旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

整理

2013年04月13日 08時01分30秒 | Weblog

新年度になって初めて休日らしい休日を迎えた。ようやく本の整理ができそうだ。

今年にはいって、幕末から明治について書かれた新書を30冊以上買った。「幕末の長州」「幕末の薩摩」(中公新書)、岩崎彌太郎と渋沢栄一に関わる3冊、「徳川慶喜」「岩倉具視」「西郷隆盛」上・下(中公新書)に改めて目を通しておきたい。明治を生き、2・26の凶弾に倒れた「高橋是清」(中公新書)も興味深い。

まるで「われらの時代」の思索史のような佐伯啓思著「学問の力」(NTT出版)は、多分に教科書的な記述で深さこそないが、同じ時代を呼吸したからであろう、親しみがわく内容だ。少し世代が若い方に傾く。大澤真幸著「思想のケミストリー」(紀伊国屋書店)もほぼ同様だ。

制度教育の門外漢だ。教育関係では戸田忠雄著「ダメな教師の見分け方」(ちくま新書)、岩本茂樹著「先生のホンネ 評価・生活・受験指導」(光文社新書)、中井浩一著「大学法人化以後 競争激化と格差の拡大」(中公新書ラクレ) が解りやすい。制度教育の世界は泥沼だ。

私の場合、本の整理はジャンル別に行う。