うかれとるけん

　ＨＯＨＯＨＯ、メリークリスマスじゃちきうじん。

まだひとつき先じゃが、南大沢の街はすでにクリスマスモードじゃけん。

ヤソ教のみなさんが布教活動としてケーキを食わせるマツリじゃな。

わしの認識、間違うとるんか？。

まーとにかく、あのハデな盆栽を見ると、なぜだかうきうきするけん。



ほほー、ことしもでかいの出ましたのう。

この盆栽の飾り付け、いつもよりジミか。

これもパンデミックの影響じゃけん。

オロナミン株、いな、オミクロン株には気をつけんとのう。

んじゃが、ことしはジミなツリーを楽しむギミックが用意されとるけん。

ツリーをきらきらに見せる小窓を覗くとのう〜……、



きらきらきらきら……。

コドモだまし〜。

ちょっと予算が足りんかったか、アウトレット！。

旅の終わりと冒険じゃけん

Athos feat, tea - Higher, higher - [Official video]

♪ちょいとハイヤー、ハイヤー。

う〜む、終わってしもうたのう。

３ねん７ヶげつかけて列島を徒歩でぢう断して、３０１の名峰を登る大冒険。

海路はすべてシーカヤック。

夏にゴールしたコトは知っとったんじゃがのう。

この最終回を楽しむために、発信しとるＳＮＳはすべてガマンしたけん。

利尻岳の頂上から雲が晴れてきたときは、わしも込み上げるもんがあったけん。

単に山登りをするだけの冒険じゃあなかったんじゃな……。



旅を通じて、ニッポンの素晴らしさを再発見するちうコトなんじゃろう。

壮大で神々しい、美しい絶景をなんども観せてくれましたのう。

んでも、けっして順風満帆でのうて、トラブルも多かったけん。

地震、骨折、コロナウイルス、免許の更新……。

試練を乗り越えるコトにこそ、こんな冒険に挑む意味があるってもんじゃ。

ニンゲンって、すんばらしい！。



トコロでこのヨーキさん、この先どうするんじゃろ？。

たしか、プロのアドベンチャーレーサーじゃな。

てコトは、この先もやるコトはそー変わらんのじゃろか〜。

駅弁んみゃいっけん 奈良編

　京都で桜餅を食うた時、ハッパもいっしょに食うてといわれたんじゃが〜……、

奈良じゃあハッパは食うたらいかんと、ちう意書きがあったけん。

そーゆーワケで、今度は奈良の駅弁じゃ。

奈良とゆーたら柿の葉寿司じゃな。

街ぢうで売っとるし、宿の朝食にも出てきたけん。

ちなみに、近鉄線の特急を使うと京都まで３０分くらい。

落ち着いて食べられんけん、新幹線に乗り換えてからオープ〜ン！。



おわ、ハッパ〜……。

柿のハッパは抗菌作用があって、傷みにくいらしいのう。

ほれ、



ぴっかぴかのサバじゃ。

サケとかタイとかアジとかあったんじゃが、コレはサバがイチバンじゃけん。

ちょっとねっとりしたカンジが、サイコーの押し寿司じゃな。

コレをどんだけ奈良のちきうじんが愛しとるかっちうと〜、



フツーのスシ弁にもちゃーんと入っとります。

うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、……

駅弁うまいっけん 岡山編

　うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！、うまいっ！……。

フシギじゃのう〜、駅弁ってなんでんみゃいんじゃろ。

そりゃあ煉獄さんでのうてもおかわりしたいってもんじゃ。

んで、デパートの駅弁フェアもいいんじゃが、やっぱり現地で食うのが格別じゃけん。

んまー現地ちうても列車の中で移動ちうじゃけんのう。

冒頭の写真は、出雲の帰りに岡山駅で買うたちらし寿司の駅弁じゃ。

瀬戸内海で獲れたであろう海の幸を楽しみますけん！。

じゃが、岡山ちうたら忘れたらいかんものがあるじゃろ。



きびだんご、いな、ままかりじゃ！。

コノシロの親戚でサッパちうサカナを酢漬けにした郷土料理じゃけん。

コハダ好きのわしにはどストライクのスシじゃな。

あんまりんみゃくて、おトナリさんにまんまを借りにいくちうのが語源ですとー。

わしが買うたんは、昆布で巻いた押し寿司の駅弁じゃけん。



こーしてナイフで切って食べるのがおしゃれじゃ。

ただ、列車の中ではけっこうナンギするけん。

ディープ古都じゃけん

　天理ちう街には、高校野きうくらいしかイメージなかったんじゃが……。

きてみてびっくり、一大宗教都市だったんじゃね。

その日本離れした景色を抜けて、山間部にはいっていくとソレはあるけん。

創建時は伊勢と並んでふたつしかなかったという神宮……。

それほど高い格式を誇る石上神宮じゃが、幼稚園のスケッチ大会の真っ最ちうっ！。

ココに収められとる国宝が、因縁の七枝刀じゃ。

去ねんの３がつ、上野の国立博物館で展示されとるのを観にいこうと思うた矢先……、

感染拡大で展示が中断されてしもうたけん。

公開しとらんのは承知で、事情を説明して拝観できんもんか尋ねてみたんじゃが……。

まームリなハナシじゃ。



その天理から南へ〜。

ニッポンの古代史のナゾを抱えた飛鳥村。

そこにある、こんもりした小山こそがわしの最終目的地。

カヤナルミちうナゾの神さまを祀る、飛鳥坐神社じゃけん。



なんの説明もなく突然現れたのに、大物主や事代主のメジャー神と同列に称えられる女神さまじゃ。

その正体に迫れんもんかと思うたんじゃが……。

