
無垢で善人なラザロ。善人だからみんなの言いつけを何でも聞いて、なんでも請け負い、赦す。
でも善人過ぎて悪い言いつけも聞いちゃう。
まあ、そんな愚かにも見える善人なラザロは不老不死か?というような聖人のようなファンタジー要素も入る、ちょっと変わった映画だった。
舞台は洪水をきっかけに孤立したイタリアのある村。
孤立状態にあるため、小作人制度が廃止されたことを知らない村人たちは侯爵夫人から搾取され続ける…っていうところから始まる。
この村が、タバコを栽培しているんだけど、何というか奇岩…山?壁?
何だかちょっとこわいけど見てみたいような興味深い地形の土地。
このような事件が実際にあったらしく、この詐欺事件から着想を得てこの映画を作ったそう。
侯爵夫人のイケメン息子は痩せ痩せでジャンキーみたいだけど、伊勢谷友介みたいでかっこいい。
イタリア人(?たぶん)に似てるなんて伊勢谷友介は改めてかっこいい

でもこれが十何年後かもっとか経つともはや面影もない(別の俳優さんだからだけど、それにしてもだよ


すごい面白かった!というほどではないけど、何とも言えず、他の作品もやっぱりちょっと見てみたくなった。
原題はわからないけど、内容からすると邦題はかなりシニカルだと思います
