ハロウィンじゃけん

「かあちゃ～ん、ハロウィンのかざり知らんかのう……」

「さあ？、よく探しなさい」

「カレーにしたり、サラダにしたり、コロッケにしたり、スープにしたり、グラタンにしたり、ほうとうにしたり、パイにしたり、ぜんざいにしたり、ニョッキにしとらんかのうっ！」

「カレーにもサラダにもコロッケにもスープにもグラタンにもほうとうにもパイにもぜんざいにもニョッキにもしないわよ。それよりごはんできたよ」

－きょうのレシピ　４人前
かぼちゃ１／４個
タマネギ１／４個
ニンニク１片
干しえび大さじ１
ココナッツミルク２００ｃｃ
塩
コショウ

○かぼちゃはひとくち大、タマネギは薄切り、ニンニクはみじん切りにするけん。

○フライパンにココナッツオイルを入れて温めるけん。

○タマネギ、ニンニク、干しえびを炒めるけん。

○ニンニクに焼き色がついたらかぼちゃをいれるけん。

○かぼちゃに焼き色がついたら、ココナッツミルクを少しずつ加えるけん。

○フライパンにフタをして、１５分から２０分、弱火で煮込むけん。

○同じ径のフライパンを重ねるとオーブン効果でほくほくになるけど、ヤケドに注意じゃけん。

○塩で味を整えるけん。

○お好みでコショウをかけるけん。

○冷めると油分が固まるけん、すぐに食べないときはオリーブオイルを使うといいけん。



「どこにいったんかのう、わしのジャック・オー・ランタン……」
(ほらほらほらほらほらほらほらほらっ、ことしも皿の上にっ!!!)