あんまりマイナー過ぎたんじゃろか、ほかに参拝しとるひとは皆無。

ご神職も不在じゃけん。

じゃが、感じるものはあったけん！。



はっ、せんとくん？。

そうじゃな、この辺りはかつてクニの中心だった場所じゃけん。

パワースポットちうコトバには懐疑的じゃが、そんな空気感のある土地なんじゃな。

それを感じられたんが、今回の収穫……。

じゃあ、目的達成したけんメシの時間〜！。

古都の朝じゃけん

　奈良の朝は早いけん。

ちうのもな、東京でいうトコの埼玉に相当するベッドタウンらしいけん。

それもそうじゃな、大阪や京都、神戸まで乗り継ぎなしでいけますけん。

この古都から通勤通学しとるひとも多いけん。

なのにナゼだか、の〜んびりしとるフンイキがあるフシギ〜……。

わしはといえば、朝から奈良のシンボル興福寺じゃ。

なんでも五重塔の中が、特別拝観ちうらしいけん。



近々改修工事がはじまるらしうて、そうなると外観も拝めんそうじゃ。

んで、国宝の阿修羅像にも数ねんぶりの再会をはたしてのう……。

猿沢池じゃあシカに絡まれますけん。



シカせんべいを強要されたんじゃが、背中どつかれますたー。

凶暴な野良シカどもめ……。



奈良公園は一足早う紅葉も見頃じゃな。

いかんなー、すっかり観光客になっとるけん。

こ〜んなコトをしに奈良まできたワケじゃあないけん！。

ちうワケで、昼メシはコンビニじゃ。



ああっ、コンビニまでも〜……。

古都の夜じゃけん

　そりは、絵本作家フェスタの直前じゃ……。

ダミー本も額装も早めに済ませたもんで、次のコトを考えるヨユーできたけん。

ちうても、力出し切ってな〜んも浮かばん状態じゃ。

触発されるナニかが必要じゃけん。

んで、天気予報みると数日の好天じゃな……。

それで思い立って新幹線に乗り込んだんが、そのひの午後。

京都で乗り継いで奈良に着いたんは、もう夜だったけん……。



まー観光が目的でもないんじゃが……。

ただ、ハラは減るけんのう。

ふらふらと "ならまち" を歩いて、メシ処を探すかのう〜。

ハラを満たしたらいいワケじゃけん、ファミレスでもファストフードでもいいけん。



……、

次の絵本を描くヒントを探しにきただけじゃけん……。

そんな、サケなんて、まさかな〜……、



ばかばか、わしのいくじなし！。

勤労感謝じゃけん

　なんとのうやり切れない祝日じゃ。

ひび労働に励んどるわしらが、ナニに対して感謝しろゆーんじゃろう……。

むしろ、わしらを感謝してほしいけん。

そうじゃろ、そーじゃないんか世の労働者！。

まーとにかくきょうは休みじゃー。

もう、きょうはいちにちフトンで寝てやるけん。

ちゅーワケにもいかんひともおるのが現実〜……。



ねんがらねんぢう働いて、辛うじて生きながらえとるけん。

わしらを感謝してくれんか！。

讃えてくれんか！。

銅像たててくれんかーっ！。



んで、労働するコトもなくヒマを持て余しとるちきうじんの諸君。

" 23rd絵本作家フェスタ " はきょうが千秋楽じゃ。

ごろごろしとる時間があったら吉祥寺にカモーン！。

見逃しナシじゃけん

　絵本作家フェスタもいよいよあしたまでじゃ。

そ〜んな、いくヒマないけんゆーひともだいじょうぶじゃ。

きょねんに引き続き、ウェブサイトでも展示をやっとるけん。

わかりやすいドメインもありますけん、” 絵本作家フェスタ.jp "にアクセスじゃい！。

ただなー、ひとつモンダイなんは、わしの絵本が画角の都合で掲載できんけん。

じゃけん、わしの作品を見たいひとは、ギャラリーにこんといかんけん。

んでも、それじゃあウェブ展示になんも出せんコトになるけん。

それで新たに描き下ろすコトになったのじゃ。

タイトルも同じ「雪鶴」なんじゃが……。



ギャラリー版と違うて、ずいぶんゴージャスになっとるけん。

まったく別のハナシでのう、時代的には１００ねんくらい隔たっとる。

とはゆーても、ギャラリー版との接点もあるけん、両方見れるひとは探すといいけん。



まーゴム紐売りのハナシじゃないコトは確かじゃ。

気になるひとは、” 絵本作家フェスタ.jp "から参加作品を選ぶがいいけん。

歩いてみるがいいけん

　さてさて、絵本展やっとるギャラリーは吉祥寺からバスがベンリじゃ。

じゃが、歩いていけん距離でもないけん。

サンポにちょうどいいけん、立ち寄るときの参考にするがいいけん。

写真はフェスタのフェイスブックからの引用じゃが、鎌倉頬袋で作っとるけんいいじゃろ。

まずは北口を出て、ダイヤ街に入るけん。



アーケードを抜けたトコロが東きう百貨店。

ゴミ収集車が落っこちたのはすぐ近くじゃ。

昭和通りを進むと女子校があって、平日は目の保養になるんじゃが〜。



その先のポストカード専門店は、覗いてみると楽しいけん。

その先まっすぐ進んで適当なトコロで右折、五日市街道に出たら三鷹方面じゃ。

成蹊大学を過ぎたら、ちょっと庶民的な街並みになるけん。



フンイキのある神社でお参りしてのう。

マナーにうるさい弁当屋さんでランチでもいいけん。



ちなみにココのオーナーさんは、ネコ好きで有名な方だとか。

んでも、もうひと踏ん張りでギャラリーじゃ。

武蔵野市民会館のトナリ。



おおよそ１キロちょっと、コロナ太り解消じゃけん！。