20代の女性トラックドライバーが、X(twitter)で2024年問題についてのアンケートをしていました。
内容は、働き方改革により4月から給与が下がった場合、今のドライバー職を辞めるか否かについてです。
ちなみに、トラックドライバーのアカウントのため、回答者の多くは同じトラックドライバーと仮定します。
すると、辞めると回答したドライバーが59%で、辞めないは41%という結果になりました。
ドライバーさんへ
— 佳奈 (@t_r777k) March 20, 2024
4月から給料下がったら
運送業やめようと思ってる人
どのくらいいますか?
約6割弱のトラックドライバーが、辞めるとのことです。どおりで最近タンクローリーに転職する話題が多いと思いました。
私は、先日の記事でインターネットで何らかのアクションを起こす人間は、その問題に対するモチベーションが、アクションを起こさない人間よりも高いと仮定しました。
よって、トラックドライバーの場合は最低でも6割のドライバーが辞めると判断していいと思います。
もしも、働き方改革がなかったらこの6割のドライバーは退職を考えなかったかもしれません。
おそらく一気に辞める事は考えられないと思いますが、1、2年をかけて何らかの転職活動を行うのは予想できると思います。
今回の記事で私が伝えたいこと、「予想よりはるかに人材不足が加速しそうです。」と云うことです。
もしも本当に4月から給与が下がる見込みがある場合、これの対策として助成金や補助金で下がった部分を調整しないと、事業の継続や業界の健全な信用維持が難しくなると感じます。
さて、バス業界はどうでしょうか?上記のアンケートとさほど変わりないと思うのであれば、補助金や助成金の活用も必要になると思います。
もしくは業界全体で治外法権のように、一斉に働き方改革に対しボイコットすることも必要かもしれません。
最近思うのですが、バス業界にはユネスコの文化遺産風な、事業文化財保存規制みたいなものも必要に思います。