンイキだったけん。

配給先だったディスカバリーチャンネルが、制作に乗り出したんがいかんのか。

アメリカナイズされたドキュメンタリーショーに変わっていったけん。



そーゆーワケで、番組はイギリスから再スタート。

アントの後任は、元「マクラーレン」のメカニック、マーク•エルヴィス•プレストリー。

スピンオフでおなじみじゃな。

アントと違て、マイク•ブルーワーにこき使われるカンジが初期のエドを思わせるけん。

原点回帰、んで、わし好みの欧州車がふえていくかもしれんけん。

放送はまだ先じゃろうけど、少し期待しとるけん。