毛津有人の世界

毛津有人です。日々雑感、詩、小説、絵画など始めたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

強制わいせつ罪 その2

2025-02-09 22:50:41 | nude

強制わいせつ罪などで身を亡ぼす前に一度日本脱出を考えてみてほしい。日本は異常な社会でその2割程度は精神科の治療が必要なのではないかと僕などはいつも考えている。子供時代からあまりにも抑圧された世界で生きることを余儀なくされてきたからだ。小学生が夜の9時まで塾で勉強しているなんて僕の知る限り外国では見たことがない。最近はどうしたことか風俗店が僕の街からも姿を消して僕などは今の若者はどうして性衝動を処理しているのか全く見当がつかない有様だ。京都の寺町通りに信長というポルノショップがあって若者から中年迄結構出入りが激しいので、僕はその隣のコンビニの前でタバコを吸っていた時ふと覗いてみたくなって入場してみた。一階はポルノビデオや写真本で埋め尽くされていたようにおもう。2階に上がると様々な性のおもちゃが販売されていた。すべて効率よく自慰行為を愉しむためのものばかりだった。3階に行くとダッチワイフがたくさん展示販売されていた。今の若者はそういう店に出入りして性のおもちゃを数種類買い集めて帰ることにいささかもてらいを感じていない風だった。僕はそういうおもちゃを買いあさる若者の気持ちが全く理解できないのだが、今のようにインタ―ネットでポルノが実質解禁されている時代にまだそんなおもちゃが必要なのだろうか。それは単に想像力の欠如か、はたまたそのおもちゃによって快楽がいや増すのか、小生には見当もつかないことだった。しかし実に不健康であるなあと感じたことだけは確かである。そんなことに青春の大事な時期のどれほど多くの時間が消費されるのかと考えたら哀れを感じる以外に何もなかった。おそらく日本で今待たれているおもちゃはサイボーグの人形でこういった孤独な若者に奉仕してくれるセックスドールなんだろう。それができれば爆発的に売れるに違いない。しかし本当の性の楽しみが得られるのは烈しい恋愛の熱情を通じてなのである。これを欠く性行為は行為後に底知れない敗北感退廃感絶望感を味わうことになるだろう。しかし僕はそんなおもちゃで遊ぶ陰湿な世界よりも日本を飛び出してもっと明るい日差しの中で性の歓びを享受できるような体験を若者にしてもらいたいとおもうのである。どうせ非正規雇用で働いているのなら一年くらい日本を空けたって何の不都合もないではないか。井戸の中の蛙にならないで面白い体験をいっぱいしてほしい。日本にいればやがては産業廃棄物になるのが落ちである。

油彩 54x38cm 2015年

 


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