春休みのデッサン室

春休みのだれもいないデッサン室。
ぼんやりしながら北九州のあれこれ、デッサンしてみましょう…

北九州ブランド/吉志林道のバードウオッチング

2009年06月15日 | 北九州ブランド
6月14日(日)門司区吉志というところで日本野鳥の会北九州支部の探鳥会があり、参加しました。


いまからこのコースを行きます。



美しい緑の道に入って行きます。森林浴ですね。フィトンチッドが待っている。

このようにたいへん緑が濃いわけですが、実はバードウオッチングにはあまり適していないのです。
というのは、野鳥の鳴き声はよく聞こえますが、木々の葉がよく茂っているので
鳥の姿が見えにくいのです。



大きな貯水池が現れました。農業用のため池ですね。

今回のこのブログ、写真がけっこう多い。だから文章は控えめに、どんどんいきます。



オオルリ(デジタル図鑑)が高い木立の上にいました。

この写真はトリミングしていますが、鳥までかなり距離があるのです。
持っている望遠ではこれが限度。
オオルリはお気に入りの木の上にいます。だから飛び去ってもまたそこに戻ってきます。


イノシシのワナがありました。

 
「まむし草」と「豆づた」

今回は野鳥の観察はイマイチでしたが、参加された会員にたいへん植物に詳しい方がいらっしゃっていろいろ教えていただきました。


「へびイチゴ」です。名前に「へび」と付いていますが毒があるわけではなく、食べてもおいしくないだけ。

人間はどうでもいいものにはヘビとかカラスとかイヌ、バカなどと失礼な名前をつけるようです。
でもとても美しくかわいい植物です。

 
左が「ミツバアケビ」、右が「アケビ」。
ごらんのようにミツバアケビの葉は三つ葉ということです。はじめて知った。


これは「定家かずら」。
「新古今集」の撰者でもある藤原定家に由来する植物。
定家と深い契りを結んだ女性(式子内親王)が亡くなって、その女性を恋い慕う定家の思いが「かずら」となりその墓を覆ったという謡曲があります。
その謡曲に由来する名前といわれています。

今回は野鳥より野草というか、植物の勉強になりました。
教えてくださった方のお名前を伺いませんでしたけれど、たいへんお世話になりました。
また、観察会でお目にかかったらお礼をいわなきゃいけません!

帰り、先ほどの貯水池に戻った時、姿は見逃しましたがカワセミが鳴いて飛びました。
ブログを始めるにあたり、野鳥の写真をたくさん…のリクエストを頂いておりましたが、
ずばり無理!
植物や昆虫と違って、野鳥はど~してもナガタマ、かなり焦点距離の長い望遠レンズが必要なのです。
これは…とってもとってもお高いのです。

●吉志林道での観察リスト
トビ、サシバ、キジバト、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、キビタキ、オオルリ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カワラバト、ソウシチョウ、ホトトギス、センダイムシクイ、エナガ、キジ、ヤブサメ、カワセミ

姿が観察できたのと鳴き声だけのとありますが以上です。
野鳥の姿はデジタル図鑑をご覧ください。

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いただいたコメントへの返事のやり方がよくわからなくってご迷惑をおかけしましたが、もう大丈夫です。