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気がついたら、あやしい広島弁で書いとったけん。ネコとかスローライフとか部屋の片づけとかの日記ですけん。

防災するけん

2021-06-03 09:00:16 | Weblog
 ニッポンは世界の10%の活火山が集ちうしとるといわれとるけん。

それだけに、噴火の被害もしょっちう起きとるけん。

最近でいえば、戦後最大の死者数をだした木曽御嶽山。

それからスキー場で死傷者を出した草津白根山。

忘れられんのが、島原半島の雲仙普賢岳じゃな……。

亡くなった43にんの中に、驚異の映像を残してきた火山学者クラフト夫妻が含まれとるけん。



火砕流と噴石ちうのが、ひとが死んじゃう原因の大半じゃけん。

その火砕流を、初めて映像で記録したちうコトで、普賢岳は重要なんじゃね。

走って逃げられんスピードに恐怖したんは、わしだけじゃないハズじゃ。

逆に、溶岩で人的被害が出るコトはないじゃろう……。

んでもコンゴのニイラゴンゴ山の噴火で、その認識を改めんといかんようじゃ。

大勢の死者の大半は、避難ちうの事故らしいんじゃが、そうでないひともおるけん。

この火山の溶岩は恐ろしく流動的で、流れる速さは時速60キロ以上ですと。

原付バイクじゃあ追い付かれるけん。



火山噴火みたいなナチュラルディザスターには、わしらが抱いとる常識は捨てたほうがいいけん。

百戦錬磨の火山学者が火砕流に巻き込まれた雲仙普賢岳は、その教訓じゃ。


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