フロ好きじゃけん

　温泉好きならお気にいりのフロのひとつやふたつあるじゃろう。

それに用途やフトコロ具合に合わせて使い分けるコトもあるけん……。

箱根のようにせまい範囲にいろんな温泉がまとまっとると、選択もハバも広がるけん。

天気のいい日には景色のいい露天ブロ、疲れがたまっとるときは効能を重視とか……。

わしは白濁の硫黄泉が好きじゃけん、芦之湯や強羅にコレっちうフロがあるけん！。

でも、もうちょっと気軽に入れる格安の温泉もありますけん！。

トコロが、きょねんの噴火で仙石原にあったそんな温泉が軒並み廃業に追い込まれとるけん……。

大湧谷から引いとる温泉が天然温泉かどうか疑問はあるんじゃがのう……。

そこで、ほかに安うはいれるトコロはないか調べてみたんじゃが、二の平温泉が目にとまったけん！。

ココは小涌谷と強羅に挟まれた小さな温泉街で、彫刻の美術館でおなじみじゃろうか？。

温泉地としては、どっちかっちうとマイナーかのう……。

でも５００えんくらいで入れるおフロもあって、穴場っぽいけん！。



ああ〜、いい湯じゃあ〜……。

やわらかいお湯で疲れもとれるけん〜……。

最先端じゃけん

　なんでもこのトコロ、なつかしのカセットテープがはやっとるそうじゃけん！。

カセットテープなんてちびっこにはわからんじゃろう。

そのムカシ、ＭＰ３もｉＴｕｎｅｓもなかった時代にみんなが使うてたメディアじゃけん。

スマホみたいなデッキを持って、みんな音楽を持ち歩いとったんじゃ。

なんでいまさら〜と思うとったんじゃが、コレには懐古主義だけじゃない理由があるけん！。

ジツはデジタルオーディオちうのはひとが聞こえん波長をカットして、データ量を削っとるけん。

トコロがアナログデータには不可聴音域も再生されとるけん、音に深みがあるとか……。

音質は下がるけど、味のある音が出せるそうじゃ。

それから曲のスキップができんけん、アーティストが聞いてほしい曲順でしか再生できんけん。

アルバムに込めたメッセージやテーマをそのまま届けられるけん、こだわるミュージシャンも多いけん……。



わしのチョロＱにはちゃんとカセットデッキついとるけん！。

もっともテープを持っとらんけん、外部入力のアダプターでｉＰｏｄ聞いとるんじゃが〜……。

エンブレムじゃけん

♪むすびカリガネめでたけれ〜、むすびカリガネめでたけれ〜、

カ〜リガネ〜ヤ〜、カ〜リガネ〜ヤ〜……。

いよいよクライマックスに近づき、しだいに落日感をだしとる大河ドラマ！。

その人気にあやかって、鎌倉の”侍気分”で手に入れたんがこのトートじゃけん。

結び雁金は真田家の家紋。

ん〜、六文銭じゃあないって？。

アレは戦時下のもので、平時はこのちょっとかわゆいのを使うとったそうじゃけん。

で慶事に使う州浜ちう家紋もあって、使い分けとったけん。

で、このトートなんじゃがデニムでできとって丈夫じゃけん。

もちろん真田紐を使うとるけん、佐助がよじ上ってもだいじょうぶ！。

んで、ケータイを入れるのにちょうどいいポケットには〜……、



となっとるけん！。

脱吉原じゃけん

「たけくらべ」の絵本化に取り組んどるわし……。

やっぱりネックになるんはその舞台が吉原っちうコトじゃけん。

なにしろ江戸時代からの伝統があり、いまだに風俗店が立ち並ぶ歓楽街……。

むちゃくちゃやっとるようで、そーゆー社会通念については考えるわし……。

この原作から吉原ちう世界を取り去ってしもても、主人公の恋愛劇として成立せんじゃろうか……。

ん〜、ちょっと難しいけど、別のシチュエーションでの「たけくらべ」もありえるじゃろう。

よーするに、独自の閉鎖的な環境があればいいけん！。

それでオトナの力関係がコドモの社会に影響しとるような……。

う〜ん、難しいのう〜……。

もういっそひらきなおって、オトナの絵本にしてしまうか！。

山ガールじゃけん

　田部井淳子さんが亡くなりましたけん。

いまでこそオナゴが山に登るのも珍しうないんじゃが、その世界をひらいたのがこのひとでしたけん。

いわば、山ガールの元祖じゃけん！。

この数ねんはテレビの露出も多くて、ちょっとタレントみたいになっとったんじゃがのう……。

でもジツは、と〜んでもない経歴の持ち主じゃけん！。

なんかこう、おとなりの気のいいおばちゃんっぽく見えるのに、世界ぢうの山を登り続けとった一流のアルピニストじゃけん。

わしがどれだけがんばっても、このひとにはとても追いつけんけん。

巨大な未踏峰のようなひとでしたけん！。

ちうワケでのう、わしも追いつけんまでも近づけるように精進せんといかんのう〜……。

もっと高く、空に近づけわし！。

めざわりじゃけん

　箱根の旧道を駆け上った日のコトじゃ……。

元箱根の街中で爆音あげとる連ちうがおったけん！。

てっきり絶滅したと思うとったんじゃが〜、いまだに臆面もなくあんなこっぱずかしいカッコしとるんじゃなぁ……。

珍走団じゃ！。

うっそうとした森と静かな湖がダイナシじゃい！。

あいつらブーブーうるさいけん、はようどっかいってほしいんじゃがのう……。

コレがなかなか立ち去らんけん……。

ひょっとしてはよう走るの苦手なんかのう……。

バイクの運転へたっぴなんか！。

ボンドカーじゃけん

　こないだカーＳ.Ｏ.Ｓ.ちう番組を観とったんじゃが、俳優のロジャー・ムーアがゲストで出とったけん。

ロジャー・ムーアちうたら００７シリーズで長らくジェームズ・ボンドを演じたひとじゃけん。

カレのボンドは、特別スマートでユーモアとウィットにとんどったけん。

シリーズにはボンドカーいうて特別装備をほどこしたクルマが出てくるんじゃが、カレはロータスちうスーパーカーに乗っとるけん。

海に飛び込んで潜水艇になるちう、映画史に残る名シーンもあるけん！。

そのロジャー・ムーア……、

いまプライベートで乗っとるクルマがスマートなんじゃと……。

それも、高級リゾート地のモナコでのう……。

やっぱり、イジェクトシートとかマシンガンとかついとるんじゃろう。

潜水艇になるとかのう。

わしのクルマにはついとらんのか？。

路面にオイルをぶちまけたコトはあるんじゃが〜……。


Car S.O.S. - Season 3

登山電車じゃけん

　結局、芦之湯経由で小涌谷まで歩いたけん。

んで、二ノ平温泉でし～っぽりしたけん。

知っとるようで、箱根はまだまだ奥深いけん！。

旧街道じゃけん

　ちうワケでのう、箱根にきたんじゃが～、

まー２時間半くらい旧街道を歩くはめになったけん。



こんなカッコできて正解だったけん！。

　それはそうと、箱根湯本までのバス代が９６０えん～？。

歩いて帰らんとのう……。