前回の記事で、運転士、ドライバーの世界は、人間関係に注意という内容を掲載しました。
ただし、ここは日本です。基本的に大多数の運転士、ドライバーは人間的に円満な方が多いです。
一定のラインさえ越えなければ、むしろ、他の業界よりも人間関係構築はしやすいと思います。
私の経験では、あまり人間関係に深入しない方が好かれる傾向にあると感じます。
よく両親や祖父母の世代のか他から、会社や人間集団に所属したら 「挨拶だけはしっかりしましょう。」と言われた記憶があると思います。
ある意味それだけ愚直に行ってさえいれば、問題のない業界です。
変に「スケベ根性」をおこして、誰かと親しくなりたいや会社の女性ドライバーと付き合いたいなどと、深入りするからおかしなことに巻き込まれるのです。
本当に笑顔で挨拶するだけで、ノープロブレムですのであまり気負いしなくてもよいと思います。
問題は、若い新人が入ってくるとやたら笑顔で「何でも分からないことが有ったら、聞いてね!」とばかりに親切さを装い近づいてくる「ヤミ校」みたいな人です。
厳しい指導が続くなかで、この様な話があるとついついついていきたくなる気持ちも分かりますが、実はこれが一番危険な入り口だったりします。
本当に指導力や人間性を会社から買われている場合、こういう人は既に指導員などの責任ある役職についてるはずです。
何らかの問題があるから、会社からも「札付き」と距離を置かれているケースが散見されます。
この様な人には邪険に対応はせず、「ありがとうございます!」と元気に挨拶して必要以上近寄らない方がいいです。
そうしないと、気が付いたら「別の仕事をしていた。」なんてことにもなりかねません。
基本的に運転士、ドライバーの仕事は挨拶さえしっかりしていれば問題のない業界で、他の業界よりも仕事上の人間関係構築は、容易です。
そのため、何か問題が起こるとすると、その本人にも問題があると考えるべき業界でもあります。
この業界は営業マン経験者や接客業経験者などの人と接することに慣れた方が、最初は警戒されて距離を置かれがちです。
しかし、ある程度勤務を継続していき問題なしと周囲が判断すれば、「大出世!」するのもこの様な人です。