edvvc - photo taken by edvvc. Source: Flickr, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1175077による
いきなりじゃが、物理のハナシじゃけん。
空気の流れが速いトコロと遅いトコロじゃあ気圧差が生じるけん。
この気圧差の間にある物質は、気圧の低い方に移動するけん。
そんな流体力学を利用したんが、ヒコーキの翼じゃけん。
それじゃあ翼をひっくり返すとどうなるか。
地面に押しつける力になるけん。
ジドーシャの場合、タイヤのグリップが速う走ったり安全に関わるけん。
ダウンフォースを得るために、エアロダイナミクスの技じつが追きうされとるけん。
最近のクルマは下側を真っ平らにしとるけん。
空気の流れをよくして吐き出されるようにして、気圧を下げるためじゃ。
これで気圧差を作って、クルマを地面に押しつけるけん。
コレを突き詰めていくと、クルマの形体がひっくり返した翼になっていくのじゃ。
それがグラウンドエフェクトカー、70ねん代後半に登場したフォーミュラカーじゃけん。
じゃがコレは双刃の剣。
クルマの安定を空気に依存しとるワケで、バランスが破綻すると危険度が増すけん。
結果、エフワンの世界で大事故が増えてしもうたけん……。
この時の規制がだんだんエスカレートして、モータースポーツがつまらないものになっていったのじゃ。
じゃが、ことしからグラウンドエフェクトカーがエフワンに復活したけん。
厳密には過去のものと違て、より安全なものになっとるけん。
じゃがのう、こーゆー技じつをわしらのクルマにフィードバックせんといかんけん。
走る実験室じゃ。
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